寒くなると鍋が食べたくなりますよね。
手軽に作れる鍋ですが、しいたけを入れると味に深みがでて美味しくなります。
お店で食べるような、椎茸の表面に花のような切りこみを入れるだけで、鍋の見た目も豪華になります。
椎茸の飾り切りはとても簡単にできるんですよ。
失敗しないしいたけの飾り切りのやり方を、解りやすい動画で紹介します。
また、しいたけの下処理の方法や鍋に入れるタイミングについても説明しますね。
鍋に入れるしいたけは、ちょっとした手間で華やかになり、お料理上手もアピールできます。
鍋に椎茸を入れるときは、ぜひ飾り切りに挑戦してみてくださいね。
鍋に入れるしいたけの切り方
お店で食べる鍋に入っている椎茸は、お花のような切込みが入っていて、見た目も華やかです。
お家で鍋を作るときも、飾り切りをしたしいたけが鍋に入っているだけで、ちょっと豪華になるので、ぜひ飾り切りに挑戦してみてくださいね。
お料理、初心者さんでも失敗しないしいたけの飾り切りの方法を、わかりやすい動画で説明しますね。
鍋に入れるしいたけの飾り切りの方法
- しいたけの軸をとります
- しいたけの傘を上に向けておき、ガイドになる切れ込みを3本入れます。
- ガイドの線に向けて、両側から斜めに切れ込みを入れて、そぎ落とします。
これで、お花のようなしいたけの飾り切りが出来上がりです。
しいたけは飾り切りすることで、見た目はもちろん、火の通りをよくしたり、味が染み込みやすくなります。
しいたけを鍋に入れる下ごしらえ
しいたけを鍋に入れるときの下ごしらえについても紹介しますね。
しいたけを調理するときは、基本的には水で洗いません。
しいたけだけではなく、きのこ類全般は洗わなくてもいい食材です。洗うことで風味や栄養が落ちてしまいます。
栽培されたきのこ類は、ほとんどゴミはついていないので、洗わなくて大丈夫ですが、天然のものはゴミがついていたり、汚れていることもあり、洗わずに使うのは抵抗がありますよね。
しいたけの汚れが気になるときは、濡らしたキッチンペーパーやふきんなどで軽くふき取るようにしましょう。
私は、椎茸をそのまま使うのは抵抗がありますが、洗って栄養は逃したくないので、ささっと拭いて使っています。
次に しいたけには 傘、軸、石づき があり、これらを切り離します。
しいたけの軸を切り離すには、キッチンバサミでカットするか、傘を抑えながら軸を持ってくるッと回転させねじると取ることが出来ます。
私は雑なので、ねじり方が強く、ひっぱったりしてしまい、しいたけが破けたりすることもあるのですが、丁寧にやれば 気持ちよく軸が取れますよ。
傘は、上の茶色の部分ですね。この傘の裏のヒダヒダにゴミなどが入っていたら、ヒダヒダを下向きにして手のひらに乗せ、上から軽くたたいてヒダに入っているゴミを落とします。
軸とは傘のしたに伸びる棒の部分です。ここは捨てる人もいるかと思いますが、ダシにしたりそのままカットして食べることが出来ます。
軸も頂く場合には、石づきをカットしてしまいましょう。
石づきとは、軸の1番下の部分、原木と接していた部分なので黒く硬いです。
この部分は食べても美味しくないので、切り取ってくださいね。
また、しいたけを料理に使う前に、日光に当てると、旨味がアップしたりビタミンDも増えるので 余裕あるときには試してみてください。
鍋にしいたけを入れるタイミング
鍋を作るときは、具材を入れるタイミングも大事です。
鍋に材料を入れる順番を紹介します。
- 火の通りに時間がかかる、根菜、白菜の芯、人参、ゴボウ、大根など。
- ダシがでる鶏肉、魚介類など。ここでしらたきに味を染み込ませたいので一緒にいれます。
- 少し沸騰しはじめたら、ここでしいたけなどのきのこ類をいれます。
- しっかり沸騰したら、つみれ、肉、牡蠣をいれます。
- 最後にさっと 火を通す ネギや春菊、白菜の葉などをいれます。
きのこは火が通りすぎるとドロドロになります。
また、きのこの旨味は加熱することによりでてきますが、旨みが一番出る温度が60℃〜70℃あたりなんです。この温度を通過させたいがために、きのこをいれるタイミングは、沸騰する前、少し沸騰しはじめたくらいが良いタイミングで入れるといいんですよ。
椎茸を鍋に入れるときのコツ まとめ
椎茸を鍋に入れるときは、オシャレな飾り切りをすると、豪華になります。
また、椎茸の下処理では洗わないのが基本です。
汚れが気になるときは、濡らしたキッチンペーパーやふきんで拭いてから、傘・軸・石づきを切り離します。
椎茸を鍋にいれるタイミングは、椎茸の旨味を1番アップさせる60℃〜70℃、沸騰する前に入れるのがポイントです。
しいたけ一つでも、ちょっとした手間を加えるだけで、華やかで喜ばれる料理になります。
是非、試してみてくださいね。