山芋って買ってきても、1日で食べきれないで残ってしまうことってありますよね。
そんなときの山芋の保存方法について紹介します。
丸のままの山芋や、切ってしまった山芋、すりおろしてとろろにした山芋など、それぞれ保存の仕方で日持ちが違ってきます。
それぞれに適した保存方法や、保存できる期間、傷んでしまった山芋の見分け方について説明しますね。
残ってしまった山芋も上手に保存して、最後まで美味しく食べたいですよね。
山芋の保存の仕方
山芋の保存の仕方では、丸のままで全く手をつけていない場合と、カットしてしまった場合で保存の仕方が違います。それぞれについて保存方法を説明していきます。
丸のままの山芋の保存方法
山芋は最初に土を払いたくなりますが、保存する場合は土をつけたまま保存します。
山芋についている土を取り除くと早く味が落ちてしまいます。
山芋を丸のまま保存するときのポイントは、山芋が土の中に居た時と似た状況を作ってあげることと乾燥させないことです。
ですので、丸のままの山芋は直射日光の当たらない暗くて涼しい場所で保存します。
土も皮もついたまま、新聞紙にくるみます。こうすることで乾燥やムレを防ぐことが出来ます。
さらにビニール袋に入れると、山芋の水分が適度に保たれます。
新聞紙で包みビニール袋に入れた山芋は、1ヶ月は保存が可能です。
さらに 暗くて涼しい場所でおがくずに入れて保存することもできます。この方法だと2ヶ月半〜3ヶ月もの間保存出来るようになります。
切った山芋の保存方法
カットしてある山芋は、カットしたところから傷んでいきます。
ですので、切ってある山芋は、カットした部分をペーパータオルなどでふき、切り口が完全に乾ききったらラップでしっかりと包み、ポリ袋にいれて野菜室で保存します。
こうすることにより、長く保存出来ますが、味や風味は日に日に落ちていくので、切った山芋は早めに食べた方が良いですよ。
山芋のとろろの保存方法
山芋をとろろにして余ってしまうことってよくありますね。
そんな時は とろろに酢を少量いれて混ぜ、冷蔵庫で保存すると変色も防いでくれます。
私は時間が経った時にはお好み焼きに混ぜたり、焼いたり揚げたりして食べています。
しかし、すった山芋は冷蔵庫だとあまり日持ちはしません。残った山芋のとろろをすぐに食べる予定がないときは、冷凍することをおすすめします。
山芋のとろろの冷凍方法
山芋はもともと日持ちするので、丸のままやカットしたものを冷凍することは、あまりありません。そのままの山芋は、あまり冷凍には適していません。
山芋を冷凍したい場合は、すりおろしてとろろにした常態で凍らせるのがベストです。
山芋をすりおろしたらフリーザーバッグにいれて、薄く平らに伸ばします。それを金属トレーにのせて冷凍します。
山芋のとろろにだし汁を入れてから冷凍すると、水っぽくなってしまうので、山芋のとろろを冷凍するときは、何を入れずに冷凍してくださいね。
凍った山芋のとろろを解凍するときは、フリーザーバッグのまま流水解凍をするか、レンジで半解凍してから自然解凍をします。
冷凍するときは、小分けにしておくと使いやすいですね。
山芋の保存期間
山芋をすりおろした状態で、冷蔵庫で3日ほど日持ちしますが、早めに食べた方が良いでしょう。
冷凍保存する場合は1ヶ月は持ちます。小分けして冷凍するとちょっと使いたいときに使えて便利ですよ。
丸のままの山芋は常温保存でよいのですが、室温が25度以上であれば野菜室での保存の方がよいです。カットしていない山芋を冷蔵庫で保存する場合は野菜室で保存すると約1ヶ月保存出来ます。
カットした山芋の場合は冷蔵庫で1週間は保存できますが、冷蔵庫でもカビが生えたりすることがあるので、早めに食べるようにします。
我が家も冷蔵庫に入れておいても、気付いたらカビが生えていたこともありました。
山芋が傷んでいるかの見分け方
山芋が傷んで食べられない状態のときは、
- 異臭がする
- カビが生えている
- 茶色がかっている
- 柔らかくなっている
- ドロドロしている
- 萎びている
このような場合は、山芋が傷んでいるので食べないようにしてください。
山芋の保存方法 まとめ
丸のままの山芋は常温保存ができますが、室温が25度を超える場合は冷蔵庫に入れて保存します。
カットしてある山芋は、痛みやすいので冷蔵庫で保存して1週間で食べきるようにします。
山芋をすりおろしてから保存する場合は、冷蔵庫では約3日、冷凍庫で約1ヶ月保存できます。
食べきれない山芋は、正しい保存方法で少しでも日持ちさせて、無駄にならないようにしていきたいですね。