ミョウバン水の作り方2リットル!薄め方や消臭スプレーの使い方

ミョウバン水の作り方と効果健康

汗の臭いや体臭は気になる人も多く、消臭スプレーが手放せないという方もいますよね。

コストが安く手軽に使える消臭剤として、みょうばんを使ったミョウバン水が注目されています。

ミョウバン水の作り方やミョウバンスプレーの使い方などを紹介します。

ワキガや足の臭いが気になる場合のミョウバン水の使い方や注意点、意外と日持ちがしないみょうばん水が残ったときの使い道なども、詳しく説明しますので、ミョウバン水を作ってみようかな?という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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ミョウバン水の作り方 2リットル

ミョウバンを使った、ミョウバン水の作り方を紹介します。

ミョウバンは、水に溶かすのに時間がかかるため、濃いミョウバン水の原液を作り、使うときに薄めて使うのが便利ですよ。

ミョウバン水の原液 2リットルの作り方

2リットルのペットボトルの空容器を使って作る方法です。

用意するもの

  • 焼きミョウバン
  • 2リットルの空のペットボトル
  • じょうご(あれば)

じょうごは、ペットボトルにミョウバンを入れるときに使いますが、ない場合は紙をラッパ状に丸めて使っても大丈夫です。

ミョウバン水の原液の作り方

  1. ペットボトルに60gのミョウバンを入れます。
  2. ペットボトルに水道水を2リットル入れます。
  3. 24時間以上放置して、白く濁った水が透明なれば完成です。

