ダニに刺されたときの痒みってたまらないですよね。
痒みが長くつづいたり、刺された跡の赤みが残ったりしてしまうことがあります。
家族の中でも、刺されやすい人と刺されない人っています。
ダニに刺されやすい人や刺されやすい場所など、またダニに刺されないための環境つくりについて紹介します。
ダニによくさされて困っている方は、参考にしてみてくださいね。
ダニに刺されやすい人や箇所
人間の肌を刺すダニの種類は「マダニ」「ツメダニ」「イエダニ」という三種類のダニです。
これらのダニは、肌が柔らかい人や場所を狙って刺します。
単純に皮膚が固いと刺しにくいので、柔らかい方を好むのは自然なことですよね。
刺される箇所も、腕の内側であったりお腹やわき腹など、比較的皮膚が柔らかい箇所が刺されることが多いですよね。
また、「体温が高い人」や「汗っかきの人」もダニに刺されやすいと言われています。
その理由は、ダニはもともと高温多湿の場所を好む性質があることから、必然的に体温が高い人のところに集まります。
ですから、代謝が良く体温も高い赤ちゃんは最も狙われやすいですよね。妊娠中の方やお酒を飲んだ後なども体温が上がるので気を付けた方が良さそうです。
また、ダニは人間が吐き出す二酸化炭素にも反応して集まるので、身体を動かした後などは呼吸も体温も上がるので、ダニに刺されやすい状況だといえます。
そしてこれは体質とは違いますが、食生活も影響していて、ビタミンBが不足している人はダニに刺されやすいという研究結果もあります。
ダニ刺されのアレルギー
ダニに刺されて症状がでる人との違いを簡単に言うと、赤く腫れあがるのがダニに対してのアレルギー反応なのです。
刺されていても症状として何も表れない人は、アレルギーではないと言えます。
とは言っても、最近ではどんな人でも何らかのアレルギーは持っていて、ダニアレルギーを持っている人もとても多いので、あまり深刻に考える必要はないと思います。
ダニに刺されない対策
発生してしまったダニを駆除するのは結構大変なので、まずはダニが発生、繁殖しない環境を作ることが大切です。
ダニは高温多湿の環境を一番好み、繁殖する力も非常に強くなります。
ダニが繁殖しない環境を作るには、こまめに室内の換気をし湿度が60%以上にならないように気を付けましょう。
天気が悪い日に、除湿機を使うのも良いですね。
特に、ダニの活動が活発になる春から夏にかけては、室内の湿度が高くならないように工夫するこが大切です。
また、高温を好むと言いましたが、70℃以上になるとダニは死滅します。
ですから、布団なども天日干しすれば完全にダニも死んでしまうと思いがちですが、分厚い布団の中にいるダニは暗い所に逃げようとするため、なかなか完全に死滅しないと言われています。
確実にダニを除去したいのであれば、スチーマーをかけて天日干しにするか、コインランドリーなどで高温殺菌して乾燥させると良いでしょう。
ちなみに、布団クリーナーなどは表面の死滅しているダニはしっかりと吸ってくれますが、布団の中に潜り込んで生きているダニまでは吸ってくれないので注意が必要です。
ダニ刺されの対策
ダニに刺された後の痒みってたまらないですよね。
体温や体質によって、ダニに刺されやすいこともありますが、何よりもダニが繁殖しない環境を作る工夫も大切ですね。