実印の印鑑登録のやり方や必要なもの!登録できるサイズの規定は?

実印の作り方と印鑑登録の仕方生活

女性は自分名義で車や家を購入する機会も少ないので、実印を作っていない方も多いですよね。

私は親の相続であわてて実印を作り印鑑登録をしました。

急な相続のときは、心の余裕も時間の余裕もありません。女性でもいざというときのために、実印を作っておくことが大切だと思いました。

実印はお住いの市区町村で登録の届を済ませた印鑑のことです。

また登録を済ませた実印は、不動産の売買や自動車の購入、親の相続等など公正証書の重要な手続きを申請するときに、必要になるものが「実印」と「印鑑証明書」です。

いざというときに慌てないように、実印の用意と印鑑登録を済ませておくことが重要です。印鑑のサイズや印鑑登録に必要なものなどをご紹介します。

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実印の印鑑登録のやり方

まず、実印の届をおこなうための印鑑を作成します。

実印の大きさはおおむね決まっていますが、印鑑登録制度や、印鑑証明書取り扱いは自治体によっても規定が異なりますので作成の前に実印の届を行うお住いの市区町村の窓口やHPで確認しておきましょう。

印鑑登録は15歳以上であれば一人一本申請が可能です。(外国の人でも各自治体に外国人登録が住んでいれば可能です)

実印は兄弟、家族 夫婦であれ共有はできません。また同じ印鑑では登録できませんので、住民票に記載されている氏名、苗字、名前のみなどでつくることが大切です。

また印鑑登録をした後に印鑑が欠けてしまったり、割れてしまったりして押印したとき違ってしまうと、その実印と印鑑登録は無効になってしまいますので、実印を作るときは丈夫な材質で作成しましょう。

印鑑ができましたら、お住いの市区町村の窓口で印鑑登録の申請を行いましょう。

その際に持参するものなどは次のところで説明していきます。

実印の登録に必要なもの

印鑑が用意できましたら、「印鑑登録の申請」を行います。お住いの自治体のHPや窓口に問い合わせをして、印鑑登録の際に必要なものを確認しておきましょう。

一般的に印鑑登録に必要なものは

  • 登録する印鑑
  • 本人確認書類(パスポートや免許証などの顔写真付きの身分証明書であれば即日完了になります)
  • 登録費用(100円~300円)

この手続きは本人が行いますが、代理人手続きでも可能です。

代理人が登録する場合は「委任状」等が必要になります。またそれぞれの自治体で異なることがありますので確認が必要ですが代理人の身分証明書が必要になったり、当日だけでは手続きが完了できないことが多いです。

本人が手続きされても、顔写真つきの証明書でなかった場合にも当日完了にならないことがありますので注意してください。

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実印のサイズの規定

実印にする印鑑のサイズは8㎜以上25㎜以下となっています。

女性が実印を作成する場合は一般的には、15㎜か13.5㎜のいずれかがおすすめです。

実印は住民票に記載されている氏名、苗字、名前で作成が可能です。女性の場合苗字が変更される可能性がありますので名前で作成する場合があります。

その場合は横書きで右から左に読めるようなタイプがいいでしょう。

素材もできれば丈夫な素材で作りましょう。

  • 牛角白
  • 水晶
  • 黒水牛
  • 本柘植

など、かけにくい、われにくいものを選ぶことをお勧めします。

またほかの印鑑と別にすること、特に銀行届出印などと一緒にしないようにしましょう。盗難紛失、破損などのリスクを考えて他の印鑑との併用は極力避けましょう。

実印の印鑑登録

実印は、各自治体(第三者)で「印鑑登録」を済ませて初めて「実印」としての効力を持ちます。印鑑登録をすませたあとに「印鑑証明書」が発行できます。

「実印」と「印鑑証明書」の合わせで、印鑑の信用性を証明することができます。

印鑑登録する際は住民票に記載されている名前、苗字、フルネームのいずれかで作成ができます。

欠けたり、割れたりして印が変わってしまうと「実印」として無効になってしまいますので丈夫な素材で用意しましょう。

実印は、家族や兄弟であっても共有できないものです。また法的な効力を持つ大切な印鑑なので作成後はきちんと管理しておくことが必要です。

手続き等で自治体独自の決められているものがある場合もありますので、事前に必ずお住いの自治体のHPや窓口などで確認をしておきましょう。

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