めかぶには、薄毛や白髪の改善に効果があると言われています。
髪の毛だけでなく、ダイエットや腸活、肌に潤いを与えるなど女性にも嬉しい栄養素が含まれています。
めかぶの栄養成分や食べるときの注意点、加熱したり乾燥めかぶでも栄養がかわらないのか?などめかぶを食べるうえで気になる点をまとめました。
また、めかぶは納豆と一緒に食べるとさらに髪の毛に良い「めかぶ納豆」についても紹介します。
めかぶの栄養成分と効能
めかぶなどの海藻類は髪の毛に良いと言われていますが、めかぶは髪の毛だけでなくダイエットや美肌効果も期待できる栄養素が含まれています。
めかぶのカロリーは100gあたり11kcalとかなり低く、糖質に関しては0gとダイエットにもおすすめの食材です。
めかぶの栄養成分を見てみると、
- ビタミンK
- マグネシウム
- カルシウム
- 葉酸
- フコダイン
- アルギン酸
- ヨウ素
などがあります。
めかぶがヌルヌルしているのはフコダインという成分が入っているからで、フコダインは育毛効果があり、毛母細胞を活性化することで抜け毛や薄毛の予防になると言われています。
アルギン酸は髪の毛を保護してパサつきを抑えてくれると言われていて、トリートメントの成分としても使われているんです。
ちなみにアルギン酸とフコダインは水溶性食物繊維なので、善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれます。
ヨウ素も髪の毛や肌に潤いをもたらしてくれて、白髪にも良いとされています。
このように、めかぶには髪の毛に良いと言われている栄養が含まれていています。
めかぶの栄養は熱に弱い?
めかぶに含まれているアルギン酸は熱に弱いです。それ以外にも水溶性のミネラルは水に溶けてしまいます。
せっかくたくさんの栄養素があるので、めかぶはなるべく加熱時間を減らして調理してみてください。
おすすめの調理方法は汁物です。
水に溶け出てしまった栄養もそのままいただけるし、フコダインが体に吸収されやすくなります。
乾燥めかぶでも栄養は同じ?
乾燥めかぶも水で戻すときに栄養が水に溶け出てしまうので、戻し汁をそのまま一緒に調理してしまうことをお勧めします。
ちなみに乾燥したままの状態で食べると、めかぶが胃の中で膨れ上がって大変危険なので注意してくださいね。
一日に食べて良い量、食べ過ぎるとどうなる?
めかぶはカロリーが低くて糖質もないためダイエット中にも安心して食べられるし、髪の毛にも良いので、たくさん食べたいですよね。
しかし、めかぶの食べ過ぎも良くないんですよ。
めかぶは食物繊維が豊富なので、食べすぎると下痢になったり消化器官に不調がおきたりします。
海藻類に含まれているヨウ素も取りすぎてしまうと、甲状腺機能の低下により疲労感や記憶障害を引き起こすことがあります。
そのため、めかぶの1日に食べる量は40g~50gを目安にしてください。
海藻を毎日食べている人は甲状腺がんになりやすいという研究も出ていますので、週2~3日くらいにとどめておいた方が良いでしょう。
めかぶ納豆の作り方と栄養
めかぶと同じくねばねばした食材と言えば納豆ですよね。
納豆もめかぶと同じく食物繊維や葉酸などの栄養素が入っています。
そして実は納豆も白髪や薄毛にも効果があるんです。
納豆の材料である大豆にはイソフラボンが含まれていて、これが抜け毛の原因と言われているエストロゲンを抑制してくれると言われています。
また、髪色を黒くするのに必要なチロシンや銅も大豆は含んでいて、特に多いのが納豆なんです。
髪の毛に良いと言われているめかぶと納豆を一緒に食べられる「めかぶ納豆」はおすすめです。
めかぶ納豆の味付けは、納豆に付属されているタレをかけるだけで良いので、これなら料理が苦手な方や男性でも自分で簡単に作れますよね。
めかぶと納豆を一緒に食べればお腹も膨らみやすくなるので、あと一品欲しいというときもいいですよね。
めかぶの髪の毛に良いのか?まとめ
めかぶは白髪や薄毛に有効な食材であると言われています。
最近、ちょっと髪の毛が気になるけど、ヘアケア商品を使うほどじゃない・・・という方も、めかぶを食べるだけなら、手軽に対策できますよね。
髪の毛だけでなく、ダイエット中にもおすすめの食材です。