石油ファンヒーターの掃除の仕方!残った灯油の抜き方としまい方

石油ファンヒータの収納方法掃除

冬になるとストーブやヒーターが欠かせないですよね。

中でも石油ファンヒーターは、すばやく部屋全体を暖めてくれる優れものです。そんな石油ファンヒーターも春が来ると役目を終え、来年の冬までしまわれることになります。

シーズンオフになった石油ファンヒーターのお手入れの仕方やタンクの中に残った灯油の抜き方、しまい方などを紹介します。

来シーズンも快適に使うために、石油ファンヒーターをきちんと手入れしてしまいたいですよね。

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ファンヒーターの掃除の仕方

石油ファンヒーターは名前の通り、灯油を燃やして出た熱にファンで風を送って空気を暖めるという仕組みになっています。

ファンが空気を吸ったり吐いたりするのでどんどんとほこりがたまっていきます。

ですので石油ファンヒーターをしまうときは、まず最初にほこりの掃除から始めましょう。

1番外側についているファンフィルターは掃除機などでほこりを吸い取って除去してください。またファンフィルターは取り外すこともできるので、汚れがひどい場合は掃除機でほこりを除去したあと、アルカリ性の洗剤といらなくなった歯ブラシを使って掃除することで簡単に汚れが落ちます。

次に油フィルターと油受け皿の掃除です。

灯油タンクを差し込んだときに不純物を取り除いてくれるのが油フィルターで、その下にある油を受け止めるところが油受け皿です。

油フィルターにはゴミなどが溜まっているので取ってください。また油受け皿には油や水が溜まっていたりします。付属のポンプで吸い上げて別の容器に入れておいてください。

最後は温風吹き出口の油汚れです。

タオルなどで優しく拭き上げましょう。マイクロファイバータオルや重曹水もよく効きますのでぜひ試してみてください。

※これらの手入れや点検をする際はファンヒーターのスイッチがオフになっていることを確認し、本体が冷えてから電源プラグを抜いて行ってください。火災ややけどの原因になってしまいます。

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ファンヒーターの中に残った灯油の抜き方

いざファンヒーターを片付けよう!となっても、本体やタンクに残っている灯油の抜き方や処分の仕方ってよくわからないですよね。

灯油は使い切りが基本ですが、そんなタイミングよく使い切るのも難しいものです。

タンクに残った灯油をそのままにして来年使うこともできますが、その場合には一旦ポリタンクに戻し紫外線に当たらないよう布などで日光を遮光しなければいけません。

もし1年間ポリタンクで灯油を保管しても、成分の変質により黄色っぽく変色することもあります。その灯油を使ってしまうと、機器の故障の原因にもなるので注意してください。

それでは残ってしまった石油はどんな方法で処分すればいいのでしょうか?

1番は灯油を購入したお店などに持っていくことです。そのお店で購入した商品であれば、お店側は受け取る義務があります。

ガソリンスタンドに灯油の処分をお願いすると有料であったり、断られたりしますが購入したガソリンスタンドに持ち込めば処分してくれます。その際に購入証明書が必要になる可能性があるので、レシートは大切に保管しておいてくださいね。

そういえば食用油は布や紙に染み込ませて捨ててるし、石油も同じように捨てていいのかな?と思う人もいると思いますが、自分で捨ててはいけません。

石油が気体となって空気中に広がると、引火して火災の原因になります。石油は危険物という分類ですので、処分には資格が必要です。

少しぐらいならいいかと処分しないようにしてください。

ファンヒーターのしまい方

石油ファンヒーターを保管するのに最適なのは湿気のない場所です。

一般家庭の場合、押し入れや納戸がいいかと思います。湿気が多い場所だと、不完全燃焼を起こし一酸化炭素が放出される可能性があるので要注意です。

また傾けて置くのも厳禁です。こちらは火災の原因になってしまうので、箱に入れて湿気のない場所で水平に保管することが1番です。

石油ファンヒーターのお手入れ

冬に大活躍する石油ファンヒーターですが、石油は危険物ですので、お手入れや取り扱いには十分注意しなければいけませんね。

次の冬も快適に石油ファンヒーターを使えるように、正しいお手入れをしてしまいたいですね。

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