便秘がちだけど薬はあまり飲みたくないですよね。
プルーンが便秘に効果があると言われているのを聞いたことがありますか?
プルーンは便秘解消に即効性があるのか、またどのようにプルーンを食べると便秘に効果があるのか、プルーンを食べる量や食べる時間帯などについて、お話ししていきたいと思います。
便秘の原因には偏った食生活や無理なダイエットなどの他に、ホルモンバランスの乱れであったり体質など様々な原因があります。
また、便秘は男性よりも女性に多いのも特徴ですね。
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プルーンは便秘解消に即効性はある?
プルーンは便秘解消に即効性があるのかというと、便秘薬のような即効性はありません。
しかし、食べたものを豊富な食物繊維の力で腸を動かし自然にお通じがくるようにしてくれますので、慢性的な便秘の場合は毎日プルーンを食べ続けると良いようです。
プルーンには食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維には「水溶性の食物繊維」と「非水溶性の食物繊維」の大きく分けて2つの種類に分けられますが、プルーンにはその両方ともがバランスよく含まれています。
「水溶性の食物繊維」の特徴は、腸の中で水に溶け消化管をゆっくりと移動して便を柔らかくして出しやすくする働きがあります。
一方「非水溶性の食物繊維」は、水に溶けることなく水分を吸収して膨れるため、超壁を刺激し腸の動きを活発にします。
プルーンで便秘解消するには何粒食べる?
プルーンには粒のままや液体、粉などいくつかの種類があります。
中でも粒タイプのドライプルーンは食物繊維をよく摂ることができるので、便秘解消には効果が高いと言われています。
頑固な便秘だからと言って、一度にたくさんのプルーンを食べるのはおすすめできません。
プルーンはカロリーや糖分もやや多めですので、毎日たくさん食べていたら体重が増えてしまうこともあります。
また、プルーンには「ソルビトール」という成分が含まれています。
そのソルビトールというのは便秘薬や下剤にも使用されている成分ですので、食べすぎてしまうとお腹が緩くなりすぎてしまう可能性もあります。
美味しいからといってプルーンは食べすぎないように注意して下さいね。
ドライプルーンを食べる量は、1日に2~3粒が適量です。多くても5個までにしておきましょう。
プルーンを便秘のときいつ食べるのが効果的?
プルーンで便秘解消を期待するなら、食べるタイミングもポイントとなってきます。
夕食後に食べることで、プルーンに含まれる成分や食物繊維が働いて、朝にはお通じが起きやすくなります。
朝にゆっくりトイレに入る習慣がないという人は、朝食後に食べることで夜にお通じが起きやすくなりますので、自分のゆっくりトイレに入れる時間でプルーンを食べる時間を調節してみて下さいね。
更に便秘解消の効果を高めるには、プルーンと一緒に水分を摂ると良いと言われています。
しかし、水分と言っても「タンニン」という成分が含まれているコーヒーや紅茶、緑茶などと一緒に食べてしまうと、鉄分の吸収を阻害してしまうので避けましょう。
できればミネラルウォーターや白湯と一緒にプルーンを食べるようにして下さい。
便秘がひどい時は、整腸効果のあるヨーグルトや豆乳と一緒に食べるのもオススメですよ。
便秘解消にプルーンを効果的に食べる方法 まとめ
ドライプルーンは食物繊維が豊富で、水溶性の食物繊維と非水溶性の食物繊維がバランスよく含まれているので、便秘解消にはもってこいのドライフルーツです。
特に便秘しやすい妊婦さんは薬が飲めないので、便秘でお腹が張って苦しい思いをしている人も多いと思います。
薬が飲めない妊婦さんや子供の便秘解消には、栄養価も高いプルーンを試してみるといいと思います。
美味しくて何個でも食べたくなってしまうプルーンですが、食べすぎも良くありません。
適量を守れば便秘解消はもちろん、美容効果や貧血予防など嬉しい効果が期待できますので、便秘がひどいけど便秘薬を飲まずに治したい!という人にはとてもおすすめです。
便秘解消に、ぜひ試してみて下さいね。