焼き芋やさんの石焼き芋って、甘くて美味しいですよね。
自宅であの味を再現させてみようと思っても、ボソボソになってしまったりなかなか甘いさつまいもにならなかったりしませんか?
蒸し器を使わずに、電子レンジで簡単にさつまいもを蒸す方法を紹介します。
ちょっとしたコツで、電子レンジでも甘いさつまいもがつくれるんですよ。
甘いさつまいもを作るための、電子レンジでの蒸し方や蒸し時間の目安を紹介しますね。
さつまいもはレンジで何分?
さつまいもを甘く蒸すのに一番重要なのが、「ゆっくりと時間をかけて加熱していくこと」です。
レンジで蒸す場合は、電子レンジは弱モードに変更します。
通常は500W~600Wで使用されると思いますが、さつまいもを蒸す場合は150W~200Wくらいがベストです。
最近の電子レンジだと、生解凍モードがあるのでそれでも良いでしょう。
さつまいも100gあたり6分を目安に加熱してください。
竹串を刺してスッと入れば完成です。
さつまいもに含まれる酵素は、熱によってでんぷんを分解し麦芽糖となり甘さとなります。
この酵素が1番良く働く温度が、65℃~75℃なのです。
この温度をできるだけ長く保つことができれば、その分さつまいもは甘くなります。
ですから温めた石で、ゆっくりと火を通されたさつまいもはあんなに甘いんですね。
一気に加熱するのではなく、じっくりと蒸すことができれば、焼き芋やさんのあの甘いさつまいもを再現できるのです。
さつまいもの茹で方 丸ごとレンジで蒸す方法
焼き芋やさんの石焼き芋って本当に美味しいですよね。
お家でも、あの甘いさつまいもを再現できる方法を紹介します。
自宅で、さつまいもを蒸す場合、蒸し器を使わなくても電子レンジで簡単にさつまいもが蒸せます。
さつまいもの蒸し方 レンジで蒸す方法
- さつまいもをしっかり洗って、フォークで数ヶ所穴をあけます。
- さつまいもを濡らしたキッチンペーパーかクッキングシートでくるみます。(新聞紙でも大丈夫です)
- その上からラップで密封するように包みます。
- 耐熱皿にのせて、レンジの弱モードで加熱します。
加熱する時間は、さつまいも100gあたり6分を目安に加熱してくださいね。
さつまいもをレンジ蒸すときに、ラップだけですと加熱していく過程で水分が飛んでパサパサとした仕上がりになってしまうので、必ず濡らしたキッチンペーパーで包むことが重要です。
レンジで蒸して柔らかくなったさつまいもは、お好みでトースターやフライパンなどで焼き目を付けても美味しいですね。
レンジで甘いさつまいもにするポイント
- ラップの前にキッチンペーパーやクッキングシートなどで包むこと。
- 電子レンジはできるだけ出力を抑えること。
まず、初めて電子レンジでさつまいもを蒸す場合は、小さめのさつまいもでやってみると失敗がありません。
あまり大きいさつまいもだと、なかなか火が通らないので、加熱時間などコツを掴むまでは小さめのさつまいもで行うことをおすすめします。
また最近は、手軽に石焼き芋が作れるスチーマーなども販売されているので、試してみても良いかもしれませんね。
さつまいもの茹で方 レンジで蒸し方と蒸す時間
私が子どもの頃家で食べていたさつまいもは、お茶なしでは食べられないくらいパサパサで、それが焼き芋だと思っていました。
ある時石焼き芋を食べて、こんなに甘いさつまいもがあったんだと衝撃を受けたのを覚えています。
あの甘いさつまいもが、自宅で簡単に楽しめると嬉しいですよね。