長ネギといえば、鍋にも炒めものにも合う万能な野菜です。食べたときの味や食感などネギ好きにはたまりませんね。
最近では、「九条ネギ」や「下仁田ネギ」など様々な種類がスーパーに並んでいます。
では、いざネギをサクサク切って調理するとき青い部分は、どうしていますか?
捨てる派と使う派と意見が分かれるところかと思います。
ネギの青い部分は、食べ方がわからない、捨てるのはもったいないと思っている方も多いと思います。
今回は、ネギの青い部分の使い方や、長ネギの白い部分と青い部分の栄養の違いなどを、わかりやすく説明します。
ぜひ、長ネギの青い部分も捨てずに美味しく食べてくださいね。
ネギの青い部分は食べられる?
長ネギの青い部分って「ネバネバで食べれないんじゃないの?」とか「農薬は大丈夫?」といった声も聞きます。
実際は、ネギの青い部分は美味しく食べられます。
青い部分のネバネバだって立派な栄養分だし、実際に流通している長ネギからは残留農薬は検出されていないので大丈夫です。
逆に、ネギの青い部分には殺菌効果や身体を温める健康に嬉しい作用があり、捨てるのはもったいないですよ。
また、料理にネギの緑の部分を使うことで、料理の彩りになり食卓も鮮やかになり、美味しいご飯を食べる一石二鳥の食材です。
ネギの青い部分の使い方や食べ方
長ネギの青い部分は、少し硬くてパサパサしたような印象があるかと思います。
この青い部分は、加熱することで独特の辛みが消え甘みになりますので、鍋や炒めものなど加熱をして食べる方法をおすすめします。
また、細かく刻むことで栄養がよく吸収できます。刻んでお味噌汁や鍋の薬味として使うのもよいですね。
ネギの青い部分には殺菌効果もあるので、鶏肉や豚肉を煮たりする際に臭み消しとしても活躍してくれます。
長ネギを洗うときは、栄養が水に流れ出てしますので、さっと水で流す程度で長く水にさらさないようにしましょう。
油との相性がいい食材でもあります。
ネギを使った料理で、スープやチャーハン、野菜炒めなどよりネギを美味しくしてくれる調理方法なので試してみてくださいね
ネギの白い部分と青い部分に栄養の違いはある?
良くスーパーで見かける長ネギは「白い部分」と「青い部分」どちらも「葉」なんです。
白い部分には土を盛って土の中で成長しますが、緑の部分は太陽に当たって成長します。
太陽の光を浴びて育った緑の部分は「緑黄色野菜」に分類されて、土の中で育った白い部分は「淡色野菜」に分類されます。
同じ1本のネギなのに野菜の部位によって違うんですね。
どちらの部分にも共通する栄養素が、アリシンという辛み成分で血行を促す効果があったり、フルクタンという食物繊維で風邪やインフルエンザの予防にもなるといわれています。
白い部分には、ビタミンCが豊富で抗酸化作用で美肌に効果がありますが、緑の部分には敵いません。
緑の部分は緑黄色野菜ということもありβカロチンやセレンや葉酸といった栄養素がたくさん含まれています。
免疫機能を高めて癌の抑制効果があったり、むくむ解消だったりとたくさんの効果が期待できます。
長ネギの栄養をトータルすると、抜群の効果があることが分りますね。
また、スーパーでは一年中見かけますが、長ネギの旬は11月~1月頃です。
やはりどの食材でも旬の時期に食べるのが、美味しくて栄養がたっぷり含まれていますので、寒い冬にたくさん長ネギを食べることで、ウイルスを殺菌し風邪予防にもばっちりです。
長ネギの青い部分
身近な食材で手に入りやすい長ネギは、栄養たっぷりで美味しい食材ですね。
これまでネギの青い部分を捨ててしまっていた方は、もったいないのでぜひこれからは料理に使ってみてください。
冬の寒い季節に美味しくなるネギ!そして何より風邪予防や美容効果が抜群なのが嬉しいですね。
そして、自分だけの美味しい食べ方を見つけてくざい。