土鍋でご飯を炊くことって難しそうと思っていませんか?
実は土鍋でご飯を炊くのはとても簡単で、おいしく炊くことができるんです。
土鍋で炊き込みご飯を炊く時の水加減は、お米2合に対して水+だし汁400ml~450mlです。
お米が新米の場合は水の量は少なめに、炊き込む具材から水分が出る場合も少なめの水加減にします。
火加減は、はじめは強火で沸騰してから5分たったら弱火にして4分、最後に5秒ほど強火にしてから火を止めて、そのまま蓋を取らずに10分~15分ほど蒸らします。
土鍋でご飯を炊くのは、少しのコツと時間があれば手間もかからないんですよ。
土鍋でご飯を炊くときの水加減や火加減のポイントや、リーズナブルで簡単に作れる炊き込みご飯のレシピや、味付けの基本を紹介します。
土鍋で炊き込みご飯を作ってみたい!という方は、参考にしてみてくださいね。
炊飯土鍋の「かまどさん」なら、初めての土鍋ご飯も上手に炊けます。
中蓋があるのでほどよい圧力がかかり、途中で火加減調節をする必要がなく、簡単に土鍋で炊き込みご飯を作ることができます。
⇒ 土鍋でご飯を炊くコツ!1~2合を失敗なく炊く方法
土鍋で炊き込みご飯の2合炊きの水の量と火加減
土鍋でご飯を炊く場合、最初のうちは通常の炊飯器で炊く水加減よりは多め(大さじ1~2)で試してみてください。(炊き込みご飯の場合も同じです)
- お米はザルやボウルなどで研ぎます。土鍋は水を吸収しやすいので、最初からは使用しないこと。また一番最初のお水をお米は一番吸収しますので、できればミネラル水などのおししいお水をつかうのがベストです。その後は30分~60分ほどかぶるくらいの水量で吸水させます。
- 吸水が終わったら、ザルにお米をあげておきます。
- 土鍋に、研いで吸水させたお米を入れます。炊き込みご飯の場合はここで、だし汁や調味料などを加えて水も調整しながら入れていきます。お米2合の場合の水加減は、お水+だし汁等=400ml~450mlです。この時によくかき混ぜることをお忘れなく。
- お米の上に具材をのせて土鍋の蓋をして火にかけます。
- 最初は強火(中火よりの強めでも)で、沸騰したら中火にします。沸騰状態をキープで5分。その後弱火で4分、最後にもう一度強火にして5秒(ちょっとでOK)で火を止めます。その後10分~15分蓋を開けないで静かに蒸らしてください。
ポイント・・・水の量は、お米によってもかわります。新米の場合(水分を多く含んでいるので)水の量は少し少なめに。逆に普段のお米や古米の場合少し多めにしても大丈夫です。
また、水分が多く出る具材の場合は、水の量をすこし少なくしてくださいね。
土鍋でご飯2合炊きの土鍋のサイズ
普通のお料理用の土鍋をお持ちならば、直径22センチほどの大きさの土鍋で3合くらいまでは十分に炊けます。
土鍋でご飯を炊く場合、大きさと同じくらい「深さ」が大切になります。対流しやすいことが、土鍋でご飯を美味しく炊くポイントのひとつになります。
また火加減や水の量の心配があるなら、「お米専用の炊飯土鍋」も販売されていますので、これから土鍋を揃えるなら、見てみるのもいいですね。
土鍋で炊き込みご飯 2合炊きのおすすめレシピ
初めて土鍋で炊き込みご飯に挑戦してみたいけど、失敗したらもったいないな~と思っちゃいますよね。
初めて土鍋で炊き込みご飯に挑戦するなら、おすすめのレシピがあるんですよ。
リーズナブルな具材で、美味しく作れる炊き込みご飯なので、初めてで上手にできるか心配という方は、ぜひ作ってみてくださいね。
「ツナときのこ炊き込みご飯」の作り方
材料
- お米…2合
- 人参…1/2本
- しめじ…1パック
- エリンギ…1~2本
- しいたけ…2個
- ツナ缶…1缶(80g)
- 生姜(チューブでも可)…お好み
- ✩水…360CC
- ✩顆粒だしの素…小さじ2
- ✩しょう油…大さじ2
- ✩酒…大さじ1
- ✩みりん…大さじ1
作り方
- お米は洗って30分水につけておく(上記炊き方2まで)
- 人参は千切りに、きのこ類はお好みで小さめにカット
- ✩マークの調味料等はあわせておきます。
- お米の水切りをして、土鍋にお米と調味料を入れかき混ぜた後に、油を少し切ったツナ缶と3の具材もいれます。
- 蓋をして強火で加熱⇒沸騰したら弱火にして10分炊きます。
- 火を消してから10分蒸らします(蓋を開けないこと)
- 完成です。
火を止める直前に5秒強火にすると、美味しいおこげも作れますよ。
きのこはお好みでなんでも大丈夫です。ツナ缶のかわりに油揚げをいれてもOK!
