生パン粉って、袋で買うと使いきれないで残っちゃったりするんですよね。
生パン粉を少しだけ使いたいとか、うっかり買い忘れてしまったというときは、食パンで簡単に生パン粉が作れます。
生パン粉の簡単な作り方や、残ってしまったときの保存方法について紹介します。
また、生パン粉と乾燥パン粉どちらを使ったらいいかな?というときの、パン粉の使い分け方についても説明しますね。
お家で簡単に作れる生パン粉、食パンが残ったときにも作ってみてくださいね。
⇒ 乾燥パン粉の保存方法!冷蔵庫や冷凍庫での賞味期限は?
食パンで生パン粉の作り方
生パン粉は、普段食べている普通の食パンで作る事が出来ます。
私は食パンが余ったり賞味期限がせまってしまったら、自家製パン粉にして使っています。
残った食パンで作った生パン粉は、美味しい上に節約にもなるので一石二鳥ですよ。
食パンで生パン粉を作る方法
食パンで生パン粉を作るには、ただ食パンをちぎるだけ!
手で適当に細かくちぎっていきます。
手でちぎるだけでも完成なのですが、細かくするには少し大変ですので、ミキサーやフードプロセッサーがあると便利です。
また包丁で細かく切ると綺麗にカットが出来ます。それぞれで形や大きさが変わるのも楽しいですね。
大きさは自分で好きな大きさに調整することが出来るので、その日の料理に合わせて作ることが出来ます。
また、もう一つ生パン粉の作り方があります。食パンを冷凍させる方法です。
冷凍した食パンで生パン粉を作る方法
食パンの賞味期限が切れそうだけれど、食べきれない。そんな時は食パンを冷凍しておく方も多いのではないでしょうか。
冷凍した食パンをおろし器で削ることでも生パン粉が作れます。
そのまますぐ使うことが出来ますが、凍った水分が溶けると少し水っぽくなるので、レンジで少しだけ加熱して水分を飛ばします。
加熱しすぎるとパサパサになってしまうのでレンジにかける時間は20秒程にして様子をみます。
生パン粉を乾燥パン粉にする方法
お料理によっては、生パン粉よりも乾燥パン粉の方がよい場合もありますよね。
生パン粉を乾燥パン粉にする方法も紹介します。
生パン粉を乾燥させるには、レンジで1~2分加熱します。
またはフライパンを弱火から中火にし、3分くらい煎ります。
レンジやフライパンで水分を飛ばすことで、生パン粉が乾燥パン粉になりますよ。
生パン粉と乾燥パン粉の違いと使い分け方
生パン粉と乾燥パン粉の違いは水分量です。
水分が14%以下のものを乾燥パン粉と呼びます。もとは同じものですが、それぞれで使い分けをして料理をすることが出来ます。
生パン粉を使う料理
生パン粉は、ボリュームを出すことができるので見た目が豪華です。
揚げるとサクッと軽やかな食感になります。
衣に厚みがあるため、加熱時間がかかっても衣に色がつきすぎる心配がなく、ゆっくりと中に火が通るので、エビフライによく合います。
また肉汁をよく吸収するので、ハンバーグのつなぎなどにも最適です。
乾燥パン粉を使う料理
乾燥パン粉には、粗目・中目・細目があり、それぞれ料理によって使い分けます。
粗目のパン粉
生パン粉に近く、ボリュームが出ます。
時間をかけて火を通すとんかつやエビフライに向いています。
中目のパン粉
汎用性が高くどんな素材にも合います。
コロッケやハンバーグ、揚げ物全般に向いています。
細目のパン粉
火の通りが早いので串カツなどの小さい食材や、中に元から火が通っているコロッケなどに向いています。
また油の吸収が低いのは乾燥パン粉で、食感を重視するなら生パン粉がおすすめです。
パン粉1つでも種類や使い分けが沢山あります。しかし必ずこの料理にはコレ!という訳ではなく、自分の好みで使い分けて楽しく料理に取り入れると良いと思います。
生パン粉の冷凍方法と賞味期限
生パン粉は冷凍すると、1ヶ月ほど保存が可能です。
生パン粉を冷凍する場合は、ラップに包んでから密封ビニールに入れ空気を抜きます。
冷凍ムラをなくすために、板状にしてから冷凍庫で保管します。
冷凍した生パン粉を使うときは必ず自然解凍で溶かします。室温で5分くらいで戻りまよ。
一度冷凍して解凍したものは、再び冷凍はしないようにしましょう。
生パン粉を冷蔵庫で保存する場合
残った生パン粉をすぐに使う場合は、密閉容器や密封ビニールに入れ、空気が入らないようにて冷蔵庫にいれておきます。
しかし冷蔵庫にいれても生パン粉はカビが生えやすく、固くなったりダニが発生しやすいので、次の日には使い切った方が良いです。
手作りの生パン粉や、開封した市販の生パン粉は、出来ればその日のうちに使い切るのがベストです。
使い切れない生パン粉は、その日のうちに冷凍保存した方が安心ですね。
生パン粉の作り方と保存方法 まとめ
生パン粉は食パンで作ることができます。
ミキサーや包丁で細かくするだけで簡単に作れますので、生パン粉がない!というときは、食パンを使って作ってみてください。
また、冷凍の食パンで生パン粉を作るときは、凍ったままの食パンをおろし金でおろして作れます。水分が多いときは、20秒ほどレンジをかけてください。
作った生パン粉や市販の生パン粉を開封すると、カビが生えやすくなりますので、できれば冷凍庫で保存するのがおすすめです。
生パン粉は食パンで簡単に作れますので、少しだけ生パン粉が必要というときも、手作りの生パン粉を作ってみてくださいね。
乾燥パン粉の保存方法も紹介しています。