昔に比べ、毎年異常なくらいの猛暑になるので、冷房ナシで過ごすことなんか考えられませんよね。
外を汗だくで歩いてお店に入ると、ブルッとするくらい冷えていて寒いと感じたことはありませんか?
推奨されているエアコンの設定温度や、夜寝るときに快適に眠るためのエアコンの利用方法などを紹介します。
また、少しでも電気代を抑えるための工夫についても説明します。
暑すぎても熱中症の危険がありますし、寒すぎても体を冷やしてしまうので、適温を意識し冷房を上手に使って暑さ対策をしたいですよね。
冷房の設定温度の適温は何度?
人によってエアコンの快適温度は違うものの、省エネや体の健康のために冷房は28度に設定しましょうと呼びかけられています。
しかしエアコンの冷房を28度に設定していても暑いと感じる人もいるようです。去年の夏は猛暑で私も28度じゃ暑く設定温度を下げて冷房を使用していました。
あまりの猛暑に、冷房では28度に設定していても部屋の中の温度が28度になりきっていないという場合もありますので部屋に温度計を置いて、こまめに温度チェックすることをおすすめします。
エアコンの設定温度を28度にしていても、まだ家の中が30度を超しているという場合は、一度温度を25度くらいに下げて、壁などを冷やしてあげてから設定温度を28度に戻すといいですよ。
また、男性と女性では快適温度が違うようです。
オフィスでは女の人がカーディガンを羽織っていたり、家の中では旦那さんと奥さんのエアコンの温度について揉めるといった話もよく聞きます。
我が家も寒いと思ったら主人が気づかないうちに温度を下げていて、私が黙ってまた温度を上げるという行動がかれこれ十数年続いています。
男の人と女の人の快適温度が違うのは、筋肉量や皮下脂肪の量などの体のつくりが原因なのでどちらも責められませんよね。
冷房の設定温度 寝るときは?
近年、真夏に就寝中の熱中症にかかってしまう人が増えてきましたよね。
寝る時でも冷房はかかせなくなりました。
しかし冷房で冷えすぎてしまうと、朝起きた時にとてもダルく感じてしまったり、風邪をひいてしまったりと心配も多いものです。
では、寝る時はどのようにエアコンを活用すればいいのでしょうか?
人が快適な睡眠をとれるのは、布団の中が33度・湿度60%だと言われています。その快適な睡眠をとるためには、エアコンは28度に設定するといいそうです。
そしてタイマーをかけて寝た場合に、タイマーが切れて暑苦しくて何度も目が覚めてしまい睡眠の質が下がってしまったり、タイマーが切れても窓は閉めきっているので、熱中症になってしまう危険性もあります。
夜寝るときは、タイマーをかけて寝るよりもエアコンの設定温度を28度にして朝までつけっぱなしという方が快適に眠ることができるようです。
冷房の設定温度 電気代を節約するには?
外気温が上がり、エアコンをつけっぱなしにすると、やはり気になるのが電気代ですよね。
気にはなるけど、真夏は熱中症対策のためにも冷房ナシで過ごすわけにはいけなくなってっきています。
この時代にはかかせなくなってきた冷房ですので、少しでも節約になる使い方を紹介します。
電気代を節約できる温度設定は一般的に28度と言われていますが、その理由は外の気温との差が大きいほど電気代はかかってしまうからです。
外の気温が35度の場合、25度よりも26度、26度よりも27度、27度よりも28度といったようにエアコンの設定温度が外の気温に近い方が電気代が節約できるというわけです。
もう一つは、エアコンは部屋を設定温度にするまでの立ち上がり時間が一番消費電力がかかります。
部屋の中の温度が38度くらいある時に、28度まで下げるには10度も一気に下げなければいけないということになってきます。
ですので、ちょこちょこ電源をつけたり消したりするのも電気代が多くかかってしまいますので、気をつけてくださいね。
夏のエアコンの設定温度
近年、温暖化が進み、夏はエアコンがかかせなくなってきました。
冷房の設定温度が低すぎても体に不調が出てしまいますので、極端に室温を下げすぎないように注意が必要です。
エアコンを上手に利用して快適な夏を過ごしましょう。