エノキ茸がダイエットによいとテレビで話題になっていました。
エノキ茸は食感もよく食べやすいうえに、お値段もお手ごろなので、食卓に上がることも多い食材ですが、冷凍することでダイエットに良い成分が体に吸収しやすくなるといわれています。
冷凍えのき(えのき氷)の作り方や食べ方の他に、エノキ茸のダイエットに良いと言われている成分や一日に食べる量など詳しく紹介します。
冷凍えのきダイエットに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
冷凍えのきの作り方と使い方
冷凍えのきの作り方を紹介します。
冷凍えのきの材料
- エノキタケ・・・200g
- 塩・・・小さじ2/1弱
- 酒・・・大さじ 1
材料は、たったこれだけで冷凍えのきが作れます。
エノキタケの重さはスーパーで売られているもので、小さめな袋が約100g、大きめの袋は200g入りです。
冷凍えのきの作り方
- エノキダケをみじん切りにします。
- 鍋やフライパンにエノキを入れ、酒と塩を入れます。
- 蓋をして蒸し煮にし、5分経ったら蓋をあけ水分を飛ばし火を止めます。
- 粗熱が取れたら、フリーザーバッグに入れて均一になるように平らにします。
- 菜箸などで4等分になるよりに溝を入れて、冷凍します。
冷凍する前に4等分しておくと、1つが50g相当で、一日に摂取する量となり使いやすくなりますよ。
また、エノキ茸をみじん切りにするときは、根元を切らずに傘の方から切るとバラバラにならずに切りやすいです。
冷凍えのきの作り方も簡単ですね。冷凍すれば1ヶ月は日持ちします。
作るのが大変!という方は、えのき氷も販売されているので便利ですよ。
冷凍えのきのダイエットに効果がある成分は?
冷凍えのきのダイエットに良いといわれている成分についても説明しますね。
キノコキトサン
キノコキトサンは腸に薄い膜を張りコーティングして、体内への脂肪の吸収を防いでくれる働きをします。キノコトサン100mgで腸壁の面積の畳約80枚分をカバーしてくれます。
また、キノコキトサンは脂肪を包み込んで便とともに排出してくれる働きがあり、便秘予防にも繋がります。
エノキタケリノール酸
エノキ茸に含まれているエノキタケリノール酸は、内臓脂肪を減少させ脂肪燃焼を促してくれる働きがあると言われています。
その他にも、エノキ茸には食物繊維やビタミンB1、B2、ナイアシン、カリウムも豊富なうえに、きのこ類はカロリーが低いのも嬉しいですよね。
さらに、エノキを冷凍することで、エノキに含まれる効能がUPするんです。
その理由は、エノキ茸に含まれるダイエットに良いと言われている成分は、エノキ茸の繊維の中にたくさん含まれています。
そのまま調理して食べると体内に吸収されにくいといわれています。
エノキ茸を冷凍すると、繊維の中に含まれている水分が冷凍するときに膨張して、細胞の壁を壊して中に含まれている成分を体内に吸収させやすくします。
そのため、エノキ茸は冷凍してから食べることによって、ダイエットの効果が上がるといわれています。
また、えのき茸のうまみ成分「グアニル酸」は、冷凍することで細胞が壊れ酵素が働き始めるので、そのまま食べる時と比べてグアニル酸が約3倍にもなります。
冷凍えのきを一日で食べる量は?
冷凍したエノキタケは、1日50〜100g毎日続けることがダイエットに良いと言われています。
ダイエットの効果が出始める期間は、毎日続けて8週目くらいから中性脂肪やコレステロールの低下が見られたと報告されています。約2ヶ月くらいを目安に続けていくと効果が出やすくなるようですね。
冷凍えのきでダイエットをするにはただ毎日食べ続けることが大切ですが、さすがに毎日同じものを食べ続けるのは飽きてしまいますよね。
えのきはクセもなく和洋中何の料理にも合うので、料理に取り入れやすいです。
私がよく作るレシピを紹介しますので参考にしてみてくださいね。
冷凍したエノキタケの解凍方法は、自然解凍か電子レンジで解凍します。
冷凍えのきを豆腐に乗せて食べる
解凍したエノキタケをすりゴマとポン酢で和えて豆腐に乗せて食べます。
発酵食品との相性がいいので、納豆やメカブに乗せてもいいですね。
冷凍えのきをスープ、味噌汁にして食べる
冷凍したままの冷凍えのきをスープや味噌汁に入れるだけで簡単です。
春雨スープ、カレースープ、中華スープなど何にも合います。
ハンバーグ、麻婆豆腐、キーマカレーに冷凍えのきを入れる
ひき肉料理にエノキ茸を入れることで、カサ増しすることができます。
エノキを入れた分だけお肉を少なくできるので、カロリー的にもダイエットに繋がります。
炊き込みご飯、あんかけ焼きそば、リゾットに冷凍えのきを入れる
冷凍えのきを、炊き込みご飯を炊くときに混ぜ込んだり、焼きそばのあんかけやリゾットにも使えます。凍ったまま調理出来ます。
冷凍えのきをパスタに入れる
冷凍エノキをベーコンやほうれん草と一緒に炒め、パスタと絡めます。
この他にも、お肉や野菜と炒めたり、レトルトのスープやカレー、鍋にも冷凍えのきを混ぜることができます。
えのき自体にあまり癖がないので、アイディアしだいで色々な料理に冷凍えのきを取り入れることが出来ます。
冷凍えのきダイエット まとめ
えのき茸に含まれている成分は、えのきを冷凍することで細胞の壁が壊れて体に吸収しやすくなります。
ダイエット効果を期待するなら、1日50g~100gの冷凍えのきを2ヶ月以上食べつづることで効果が出やすくなるといわれています。
冷凍えのきは、色々な料理に取りいれやすいので、いつもの食事に冷凍えのきをプラスして食べることができ、食べ飽きるということもありません。
テレビでも話題になっていた「冷凍えのき」、ぜひ試してみてくださいね。