ぬか漬けが塩辛くなってしまったときは、塩水につけて塩抜きをすることで塩分を減らすことができます。
ただ、塩抜きをしてしまうと栄養や乳酸菌が減ってしまうことがあります。
ぬか漬けの栄養を損なわないで食べるには、塩辛さを生かして料理に加えるのもおすすめです。
塩辛くなってしまったぬか漬けの塩分を抜く方法や、アレンジレシピについてまとめました。
漬かりすぎた野菜のぬか漬けの塩抜きの仕方
漬かり過ぎて塩辛くなってしまったぬか漬けは塩抜きをして食べることができます。
塩抜きに必要な材料は水と塩のみ。
塩抜きをするときに大事なのが塩と水の分量です。
水に塩を溶かして、塩分濃度が1.5%になるようにするのがポイントです。
- 水・・・約200ml(197ml)
- 塩・・・3g
この分量で塩水を作り、表面のぬかを洗い流して塩水にぬか漬けを入れて10分ほど置き、流水で軽くすすいで水気をしぼったら完了です。
ぬか漬けのうま味を逃さず、塩分を抜くことができるのでぜひお試しください。
水だけで塩抜きをすると、ぬか漬けが水っぽくなってしまいます。
ぬか漬けを塩抜きする時間
ぬか漬けを塩抜きをする時間は、まずは10分ほど塩水につけて置いてみて、味見をしてみます。
まだ塩辛いようでしたら15分~30分ほど置いてみて、味見をしながら調整してください。
塩抜きをして塩を抜き過ぎると、美味しさも損なわれてしまいますので、塩抜きのし過ぎにも気をつけながら、お好みの味になるよう置いておく時間を調整してみてくださいね。
塩抜きすると乳酸菌や栄養は減る?
塩抜きをすると、水に浸すので水溶性食物繊維やカリウム、乳酸菌などのぬか漬けの栄養素は溶け出てしまいます。
塩抜きをすることで塩分は控えることができますが、栄養素は溶け出てしまいます。
栄養素を逃がしたくないという方は塩抜きをしないで、塩分を生かして他の料理にリメイクすることもおすすめです。
塩辛いぬか漬けのアレンジ リメイクレシピ
塩辛いぬか漬けはアレンジをしてそのまま食べることもできます。
塩抜きをしないので、ぬか漬けの栄養素はそのまま残して食べることができます。
チャーハン
ぬか漬けを刻んでチャーハンの具として使ってみましょう。
食感のアクセントにもなり、いつもと違ったチャーハンが楽しめますよ。
サラダ
ぬか漬けを細切りにして、同じく細切りにした大根やきゅうりと合えればサラダの完成です。
ぬか漬けの栄養素がプラスされ、栄養たっぷりのサラダになりますよ。
お茶漬けやおにぎり
ぬか漬けを細かく刻んで、お茶漬けにのせたり、ご飯に混ぜ込んでおにぎりにするのもおいしくておすすめです。
このように塩辛いぬか漬けでもアレンジすることで、栄養素はそのまま食べることができます。
栄養素を逃すことのないよう、アレンジして食べてみてくださいね。
しかし栄養素は逃しませんが、塩分は多く含まれています。
塩分過多にならないよう、料理に使うときは塩を控えて食べる量には気をつけてくださいね。
市販のぬか漬け野菜の賞味期限はどのくらい?
市販のぬか漬けの賞味期限は、3日~4日のものや、1週間以上もつものもあり、漬けてある食材や梱包状況によって違いがあります。
パッケージの賞味期限の記載を確認しましょう。
賞味期限は未開封で保存方法を守った場合においしく食べられる期間なので、賞味期限が過ぎたからといってすぐ腐るわけではありません。
しかし、賞味期限が過ぎると味が落ち、おいしさが損なわれる可能性があるため、できるだけ期限内に食べることがおすすめです。
賞味期限が過ぎていて、臭いや見た目などがいつもと違うなど、変化があった場合は食べないようにしてくださいね。
市販のぬか漬け野菜が腐っているかの判断基準は、野菜の表面がネバネバしたり色が変色してきたら危険です。
また、食べたときにいつもより強い酸味がしたり、腐敗臭いがするようなら腐っている可能性があるので食べないようにします。
塩辛いぬか漬け野菜 まとめ
塩辛くなってしまったぬか漬け野菜は、塩抜きをして食べることができます。
塩抜きせずにお料理に使うときは、塩分に気を付けてアレンジするときに塩を使わないなど工夫して食べるようにするといいですね。