ゴーヤは独特な苦味があるので、苦手という人も結構いますよね。
でも、ゴーヤは栄養がいっぱい!夏バテ予防にもなるし、食べないともったいないんです。
下処理や調理法で苦味が軽減される方法もありますので、不快ではないくらいの苦味になり、子供でも食べやすくなりますよ。
また、近年注目されている「緑のカーテン」で、ゴーヤを育てているという方も多いですよね。
ゴーヤは暑い南国の植物なので、暑さに強く病気にもなりにくいので、緑のカーテンにピッタリなんです。
緑のカーテンで育てたゴーヤの食べ頃の見分け方や、ゴーヤの苦味を和らげる方法、我が家の子供に人気のゴーヤの料理の作り方を紹介します。
緑のカーテンで育てたゴーヤを美味しく食べたいですね。
ゴーヤの苦味を軽減する方法
ゴーヤを下処理する時に、「ワタが苦いのでしっかり取り除きましょう」と聞いたことがありませんか?
私もどうしても子供にゴーヤを美味しく食べてもらいたくて、ワタを白いところがなくなるくらい削り取って調理したことがありましたが、実はそのワタは苦くないんです。
ゴーヤのワタは苦くないというのを教わって、実際ワタをそのまま食べてみましたが、本当に苦くなかったですよ。
では、どこが苦いのかと言いますと、外側の粒々です。
ですので、ゴーヤの二野上が苦手という人は、外側のつぶつぶをピーラーなどで削っておくとゴーヤの苦味が少なくなるんです。
ゴーヤの下処理で苦味を軽減する方法
ゴーヤの下ごしらえで苦味を少なくする方法を紹介します。
- ゴーヤの表面のつぶつぶをピーラーで削り取る
- 縦半分に切りワタを取り除く
- ゴーヤをなるべく薄く切っていく
- 塩揉みに加え、砂糖も塩と同じ量加えて揉む
- 10~20分程度たったら軽く水で流す
- 熱湯で湯通しする
ここまで下処理をしたら苦味が軽減されますよ。
ゴーヤの苦くない食べ方
ゴーヤの下処理の他に、苦みが和らぐ食べ方があります。
ゴーヤの苦味成分であるチャランチンは脂溶性なので、油で炒めたり揚げることによって苦味が和らぎます。
また、たんぱく質である豚肉や卵と一緒に炒めることで、苦味をより和らげることができます。
その他、マヨネーズと和えたり、うま味のあるものと合わせることによって苦味が和らぎます。
ゴーヤの代表的な料理であるゴーヤチャンプルーは、苦味を和らげる食べ方としては、豚肉と卵を使い油で炒めるなど考えて作られたのかな?と思ってしまいますね。
ゴーヤが苦くないおすすめレシピ
ゴーヤチャンプルーの他に、私がゴーヤ料理をすると言ったらコレ!という、子供もパクパク食べてくれる超簡単なレシピを紹介します。
ゴーヤのマヨネーズ和えの作り方
苦味が軽減される下処理が終わったら、しっかり水気を絞ります。
マヨネーズを和え、シーチキンを混ぜたら出来上がりです。
シーチキンの代わりに鰹節で作る時もあります。
ゴーヤの佃煮の作り方
ゴーヤの苦味が軽減される下処理が終わったら、しっかり水気を絞ります。
ゴーヤ2本あたりの分量にしています。
- ゴーヤとちりめんじゃこを油で炒めます
- 砂糖150g、醤油70㏄、みりん少々を加え煮詰めます
- 煮汁が少なくなったら、鰹節といりごまを加え混ぜて出来上がりです。
どちらも子供でも食べやすいレシピです。
ゴーヤの食べ頃の見分け方
緑のカーテンでゴーヤを育てている方も多いと思います。
ゴーヤの収穫の見極めは、案外難しいですよね。
油断していたら黄色くなってしまっていることもあります。
収穫の目安としては、開花した後2~3週間くらいです。
ゴーヤの収穫のタイミング
ゴーヤの食べ頃を見極めるコツは
- 縦に大きくなって成長しているゴーヤが、横に大きく成長し始めます
- 外のイボも大きくなり、とがっていたイボが全体的に丸くなってき始めたら成長が止まりかけている合図です
ゴーヤは成長が止まる直前が一番美味しい食べ頃の時期ですので、逃さないように収穫して下さいね。
ゴーヤの苦味 まとめ
独特な苦みが特徴のゴーヤですが、あの苦味のせいで苦手な人も多いものです。
しかし、あの苦味がクセになるという人もいるんじゃないでしょうか?
子供では、ほとんどの子供が苦いのが苦手だと思うので、苦味を和らげずに食べさせてしまうと、「ゴーヤは苦いから嫌い」となって食べなくなってしまうかもしれませんね。
ゴーヤを料理するときは、下処理で苦味を軽減し、苦味を和らげるレシピで家族みんな栄養をたっぷりとって夏バテに負けない体を作りましょう。
せっかく緑のカーテンで作ったゴーヤも、美味しく食べたいですよね。