NHKのためしてガッテンで紹介された、冷凍かぼちゃを使って電子レンジでホクホクのかぼちゃの煮物を作るレシピを紹介します。
かぼちゃの煮物は、煮崩れたり水っぽくなってしまったりするので、難しいですよね。
ガッテン流の冷凍かぼちゃを使った煮物は、電子レンジで調理するので火加減を調節することもなく、手軽に作ることができます。
ためしてガッテン流 冷凍かぼちゃの煮物の作り方
材料
- 冷凍かぼちゃ・・・200g
- 砂糖・・・大さじ1と1/2
- 醤油・・・大さじ1と1/2
- 水・・・120ml
作り方
- 耐熱容器に凍ったままのかぼちゃを皮を上にして重ならないように入れます。
- ラップをせずに、プラスチック容器の場合は600Wで3分30秒、陶器や耐熱ガラスの場合は600Wで4分を目安に加熱する。
- レンジで加熱している間に、砂糖・醤油・水を鍋に入れて火にかけ、煮立ったら火を止めて調味液を作ります。
- 加熱したかぼちゃに調味液をかけて、そのまま5分待ったら完成です。
冷凍かぼちゃの煮物をホクホクにするコツ
冷凍かぼちゃの煮物を、ホクホクにするコツは少ない煮汁で煮ることです。
なぜなら、冷凍かぼちゃから水分がでるので煮汁は少なくてよいからです。
冷凍かぼちゃ自体が下茹でしてから冷凍されているので、水分を多く含んでいます。
電子レンジで冷凍かぼちゃの煮物を作ると、水分が蒸発しやすいのでホクホク感があり、かぼちゃの甘みが増した味になります。
味は表面に染み込み、しっかりした味付けになるのでお弁当にもおすすめです。
一方、鍋で冷凍かぼちゃの煮物を作ると、水分が残ってしっとりしたやさしい食感になり、味は全体的にやさしく染みわたります。
冷凍かぼちゃの煮物が水っぽくなる原因
冷凍かぼちゃが水っぽくなるのは、煮る前から冷凍かぼちゃ自体に水分が多く含まれているのが原因です。
冷凍かぼちゃは製造過程で、冷凍する前に高い温度でゆでたり蒸したりして、品質が低下しないように、8割ほどは火が通っていて、下茹でされている状態です。
冷凍かぼちゃは生のかぼちゃと違って、2つの特徴があります。
1つは、表面は火が通っていても内側は生に近いこと。
2つめは、凍るときに水分が氷になり、細胞にすき間ができスポンジのようになっていることです。
レンジで加熱すると、内側から加熱され、煮崩れを防ぐことができます。
さらにスポンジのようになっているので味が染み込みやすいのです。
冷凍かぼちゃの煮物の日持ちは冷蔵庫でどのくらい?
冷凍かぼちゃの煮物は冷蔵庫で2~3日です。
味付けによっては4~5日もつ場合もありますが、数日冷蔵庫に入れておいたものは傷んでいないか確認してから食べてください。
かぼちゃは栄養価が高い分、腐りやすい食材なので、電子レンジや鍋で再加熱してから食べると安心できます。
かぼちゃの煮物は常温では1日でダメになることもあります。
かぼちゃの煮物を多めに作って、すぐに食べないときは早めに冷凍庫で保存するほうが安全です。
かぼちゃの煮物を冷凍保存した場合、2週間程度は日持ちします。
かぼちゃの煮物が腐っているかの見分け方
腐ったかぼちゃの煮物の特徴は、ぬるぬるして糸を引いたり、ねばねばしていたり、酸っぱい匂いがしたり、カビが生えていることです。
冷蔵庫で保存していて心配なときは、再加熱する前に一つ箸で割ってみて確かめてみてくださいね。
冷凍かぼちゃの煮物 まとめ
冷凍かぼちゃはレンジ加熱することで、もともと下ゆでしてある特徴を生かすことができ、ホクホクな煮物ができることが分かりました。
電子レンジで調理するので、火加減も気にしなくていいので手軽に作ることができますね。