玉ねぎを冷凍すると、繊維が壊れてしまうのでサラダなど玉ねぎを生で食べる場合はフニャフニャした食感になってしまうので美味しくありません。
玉ねぎを加熱調理に使う場合は、冷凍することで火が通りやすくなり時短調理をすることができので料理に使いやすい大きさに切って冷凍しておくと便利です。
また、みじん切りにした生ねぎを冷凍しておくと、簡単に飴色玉ねぎを作ることができます。
玉ねぎを上手に冷凍するコツと解凍の仕方、冷凍玉ねぎを調理に使う方法についてまとめました。
玉ねぎの冷凍方法
玉ねぎはどんな形でも冷凍可能です。
玉ねぎの皮をむいて洗い、水気を切ってから保存袋に入れて冷凍します。
くし切り、薄切り、みじん切りなど切り方を変えて保存しておくとすぐに使用できて便利です。
保存袋に入れてから平らにならして冷凍するのがポイントで、調理する時にほぐれやすくなります。
カットした玉ねぎを冷凍しておくと時短になるだけではありません。
冷凍することにより、玉ねぎの甘みが増したり、味が染み込みやすくなったりします。
また、玉ねぎは冷凍しても栄養価は変わらないので安心して下さいね。
冷凍庫が玉ねぎで臭い
玉ねぎは冷凍すると臭いが出ることがあります。
玉ねぎに含まれる臭気成分は空気に触れると臭いを放出するからです。
冷凍したときの玉ねぎの臭いを防ぐには、なるべく空気に触れさせないことが大切です。
玉ねぎを密閉できる保存袋に入れたら、空気をできるだけ抜きましょう。
それでも臭いが気になるようなら、炭の脱臭剤がよく効きます。
冷凍玉ねぎの使い方
冷凍した玉ねぎを調理に使うときは、凍ったままいつものタイミングでお料理に使えます。
玉ねぎは冷凍するこみとで細胞が壊れているので、火の通りも早いので便利ですよね。
玉ねぎの冷凍庫での日持ち
玉ねぎは冷凍で1か月程度保存可能です。
長く保存しておくと冷凍庫に玉ねぎの臭いがついてしまうので、冷凍する際は日付を記入しておくと良いですね。
みじん切り玉ねぎの冷凍で飴色玉ねぎの作り方
飴色玉ねぎと聞くと、時間がかかり作るのが面倒なイメージがありますが、冷凍玉ねぎを使うと、10分程度で飴色玉ねぎが作れます。
作り方
- 冷凍した玉ねぎが固まっているときはあらかじめほぐしておく
- サラダ油を入れて熱したフライパンに冷凍みじん切り玉ねぎを入れる
- 蓋をして中火~強火で溶けるのを待つ(目安2~3分)
- 蓋を取り玉ねぎを炒める
- 焦げてきたら水を加えながら炒める
10分程度で飴色玉ねぎの出来上がります。
飴色玉ねぎの冷凍方法と保存期間
作った飴色玉ねぎも冷凍保存することができます。
冷凍するときは、小分けにしてラップに包み、冷凍用保存袋に入れ袋の口を閉じて保存します。
冷凍庫で2週間程度保存することができます。
冷凍せずに冷蔵庫で保存する場合の保存期間は3日程度です。
生の玉ねぎを時短で飴色玉ねぎ作る方法
飴色玉ねぎを作りたいけど、みじん切りの玉ねぎを冷凍していない、という場合も大丈夫です。
生の玉ねぎを微塵切りして電子レンジ(600W)で3分程加熱してから炒めても、冷凍したときと同じように時短効果があります。
飴色玉ねぎを加えたらいつものカレーもぐっと美味しくなります。甘みがでるのでオニオンスープに利用しても美味しいですよね。
玉ねぎをまるごと冷凍する方法と解凍の仕方
丸のままの玉ねぎを冷凍するときは、皮をむいて洗い、水気を切ってからラップに包んで保存袋に入れて冷凍して下さい。
玉ねぎに十字の切込みを入れておくと、調理をしたときにより味が染み込みやすく、解凍も早くできるのでおすすめです。
冷凍した玉ねぎをまるごと料理に使う場合は、電子レンジ(600W)3~4分で解凍できます。
また、まるごと冷凍した玉ねぎをカットして使用することもできます。その場合、冷蔵庫で3時間程度解凍して下さいね。
まるごと玉ねぎに鰹節とポン酢をかけるだけで美味しいですよね。
冷凍した生玉ねぎがふにゃふにゃぶよぶよになる原因
玉ねぎは冷凍すると繊維が壊れてしまうため、ふにゃふにゃとした食感に感じてしまいます。
そのため、冷凍玉ねぎは炒めたり煮込んだりといった加熱調理に適しています。
玉ねぎの食感を楽しみたいサラダやドレッシングなどを作る際は、生の玉ねぎを使用した方が良いでしょう。
玉ねぎの冷凍 まとめ
玉ねぎは丸のままでも、切ってもラップに包んで冷凍保存袋に入れて冷凍することができます。
使いやすい大きさに切って冷凍しておくと、忙しい時にとても便利です。
業務スーパーでも、切った玉ねぎの冷凍が販売されています。
玉ねぎが使いきれないときは、新鮮なうちに冷凍しておくと長期保存ができるのでおすすめです。