最近、アカモクという海草が健康やダイエットにいいと、話題になっていますね。
このあかもくは別名「ギバサ」「ギンバソウ」「ナガモ」とも呼ばれていますが、今まであまり聞いたことがない海草です。
今までは、一部の地方でした食べられていませんでしたが、テレビで紹介されてからその驚きの栄養素が注目されるようになりました。
しかし、このアカモクはスーパーではあまり見かけないんですよね。
通販では、販売されているのですが、冷凍のものや乾燥のアカモクしかありません。
冷凍アカモクや乾燥アカモクの食べ方や、あかもくの栄養、ダイエットのときに食べる量などを紹介します。
アカモクの冷凍の食べ方
通販では、冷凍されたアカモクが販売されています。
冷蔵庫や室温で解凍すればそのまま食べられるものがほとんどです。冷凍なので長期の保存が可能です。
ただし、アカモクを解凍してしまったらだいたい5日程で食べきるのが理想的です。
解凍したアカモクは、そのままご飯にかけておしょうゆやポン酢をかけて食べても良いですし、卵焼きに少し入れると小さなお子さんでも食べやすくなるのでおすすめです。
お味噌汁に入れると温かい状態で食べられるので良いですね。
乾燥アカモクの食べ方
冷凍よりも長期で保存したい場合は乾燥タイプのアカモクがおすすめ。
通販では、乾燥して粉状になったアカモクがよく販売されています。
食べ方もとても簡単で、10分~20分程水に浸して戻します。
浸す時間が長ければ長いほど柔らかくなるので、好みの固さで戻しましょう。
また、熱湯で軽くゆがくだけでも大丈夫です。もどしたあかもくは刻んで冷凍のアカモクと同様いろいろな食べ方ができます。
乾燥タイプのアカモクはお味噌汁に入れたい場合にそのまま使えます。
アカモクの栄養や効能
健康やダイエットにいいと言われている、アカモクに含まれている栄養について紹介しますね。
フコイダン
アカモクにはメカブのような粘り気があります。この粘り気はフコイダンという成分で、花粉症などのアレルギー症状や血糖値や血圧を正常化したという報告されています。
アカモクを食べれば治るという即効性はありませんが、症状を和らげる目的ではぜひ摂取したい栄養素です。
また、食物繊維も多く含まれているので、腸内環境を整えるためや、便秘がちな女性にも嬉しいですね。
フコキサンチン
フコキサンチンは、食べるだけで脂肪を燃やすといわれている画期的な成分です。
ダイエットはもちろん、美肌効果やアンチエイジング効果も期待できます。
オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸は、人間の体内では作ることができない必須脂肪酸です。
アカモクにはこのオメガ3脂肪酸の成分が含まれています。
コレステロールや中性脂肪をさげてくれる他に、認知症や大腸がんの予防などさまざまな予防効果があると言われています。
ビタミンK
骨粗しょう症の予防によいと言われているビタミンの一種です。
プロテオグリカン
生活習慣病や血糖値の上昇を抑えたり、美容効果も期待できます。
ビタミンC・βカロチン
ビタミンCやβカロチンは、野菜や海草に含まれている栄養成分で、強い高酸化作用をもち風邪などの感染症の予防や生活習慣病の予防の効果が期待される成分ですが、アカモクはわかめやモズクに比べて、ビタミンCは2倍以上、βカロチンは5倍以上の量が含まれています。
その他にも、カルシウム・マグネシウム・鉄・ミネラル・ポリフェノールなども豊富に含まれています。
健康やダイエットを気になる方は、積極的に摂りたい栄養素が満載ですよね。
アカモクのダイエットのときに食べる量
アカモクには脂肪燃焼効果もあるので、ダイエット食品としても注目されています。
しかし、ダイエットだからと言って、アカモクばかり食べていては身体を壊してしまうので注意が必要です。
アカモクを食べる量は、1日約30グラムを目安に食べてください。
食物繊維が多いので、あまり大量に食べると、お腹がゆるくなってしまいす。
また、腸が弱い方は冷たいままのアカモクを食べると腸を冷やしてしまうので、温かい味噌汁などに入れて食べるほうがいいですよ。
ただしどんなダイエットでも言えますが、アカモクを食べていればどんな食事をしても良いというわけではなく、食事全体のカロリーを考えアカモクを食べることでダイエット効果が出やすいと考えたほうが良いですね。
アカモクの健康効果やダイエット効果
テレビでも話題になり、今やスーパーフードとまで言われるアカモク。
積極的食べたい食材ですが、あまりスーパーでは見かけません。
通販などで購入することができますが、ネットで販売されているものは、乾燥あかもくや冷凍あかもくがほとんどです。
どちらも、食べ方は簡単なので、上手に食事に取り入れてみてくださいね。