里芋って、ヌルヌルして皮むきや下ごしらえが大変です。
下処理が大変だから、料理に使わないという人も多いですよね。
特に大変な里芋の皮むきを簡単にする方法や、やっかいなヌメリの取り方などを紹介します。
また、毎回下ごしらえが大変!という方は、一度に下ごしらえをしてしまって、冷凍保存をする方法も便利です。
里芋の下ごしらえが簡単にできなかいかな?という方は、参考にしてみてくださいね。
里芋の皮のむき方 簡単な方法
里芋の皮むきと言えば1番厄介なのが「ぬめり」ですよね。
皮をむくのもぬめりでツルツル滑ってしまうし、手もかゆくなってしまいます。
でもコツさえ掴めば、かなり手軽に簡単に皮むきができるんですよ。
里芋の皮むき 茹でてからむく方法
普通は、包丁で皮をむいてから調理を始めますが、里芋の皮をむく前に茹でてしまうのです。
まず、さっと土などを洗って落とし、両端の固い部分だけを包丁で切り落とします。
それから沸騰したお湯に入れて、表面が柔らかくなるまで3~4分茹でて、冷ましてから手で皮をむいていきます。
キッチンペーパーや布巾などを使ってむくと手も汚れずに済みます。
里芋の皮むき 乾燥してから包丁でむく方法
里芋の特性として、水にぬれるとぬめりがでてきます。
ですから、調理する前にしっかりと乾かした状態で皮をむきはじめると、かゆくもならないですし簡単に皮むきができます。
調理の前に火を通したくない場合はこの方法が良いですね。
里芋のぬめりの取り方
生のまま皮をむいた里芋は、ぬめり取りもします。
ぬめりをとらないと吹きこぼれの原因になったり、煮汁が濁ってしまいます。
また味も染み込みにくくなるので、より美味しく綺麗に仕上げたい場合は、ひと手間かけてぬめりを取りましょう。
里芋のぬめりを塩で取る方法
里芋全体に塩をまぶし、まんべんなくすりこみ、洗い流します。
煮ころがしなどは塩もみだけで十分ですが、煮物などにする場合はそのあとに水から茹でると良いでしょう。
水が沸騰してから3分茹でて、流水で洗い流します。
1回でまだぬめりが気になる場合は、同じ工程を繰り返すと良いでしょう。
里芋の保存方法は冷蔵庫?常温?
里芋は熱帯地域の食材ですから、乾燥と低温にとても弱いんです。
調理前の里芋は冷蔵庫に入れてしまうと早く傷んでしまいます。
できれば買ってきてビニール袋に入っているのであれば、通気性の良い紙袋などに入れ、土は付いたままの状態で常温保存すると良いでしょう。
この状態で大体1ヵ月は保存可能で、先に土を洗って落としてしまうと、1週間ほどしか持たなくなるので、すぐに使わない場合、土は付いたままの方が良いですね。
里芋は下ごしらえをして冷凍保存
しかし、その都度あの面倒な下ごしらえはしたくないし、まとめてやってしまいたいですよね。
きちんと処理をすれば冷凍保存が可能で、調理する際も簡単に使えます。
里芋の冷凍保存の仕方
まず、下ごしらえの方法は普通に調理するときと同様に行ってください。
そのまま調理に使いやすいように、一口大に切っておくといいですね。
茹でる時は少し固めに茹でてください。生のままでも冷凍することができます。
里芋はキッチンペーパーなどで表面の水分を拭き取ります。
フリーザーパックなどに入れてきちんと空気を抜いて冷凍保存すると、約3~4週間は冷凍保存可能です。
調理する際は解凍せずに凍ったまま調理してください。
毎回料理に時間がかけられない方は、下ごしらえをして冷凍保存しておくと、時短になって良いですよね。
ただし、一度冷凍してしまうとやはり多少は味が落ちてしまいますので、用途によって使い分けると良いと思います。
里芋の下ごしらえと保存方法
里芋って、ちょっと下ごしらえに手がかかるという印象ですが、簡単に皮をむける方法やぬめりとりの方法を覚えておくと、意外と簡単に調理に使えます。
また、生のままでも冷凍保存できるので、下ごしらえをして冷凍しておくと、便利ですよね。
里芋の下ごしらえが面倒という方は、参考にしてみてくださいね。