蒸らす時間は10分以上おいたほうが美味しいです。
味は少し濃い目なので調節してくださいね。
我が家の炊き込みご飯の味付けの基本は、お米2合の場合はだいたい同じ割りあいの調味料で作っています。
入れる具材によって、水分が多く出る場合は濃いめの味付け、あさりなどの塩分がある具材の場合は薄めにすると失敗なく作れますよ。
ぜひ、いろいろな具材で炊き込みご飯に挑戦してみてくださいね。
炊き込みご飯が失敗 芯が残っている場合の対処法
土鍋で炊いたご飯に芯が残っていたり、柔らかすぎてビチャビチャになってしまったときは、電子レンジで対応できます。
耐熱皿にご飯を広げて、芯が残っている場合は大さじ1~2の水か日本酒をかけてラップをして電子レンジで1分ほど加熱します。
1分加熱してもまだ芯が残っている場合は、30秒ずつ様子を見ながら追加で加熱していきます。
土鍋のままで炊き直す場合は、ご飯をよくほぐしてから水をご飯の量の1/3程度入れて火にかけます。
蒸気が出てきたら、中火にして3分加熱した後に火を止めてそのまま10分ほど蒸らします。
炊き込みご飯が柔らかすぎてべちゃべちゃの場合の対処法
べちゃべちゃになったご飯は、完全に復活するのは難しいのですが、耐熱皿に広げてラップをせずに電子レンジで加熱すると水分が飛んで少しは水分が抜けます。
電子レンジにかける時間は1分程度で様子を見ながら30秒ずつ加熱してください。
あまり長くレンジをかけると表面がカビカビになって美味しくありません。
復活が難しい場合は、チャーハンや焼きおにぎりにして水分を飛ばしたり、ライスコロッケなどにリメイクする方が美味しく食べられますよ。
土鍋で作る炊き込みご飯
土鍋でご飯を炊くことは、全然難しくないですよね。
2合~3合くらいのご飯であれば、きっと土鍋のほうが美味しく作れますよ。
土鍋だと炊飯器に比べて保温性がありませんが、食べきりなら土鍋でのご飯はおすすめです。
水加減と火加減を覚えてしまえばとっても簡単で、いつでも手軽に美味しいご飯が食べられますし、突然炊飯器が壊れても慌てることなく応急処置としても土鍋での炊き方は覚えておいて損はありませんよね。
炊き込みご飯もアレンジがいろいろできますので、楽しんで自分流の「炊き込みご飯」チャレンジして見てくださいね。
炊飯土鍋の「かまどさん」なら、初めての土鍋ご飯も上手に炊けます。
中蓋があるのでほどよい圧力がかかり、途中で火加減調節をする必要がなく、簡単に土鍋で炊き込みご飯を作ることができます。