食卓の名脇役、長ネギ。特に好きな野菜というわけではないかもしれないけど、どんな和食にも彩りを添えてくれる便利な野菜です。
ただ、その名の通り長いので、そのまま冷蔵庫に入れると邪魔になってしまいますよね。
長ネギを上手に冷蔵庫や冷凍庫で保存する方法や保存できる期間、また冬に美味しい泥ネギを長持ちさせる保存方法を紹介します。
長ネギの保存 常温で保存できる?
長ネギの旬と言えば冬ですが、今は年中スーパーで見かけますよね。
ただし、冬の野菜なので、真夏に常温で放置しておくと、数日で腐ることもあります。
冬であれば、2~3週間は常温でも保存することができます。直射日光の当たらない、風通しの良い場所に置いておきましょう。
長ネギが黒っぽくなって、ヌルヌルになってしまうと腐っていますので食べられません。
長ネギの夏場の保存方法
長ネギが痛みやすい夏場に保存する場合は、どのように保存すれば良いのでしょうか?
夏はネギだけではなく、ほとんどの野菜がすぐに腐ってしまうので、冷蔵庫の野菜室に入れて保存します。
そのままの長さでは冷蔵庫に入りずらいので、長ネギを三等分くらいに切って保存した方が便利ですね。切って冷蔵庫に入れる場合は、切り口が乾燥しやすくなってしまうので、早めに使い切りたいですね。冷蔵庫の中って意外に乾燥しているんですよ。
長ネギを冷凍するときの切り方と保存期間
長ネギを使い切れないというときは、新鮮なうちに冷凍しておくと良いですよ。
冷凍庫に保存すると約1ヶ月は保存ができます。
長ネギを冷凍するときは長いまま冷凍せずに、使いやすいサイズに切っておくと便利です。
我が家では、まずネギの青い部分と白い部分を分けて、それぞれを3cmカットとにしたものと、みじん切りにして、ビニールに入れて冷凍しています。
3cmにカットした長ネギはお鍋に入れたり、焼き鳥のネギマにしたり、なかなか使いやすいサイズです。
みじん切りにしたネギは、毎日の味噌汁などの汁物などにさっと入れるだけなので便利です。
以前はジップロックなどのタッパーに入れて保存していましたが、ビニール袋で保存したほうが扱いやすいことに気付いて、我が家ではずっともうこの方法でネギを保存しています。
料理に使う場合は、解凍せずに長ネギが凍ったまま使います。
まとめて刻むのが多少面倒ですが、切ってから冷凍しておけば日々の料理時間がぐっと短縮できるので、とてもオススメな方法です。
泥ネギの保存方法
冬になるとビニールに入った泥付きのネギを見かけます。
この泥ネギを保存するときは、ビニールから出し泥がついたまま新聞紙などにくるみ、風通しの良い場所に立てて保存します。
この状態で約1ヶ月保存することができます。
また、庭やベランダのプランターに植えることができれば、更に長持ちさせることができますよ。
泥ネギを土に斜めに植えて、白い部分に土をかぶせておきます。
根っこが付いた泥ねぎは生きています。土に植えることで成長を続けて新鮮な状態で保存することができます。
長ネギの保存方法
長ネギは冬の野菜ですので、夏は常温では長持ちしません。
新鮮なうちに、使いやすい大きさに切って冷凍しておくと便利です。
また、冬にしか味わえない泥ネギは洗わずに、新聞紙にくるんだり土に植えたりすると長もちします。
お料理や薬味に欠かせない長ネギ、上手に保存したいですね。