窓の掃除ってちょっと面倒ですよね。
窓掃除を重曹とクエン酸で簡単に綺麗にする方法や、窓のゴム部分のカビを落とす方法を紹介します。
子供のいる家庭では、窓の内側に手の跡がついてしまうことも多いですよね。
そんな皮脂汚れは、窓用の洗剤がなくても重曹とクエン酸で綺麗にすることができます。
また、結露でカビてしまったゴム部分のカビを落とす方法も紹介しますね。
普段は、なかなか手の回らない窓の掃除ですが、大掃除に一気に綺麗にしようという方は、参考にしてみてくださいね。
窓掃除 重曹とクエン酸を使う方法
窓ガラスの汚れは、洗剤を使わなくても落とすことができます。
我が家では、よく新聞紙を少し濡らして使うので、窓ガラス用の洗剤というものが家にありません。
それくらい新聞紙は万能で、新聞紙に含まれるインクの成分が汚れを落とすのに最適なんです。
新聞紙を使った窓ガラスのお掃除方法は、こちらで紹介しています。
こちらも参考にしてみてくださいね。
しかし、子どもがよく歩くようになってからは、家の中の窓をよく触るため、汚れが気になるようになりました。
綺麗な手ならまだしも、基本的に汚れている手のままべたべたと触るので、その部分だけやけに曇ってしまうのは、小さなお子さんがいる家庭ならあることですよね。
そのように窓の内側が皮脂で汚れてしまった場合、新聞紙だけではちょっと落としづらいのですが、ここでもどんな掃除にも万能な「重曹」が使えるんです。
皮脂汚れは酸性ですから、アルカリ性の重曹で落とすことができます。
使うものは、重曹とクエン酸です。
まず、スプレーボトルに重曹水を作り、窓に吹きかけ雑巾などで水拭きをします。
しかし重曹は水に溶けにくい性質をもっているので、窓に白く残ってしまうことがあります。
その白く残るのを防ぐために使うのが「クエン酸」です。
重曹と同様に、スプレーボトルに水で薄めたクエン酸を入れて、窓に吹きかけ水拭きし、最後に乾拭きをして終了です。
日頃の新聞紙だけで拭き取る掃除に比べると多少手間はかかりますが、頑固な皮脂汚れを落とすにはおすすめです。
また、重曹やクエン酸を拭き取る際は、雑巾でなくても新聞紙やマイクロファイバータオルなどを使ってもよく落ちますよ。
窓のゴムパッキンのカビの掃除
掃除をする上で厄介なのが、ゴム部分に発生したカビです。
冬時期になると、窓が結露して垂れてきた水がこのゴム部分に溜まり、日々拭き取っていないとすぐカビてしまいますよね。
ゴム部分のカビは洗剤でこすっても落ちません。
私も、塩素系の漂白剤でごしごしこすってみたり、歯ブラシを使ってみたりといろいろ試してみたのですが、ゴムが劣化していくだけで、カビは少しも落ちませんでした。
もうこれはカビをそのままにしておくしかないのかと諦めていましたが、頑固な黒カビも綺麗に落とす方法があったのです。
窓のゴム部分のカビを落とすために必要な物は、
- 液体タイプの塩素系漂白剤
- 片栗粉
- ラップ
プリンの空き容器などに漂白剤と片栗粉を混ぜます。
漂白剤と片栗粉の割合は最初5:5の割合で合わせてみて、どろっとするくらいに調整してください。(ゴム部分に乗せても垂れてこない程度)
そして、漂白剤と片栗粉を混ぜたものを、カビが生えている場所に乗せます。薄くではなくたっぷりと乗せるのがポイントです。
そこにラップをかけて30分ほど放置したのちに、キッチンペーパーなどでしっかりと拭き取ります。
この拭き取る作業がちょっと面倒ですが、残ると白くなってしまうので丁寧に拭き取りましょう。
ここで注意点が、あまり長時間置いてしまうとゴムが劣化してしまうので。時間は30分程で切り上げてくださいね。
この方法は、割と頑固なカビでも落とすことができたのでおすすめです。
ただし、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、放置している時間に触ってしまう可能性があるので、手の届く位置の掃除をする場合は十分に気を付けて行ってくださいね。
窓の汚れやカビの掃除の仕方
日頃からしっかり掃除ができていれば、こんなに手間をかけて窓の掃除しなくても良いのですが、忙しい主婦の方は手が回らないこともありますよね。
窓の汚れが気になる、ゴム部分にカビが出てしまったというときは、参考にしてみてくださいね。