なすは生のままでも加熱してからでも冷凍することができます。
ただ、生のまま冷凍したなすを自然解凍してしまうと、水っぽくブヨブヨした食感になってしまうので、あまり美味しくありません。
生で冷凍したなすは、凍ったまま調理するか電子レンジで解凍してから料理に使うようにします。
それでも生のまま冷凍したなすは食感が苦手という場合は、なすに火を通してから冷凍することでだいぶ食べやすくなります。
なすの冷凍方法 アク抜きは必要?
なすは生のままでも冷凍可能です。
生のまま切って冷凍する場合はアク抜きをしましょう。
なすを生のまま冷凍するときは、好きな大きさにカットしてから水に5~10分程度さらしてアク抜きし、水気をしっかりとふき取ってからジップロックなど冷凍用の保存袋に入れて冷凍庫へ入れます。
なすを生のまま冷凍するとどうしても食感が苦手という人もいます。
食感が気になる場合は、加熱してから冷凍します。
なすは電子レンジでチンしたり、油でさっと炒めたり、揚げなすにしてからなど様々な方法で加熱できます。
加熱したなすを冷凍するときは、粗熱をとってから冷凍用の保存袋に入れて冷凍庫へ入れます。
生のまま冷凍・加熱後冷凍のどちらの場合でも、切ったなすが重ならないように保存袋に入れ、空気をしっかりと抜いてから冷凍してください。
空気がたくさん入ると、食感や味が落ちる原因になるので要注意です。
お弁当などに使用する場合は、少量ずつラップに包んでから保存袋に入れるのもオススメです。
なすを丸ごと冷凍しても大丈夫?
なすはそのまま丸ごと冷凍しても大丈夫です。へたもそのままでも構いません。
丸ごと冷凍する場合は、なすをしっかりと洗ってから水気をふき取って1つずつラップで包み、冷凍用の保存袋に入れて冷凍庫へ入れます。
解凍するときは、電子レンジにかければそのまま「蒸しナス」になるので便利ですよ。
なすが冷凍でぶよぶよになる原因
なすは水分がとても多い野菜です。
冷凍することでなすの細胞が壊れて、中の水分が抜けて解凍するときに水っぽくぶよぶよになってしまいます。
さらに水分が抜けたことで皮が硬くなってしまうため、冷凍したなすの食感が苦手という方もいるみたいです。
なるべくなすが水っぽくならないためにも、解凍の方法には気をつけましょう。
冷凍したなすを自然解凍すると水分が出やすくなるのでオススメできません。
凍ったままの状態、もしくは電子レンジの解凍モードにかけてから調理します。
冷凍したなすは細胞が壊れることで味がしみ込みやすくなっています。
冷凍したなすは麻婆茄子やカレーなど煮込み料理や煮物にするのがオススメです。
なすの冷凍庫での日持ち
加熱して冷凍したなすは約1か月冷凍保存が可能です。
生のまま冷凍したなすは冷凍期間が長くなると食感がだんだん悪くなってしまうので、加熱してから冷凍したものよりも短い期間で食べるようにしてくださいね。
なすの作り置き 冷凍できるレシピ
なすはポリフェノールやカリウム、葉酸など栄養が含まれる野菜です。さらに、和・洋・中どれにも合う優れた野菜ですよね。
そんななすを使ったオススメのレシピをご紹介します。
なすと竹輪の甘辛生姜炒め
この料理は副菜にもなるし、お弁当の一品にもオススメです。
材料も手に入れやすい物で簡単に作れてしまうので、夕飯のおかずを一品増やしたい時にも役立ちますよ。
しかも、冷凍保存も可能なのでなすを手に入れたら沢山作り置きしておきたいですね。
なすの冷凍の仕方 まとめ
なすを生のまま冷凍したときは、自然解凍せずに凍ったまま料理に使ったり、電子レンジで解凍して使います。
冷凍したなすは苦手という方は、生のままで冷凍するよりも揚げなすにしたり、焼きナスにしてから冷凍すると食べやすくなります。
なすは冷蔵庫の野菜室ではあまり日持ちしませんが、冷凍保存することで1ヶ月保存することができます。
食べきれないなすは新鮮なうちに冷凍して、最後まで美味しく食べたいですね。