ミョウバンは水に溶けにくく、最初は水に浮いていますがペットボトルを振ったり、時間が経てば溶けて透明のミョウバン水が作れます。

ミョウバン水が溶けないときの対処法

早くミョウバンを溶かしたい場合は、温かめのお湯で溶かすと早くミョウバンが溶けますよ。

ミョウバン水を作るときは、水道水を使ってください。水道の水にはカルキが入っていて殺菌消毒効果があるので、蒸留水で作るよりも長持ちします。

ミョウバン水の原液は、涼しい場所に置いておけば1ヶ月程度保存が可能ですが、薄めてしまったミョウバン水は2~3日を目安に使い切ってくださいね

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ミョウバン水の薄め方 消臭スプレーの作り方

みょうばん水の原液は濃度が濃いので、肌に使用するときは薄めて使います。

ミョウバン水の原液をそのまま肌につけると、かゆみやかぶれ、腫れや赤みが出ることがありますので、注意してくださいね。

ミョウバン水の薄め方

体臭や汗などが気になる場合、消臭剤として肌に使う場合は、ミョウバン水の原液を10倍に薄めて使います。

原液を薄めるときは、カルキが入っている水道水が一番よいのですが、水の代わりに緑茶で薄めると更に消臭力がアップします。

薄めてしまったミョウバン水は日持ちがしないので2~3日で使いきってくださいね。直接肌に使う場合は特に気をつけてください。

薄めたミョウバン水は、100均などで売っているスプレーボトルに入れれば、消臭スプレーとして手軽に使うことができます。

ミョウバン水 消臭スプレーの使い方

ミョウバンスプレーの使い方

ミョウバン水を肌に直接使う場合、肌に合わないこともあります。

肌が弱い方は、コットンに含ませたミョウバン水を肌にあてて24時間様子をみて、かゆみや赤みがでないか確認してから使ってください。

消臭剤として肌に使用する場合は、そのまま吹きかけて使用したり、コットンやティッシュに含ませて肌に5分ほどパックするようにします。

ミョウバン水でワキガ対策をする方法

ミョウバン水を使ったワキガ対策の方法を紹介します。

ワキガ対策にミョウバンスプレーを使う方法

ミョウバン水を薄めて作ったミョウバンスプレーを直接わきに吹きかけます

できるだけ清潔な状態の時にミョウバン水をスプレーして、拭き取らずに自然に乾かします。

拭き取らずに自然乾燥させたほうが、肌に多くのミョウバンが残るので消臭効果もアップします。

お出かけ前やお風呂上りにも、手軽にミョウバンスプレーを使ってみてください。

ワキガ対策にミョウバン水をパックする方法

ティッシュやコットンに薄めたミョウバン水を染みこませて、脇の下に挟んで5分程度パックをします。

ミョウバン水をパックするときも脇の下を清潔にしてからの方が効果がありますので、お風呂上りなどに試してみてください。

ミョウバン水をお風呂に入れる方法

普段のお風呂に、ミョウバン水の原液を30~60ml入れます

お風呂にミョウバン水を入れるだけで、消臭効果や菌の増殖を抑えてくれます。

わきがだけでなく、水虫や体の臭い対策にもミョウバン風呂は大活躍です。

ワキガ臭の服の臭いをミョウバン水で消す方法

ミョウバン水のワキガ効果

衣類のワキガの臭いが取れないときは、洗濯のときにミョウバン水を使います。

衣類を洗濯する時に、すすぎのタイミングで原液のミョウバン水50〜100mlを入れます

途中で入れられない場合は柔軟剤を入れるところに入れます。

洗剤と同じタイミングでミョウバン水を入れると洗浄力が低下してしまうので注意してくださいね。

洗濯するときに、ミョウバン水を使うとワキガ臭だけでなく、生乾きの臭いも防ぐことができますよ。

ミョウバン水を使ったつけ置き洗いの仕方

洗濯機で洗っても臭いが取れない場合は、原液を10倍に薄めたミョウバンスプレーを臭いの気になる部分に直接スプレーするか、10倍に薄めたミョウバン水に衣類を一晩漬けておいて、翌日軽くすすいでから普通に洗濯機で洗えば洋服の汗臭さも気にならなくなります

足の臭いを消す方法 ミョウバン水

薄めたミョウバン水スプレーを直接足や靴の中にスプレーして乾かすことで、足の臭いをとることができます。

また、薄めたミョウバン水を使った足湯も、足の臭い消しにはおすすめです。

ミョウバン水が残った場合の使い方

ミョウバン水は薄めてしまうと、2~3日しか日持ちがしません。

ミョウバン水を薄めてしまってから日にちが経ってしまうと、肌に直接スプレーをするので心配ですよね。

使い切れなかったミョウバン水は、洗濯物やカーテンなど臭いが気になる場所にスプレーすると、消臭剤として使うことができます。

帽子や枕など洗濯機で洗えないものも、ミョウバン水をスプレーしておくと嫌な臭いを消して雑菌の繁殖を抑える効果があります。

生ゴミの臭い消しに使うのもオススメです。

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ミョウバンとは?売っている場所は?

ミョウバンとは、硫酸アルミニウムと硫酸カリウムが化合した結晶で、漬物の発色剤や麺のコシや歯ごたえを良くするためのかんすいなどにも使われる食品添加物です。

水に溶けることで酸性になり、それがアルカリ性のアンモニアと中和する事で、汗の臭いや体臭を軽減することが出来ます。殺菌効果、制汗作用、消臭作用などがあります。

ミョウバンには、生ミョウバンと焼きミョウバンがあります。

焼きミョウバンの方が手に入れやすく、使いやすいです。

焼みょうばんは薬局などにもありますが、スーパーの漬物コーナーや乾物コーナーに置かれています。

私が購入したスーパーでは浅漬けの素やぬか漬けの素などの容器が並ぶ一角に、60g100円で置いてありお手頃な値段でした。

ミョウバン水を使った体臭やワキガ対策 まとめ

ミョウバン水を使った消臭対策は、私も試しましたが、1日一回スプレーしただけで汗臭さは確かになく、効果がありました。

ただミョウバンにはアルミニウムが入っているため金属アレルギーの方は注意が必要です。

ミョウバンは食品にも使われるものなので安全ですが、微量の毒性も持っています。

ミョウバンの毒性の被害が出ることはごく稀なことですが、ミョウバン水を薄めるときは濃くしすぎないように注意してくださいね。

消臭剤として万能なミョウバン水、是非ご自宅で試してみてはいかがでしょうか。

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