テレビでたびたび取り上げられる、サバ缶ダイエットって気になりますよね。
テレビで紹介されると、次の日にはスーパーから鯖の水煮缶詰が売り切れになることも珍しくありません。
サバ缶の栄養や、痩せるといわれている成分やカロリー、鯖缶ダイエットをする方法や、1日に食べる量、注意点などを紹介します。
サバ缶ダイエットが気になっている方は、参考にしてみてくださいね。
サバ缶の栄養とダイエット
サバ缶ダイエットは、2013年頃にテレビで放送されてから注目されていたのですが、最近またよく聞くようになりました。
確かに、サバ缶は安価でとても手に入りやすく日持ちもするため、ダイエットの最初の一歩はとてもハードルが低く、誰でも気軽にできそうですね。
ですが、だいたいその手のダイエットは続かずに終わってしまうか、成功しても一時的ですぐにリバウンドしてしまう印象もあります。
その点も含めて、サバ缶の栄養からダイエットの方法までみていきたいと思います。
鯖缶には痩せる栄養成分が含まれている?
サバ缶にダイエット効果があると話題になったのは、鯖缶に痩せる成分があるだけではなく、栄養価も高いからだといえます。
確かに、痩せても健康を害してしまっては本末転倒ですもんね。
最近は特に、ただ体重を落とすだけではなく、「健康的に痩せたい」とする女性が増えてきているように感じます。
そんな女性たちにぴったりなのが栄養価抜群の鯖缶なのです。
その痩せる成分とは、青魚全般に含まれる「EPA」という成分です。これがダイエットをするうえでとても大きく関わってきます。
EPAは体内のコレステロールを下げたり、小腸から出ている、痩せている人しかもっていないといわれているホルモンの分泌を促してくれるのです。
このホルモンは食物繊維と一緒に摂ることで、糖の吸収を緩やかにしてくれるため、食物繊維と合わせて摂るととても良いんですよ。
また、ダイエット効果だけではなく、女性には嬉しい美容効果も期待できます。
ただし、このEPAは自分の身体の中で作り出すことができません。
ですから、食べ物やサプリメントなどで外から摂取するしかないので、この鯖缶がぴったりなのです。
食べすぎ注意!鯖缶はカロリーが高い?
では、どのようにサバ缶を食べればダイエット効果が期待できるのでしょう?
サバ缶を食べる量は「1日1缶を目安に」してくださいね。
鯖缶は栄養が豊富で痩せる効果が期待できるといっても、低カロリーなわけではありません。
よく販売されている「マルハ」の鯖缶(190g)でカロリーを見てみると、
- 水煮缶・・・317kcal
- 味噌煮缶・・・401kcal
特に水煮缶よりも味噌煮缶の方が、カロリーが高いですので気を付けましょう。
また、1日何缶も食べ続けてしまうと、EPAの過剰摂取となり、下痢や嘔吐の症状が出ることがあるので注意が必要です。
栄養価も高く、ダイエットに効果的だとはいえ、脂質や糖質、塩分もしっかりあります。
いつもの食事にプラスアルファで鯖缶を足してしまうと、1日の摂取カロリーが大幅にオーバーしてしまいますので、おかずを1品鯖缶に置き換えると良さそうですね。
また、根菜類など食物繊維を多く含むお野菜などと一緒にいただくと、さらに効果的ですよ。
とはいっても、やはり毎日食べていると飽きてきてしまいますよね。
水煮の方がカロリーは低いですが、変化を付けるためにたまに味噌煮にしても良いと思います。
また、「どうしてもそればっかり食べるって続かない・・・」という方は、無理に毎日食べるよりも、「お魚の日は鯖缶にしよう」くらいの感覚でやる方が長く続くかもしれません。
それも、ダイエット効果があるといっても、「食べたら痩せる」というわけではないからです。
「鯖缶の栄養成分が、痩せやすい身体をつくってくれる」と思って続けていくことが1番だと思います。
また、年齢とともに代謝が下がってきている場合は、当然食べ物を少し変えたくらいでは劇的に痩せることはありません。
無理な食事制限をすると、女性は老けて見られてしまいますよね。
そういう方はぜひ運動も一緒に取り入れてみてください。
鯖缶の塩分や簡単に作れるアレンジメニューも紹介しています。
こちらも、参考にしてみてくださいね。
サバ缶のダイエット効果と栄養
サバ缶を食べると、ダイエット効果だけではなく、必要な栄養素も摂れるなんて、嬉しいですよね。
でも、サバ缶を食べ続けるだけで、痩せるというものではありません。
サバ缶と一緒に食物繊維を含む食品を食べたり、適度な運動をして痩せやすい体にしていくことが大切です。
手軽に始められる「サバ缶ダイエット」挑戦してみてはいかがでしょう?