スーパーで最近良く見かける「モロッコいんげん」って食べたことがありますか?
平べったい形の大き目のいんげんですが、見た目がちょっと硬そうで、私もどうやって食べるのかな?と思っていたんですよ。
でも、食べてみると柔らかく、いろいろな料理に取り入れることがわかりました。
「ひらさや」とも呼ばれている、モロッコいんげんの下処理の方法や茹で時間、相性の良い料理方法について紹介します。
普通のいんげんよりも、下ごしらえも簡単で食べやすいので、スーパーでモロッコいんげんを見かけたら、ぜひ食べてみてくださいね。
おすすめですよ。
モロッコいんげんの食べ方
モロッコいんげんは、見た目の平べったい形から少し硬そうに見えますが、柔らかい食感で少し甘みがあるのが特徴です。
普通のいんげんの料理で定番の「胡麻和え」もモロッコいんげんのオススメの食べ方でもあります。
胡麻と一緒に食べることで、活性酸素による酸化作用を抑えてくれるので疲労回復に役立ちます。
暑い夏に体力が落ちてしまいますので、夏バテ防止に食べるといいですね。
また、モロッコいんげんには油脂類と相性抜群なビタミンA(β‐カロテン)が含まれているので、油を使って炒める料理やかき揚げなどの揚げ物もオススメです。
モロッコいんげんはトマトとも相性が良いので、お肉や野菜のトマト煮の中に入れても美味しいです。
トマトの赤とモロッコいんげんの緑で色合いも綺麗なので、食欲をそそりますね。
モロッコいんげんは、筋が少なく柔らかい食感なので、サラダにしても食べやすいですよ。
味にクセもないので、色々な料理に大活躍します。
モロッコいんげんの下ごしらえの仕方
モロッコいんげんの特徴は、筋がほとんどないことです。
普通のいんげんと違い、面倒な筋取りをしなくてもいいのは嬉しいですよね。
モロッコいんげんの下ごしらえの方法はとても簡単で、他のいんげんと同じように両端をカットします。
カットの仕方は、包丁でカットしてもいいですし、プチっと手でちぎってもOKです。
その時、モロッコいんげんには筋はほとんどありませんが、まれに筋があるものを発見することがあります。
その場合は、他のいんげんと同じように下に引っ張って筋を取りましょう。
モロッコいんげんの茹で時間
モロッコいんげんは見た目は硬そうに見えるので、長めに茹でてしまう人もいるかもしれませんね。
しかし、柔らかいのが特徴のモロッコいんげんは茹ですぎに注意して下さい。
野菜を長い時間茹でると栄養がお湯に流れ出てしまうのと同じで、モロッコいんげんも長く茹でると大事な栄養が逃げてしまいます。
モロッコいんげんには、食物繊維・ビタミンA・ビタミンB2・ビタミンC・タンパク質・カリウム・カルシウムなどの栄養素が含まれており、疲労回復や女性に嬉しい美容にも効果があると言われています。
そんな大事な栄養を逃がさないように、茹でる時間は塩を少々入れたお湯で2~3分と短めに茹でるのがベストです。
カットしてから下茹でしてしまうと、切った所から栄養がお湯に流れでてしまいますので、下茹でしてからカットした方がいいと思います。
モロッコいんげんの食べ方 まとめ
モロッコいんげんは肉質が柔らかく、味にもクセがないので、色々な調理法で様々な料理に大活躍します。
彩りとしてトッピングにしたり、相性の良い油を使って炒めものや揚げ物にするなど、どんな料理にも合わせることができますよ。
面倒くさがりの私は、筋がほとんどないということで、下処理も簡単にすむというところが気に入っています。
お店で平べったい形のモロッコいんげんを見つけたら、ぜひ色々な料理に活用してみて下さいね。