子供って何にでも興味がわいてしまうんですよね。油性マジックも例外ではありません。
いたずらで体や服に文字を書いてみたり、床に絵を書いてしまったり、油性マジックの落書き、絶対に落とせない!と悲しくなりますが、それでも子供は楽しんでやっているので怒るに怒れませんよね。
子供のいたずらで、洋服や床、皮膚についてしまった油性ペンのいたずら書きの落とし方を紹介します。
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油性ペンの落とし方 洋服
洋服などの布についてしまった油性ペンって落としたくても、繊維の奥までインクが染み込んでいそうで諦めてしまいますよね。
服についてしまった油性ペンを落とすときは、洗濯用洗剤がオススメです。
洗濯用洗剤の成分欄を見てみると「界面活性剤」の表記があります。
その界面活性剤の割合が高ければ高いほど油性ペンの汚れには最適なんです。洗浄効果が高い「超コンパクト液体洗剤」だと、簡単に服についた油性ペンを落とすことができます。
服についた油性ペンを落とす手順は、
- 油性ペンがついた部分の下にタオルを入れ、超コンパクト液体洗剤をたらし一晩放置する。
- 次の日に普通に洗濯機で洗う。
とっても簡単ですよね。
※ 超コンパクト液体洗剤は、普通のスーパーで販売されている、このタイプの洗濯洗剤です。
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洗濯洗剤では落ちない場合は、消毒用エタノールあるいは除光液(プロピレングリコール類含有のもの)を汚れた部分に少しずつ垂らし、あて布をして裏側からたたくとインクをにじみ出せます。
また、クレンジングオイルを揉みこんで落とすこともできます。
油性ペンの落とし方 顔や手の汚れ
みなさんも1度は経験があると思いますが、生活している中で油性ペンが手についてしまったなんてことありますよね。
石鹸でよく手を洗っても落ちないですが、日が経つと徐々に汚れも目立たなくなっていきます。ですので急いで落とす必要がなければいいかと思いますが、やはり子供の手にべったりついてしまった油性ペンのインクは早く落としてあげたいと思いますよね。
皮膚についてしまった油性ペンのインクは、目には目をと同じ要領で油には油をが効果的です。
油同士はくっつきやすい性質があるので、汚れを浮かしてそのまま洗い流してくれるんです。
例としては、クレンジングオイルや、日焼け止めや口紅なんかも効果的です。
もし顔や手に油性ペンがついてしまったら、油系のものを使って汚れを落としてみてください。
油性ペンの落とし方 床についたマジック
フローリングに、子供が油性ペンで落書きをしてしまうことは結構ありますよね。
ですが、フローリングには基本的にワックス加工されているので実質表面にしか汚れはついていません。
油性マジックのいたずら書きは、簡単に落とすことができるのです。
歯磨き粉などの研磨剤が含まれているもので優しくこすってみてください。ほかにも消しゴムでこすると消える場合もあります。
これらはごく簡単に楽に汚れを落とせますがフローリングのワックスがはがれてしまう可能性があり、またワックスがけをするのが面倒だと感じてしまいます。
そんなときはみかんの皮を使いましょう。みかんの皮1つにつき200ccの水で煮て、出来た煮汁をぞうきんなどに含ませてください。それで拭き上げをすると頑固なマジックの汚れも落ちてくれます。
みかんに含まれているリモネンという成分が油性ペンをきれいに落としてくれるんです。
ワックスをはがすことなく、むしろ自然派ワックスなのでフローリングをコーティングしてくれます。みかんから作るものなので小さい子供がいるお家でも安心して使えますよね。
油性マジックの落書きの落とし方 まとめ
子供が油性マジックを使って落書きをしてしまうと、あわててしまいますよね。
油性マジックのインクは、身近なものを上手に利用することで落とすことができます。
あわてずに、マジックの汚れ落としに挑戦してみてくださいね。