唐揚げは子供にはもちろん、大人も大好物という人も多いですよね。
でも唐揚げって作る時、衣をまぶしたり油の後処理や掃除と何かと面倒です。
そんな時は大量に作って冷凍しておくと、お料理時短になっておすすめですよ。
お弁当に入れたり、忙しいときの夕食にもサッと作れて便利です。
唐揚げの冷凍方法、油で揚げた唐揚げと揚げる前の冷凍方法や、お弁当に入れるときの解凍方法、冷凍した手作り唐揚げの賞味期限などを紹介します。
⇒ 鶏の唐揚げの冷凍作り置き!揚げる前に下味と衣をつけて冷凍する方法
唐揚げの冷凍保存の方法
唐揚げを冷凍する時は2パターンあります。
- 下ごしらえして揚げる前の状態で冷凍
- 揚げた唐揚げを冷凍
夕食に揚げたての唐揚げを食べたい時などは、下ごしらえまで済ませて冷凍しておけば、忙しいときでも簡単に揚げたての唐揚げを食べることができます。
また、お弁当に唐揚げを入れたいけど朝から揚げ物はしたくないなどの場合は、揚げたものを冷凍しておけば朝は解凍するだけでいいので便利ですよね。
唐揚げは、解凍した時の使い方によって冷凍方法を使い分けるといいですね。
唐揚げを下ごしらえして冷凍する方法
- 普段通り唐揚げの下ごしらえがすんだら、冷凍保存袋に重ならないように並べて平らに広げます。
- 下ごしらえした唐揚げを、金属トレイの上で急速冷凍します。金属トレイの上で冷凍することによって温度が下がりやすく急速に冷凍することができます。急速冷凍するとうま味が逃げません。
- 急速冷凍で凍ったら、普通の冷凍庫に入れ冷凍します。
※金属トレイは100均などにも売っていますよ。
唐揚げを揚げた後に冷凍する方法
- 揚げ終わった唐揚げはしっかり冷まします。
- お弁当に入れる数、または1度に解凍する数ごとにラップに包みます。
- 揚げたての味を落とさないために、金属トレイの上で急速冷凍します。
- 金属トレイで急速冷凍ができたら、冷凍保存袋(ジップロックなど)に移し、中の空気をしっかり抜いてから冷凍庫に入れます。
油で揚げてある唐揚げは、冷凍していても油が少しずつ酸化していきます。その酸化を防ぐためにも空気をしっかり抜いて冷凍することが大事です。
唐揚げを冷凍保存できる期間
冷凍した唐揚げは、揚げる前に冷凍したものも揚げた後に冷凍したものも、約1ヶ月を目安に食べきるようにしてくださいね。
ですが、揚げた後に冷凍したものは少しずつ油が酸化していくため、なるべく早めに食べきるようにしましょう。
唐揚げの冷凍を弁当に入れるときは自然解凍?
揚げた後に冷凍した唐揚げをお弁当に入れる場合は、1度調理して火を通してあるので凍ったまま入れて自然解凍で大丈夫です。
しかし、夏場の暑い時期はお弁当の腐敗が心配ですので、自然解凍では危険です。
「水分が多いと菌が繁殖しやすいので水分をきってからお弁当を作りましょう」と言われていますよね。
凍っている唐揚げは、自然解凍中は水分が出てしまうので、その水分と湿気に加え生ぬるい状態が続き、菌が増えやすい環境になってしまいますので注意が必要です。
夏場でもお昼までお弁当を冷房完備の部屋や冷蔵庫に保管できるという場合以外は、夏場の自然解凍は避けた方がいいでしょう。
冷凍の唐揚げの温めなおしの方法
では、冷凍していた唐揚げの温め直し方法はというと、一般的な電子レンジでの解凍・加熱方法の他に、トースターで解凍・加熱するという方法があります。
電子レンジとトースターで温め直したときは、
- 電子レンジで温め直した場合→少し柔らかく水分が多い感じの仕上がり
- トースターで温め直した場合→サクッとカリカリとした食感で美味しく仕上がる
このように冷凍した唐揚げは、解凍の仕方で仕上がりが違ってきます。
私がよくやってしまうミスなんですが、トースターを使って温め直す時は、中まで温まっていない場合が多く、食べたら中が冷たい!ということがよくあります。
ですので、トースターで温め直しをする場合は、最初に電子レンジで解凍をしてからトースターを使うと中まで温かく表面はサクッと仕上がって美味しいですよ。
唐揚げの冷凍方法
揚げ物の冷凍保存はとても便利です。
鶏肉が安い時にまとめて唐揚げを作っておくとお弁当作りも楽だし、忙しい日の夕食にも時短料理として出すことができますので本当にオススメですよ。
ぜひお試しくださいね。