揚げ物はカラッと揚がらないから、家では作らないという方も多いですよね。
急に揚げ物を作るとなっても、専用の鍋がなかったり揚げ物用の温度計がないと揚げ物ができないと思いがちですが、そんなことないんですよ。
揚げ物用の鍋は専用のものでなくても、家にあるもので代用できます。
また、揚げ物の油の温度の目安も、温度計を使わずに測ることができるんですよ。
揚げ物は上手に作れないという方も、ちょっとしたコツをつかめば失敗なしで簡単にカラッと揚がります。
ぜひ、お家でも揚げ物に挑戦してくださいね。
揚げたての天ぷらやフライは、家族もよろこぶこと間違いなしですよね。
揚げ物用の鍋の代用
家で揚げ物をしようと思ったけれども揚げ物用の鍋がない!そんなことはありませんか?
もちろん揚げ物用の鍋があれば一番いいのですが、揚げ物専用の鍋以外でも揚げ物はできるんですよ。
家にフライパンならありますよね。フライパンで揚げ物ができます。
フライパンがあれば、揚げ物用の鍋がなくても天ぷらやフライが作れますよ。
揚げ物の油の温度の目安
家で揚げ物をする場合は、そこまで高温にこだわる必要はありません。
油を入れた鍋やフライパンを中火にかけて、油を温めます。
油の温度が170度くらいになったら揚げて大丈夫です。
そこで、油の温度なんてどうやって測るの?と思うかもしれません。
菜箸の先を油に入れてみてください。
すると、菜箸から泡がぷくぷくと出てきます。
この泡が出てくる温度が170℃前後なので、揚げ物を入れても大丈夫ですよという合図です。
揚げ物を失敗しないコツ
揚げ物を失敗しないために、押さえておきたいポイントがあります。
一度にたくさん入れすぎない
揚げ物をする際に、一度にたくさん入れすぎてはいけません。
たくさんの具材を一度に入れると、油の温度が下がりすぎてしまいます。
さらに、揚げ物同士がくっついてしまうこともありますので、揚げ物はある程度ゆとりがあるくらい少な目にしてくださいね。
揚げるものをあまりさわらない
揚げるものを油の中に入れたら、あまりさわらないことも大切です。
気になってついつい菜箸で触ってしまいますが、衣がはがれてしまう原因になります。
ある程度火が通るまでゆっくりと待つことも大切です。
揚がったものは油をしっかり切る
フライや天ぷらが揚がったら、揚げ網に乗せて油を切りましょう。
揚げ網がない場合は、お皿にキッチンペーパーをひいて油をきります。
キッチンペーパーを使う場合は、揚がったものをいつまでも同じキッチンペーパーの上に乗せておかないようにしてくださいね。
キッチンペーパーが吸ってくれた油が揚げ物に戻ってしまいます。
ある程度油が切れたら、別のところへ移してくださいね。
我が家では、新聞紙の上にキッチンペーパーを敷いて揚げ網の代わりにしています。
新聞紙は油をよく吸ってくれますが、揚げ物を直接新聞紙の上に置くのは抵抗があるので、新聞紙の上にキッチンペーパーを敷いておくといいですよ。
揚げ油の中にあるカスはなるべく取る
揚げ物をしていると揚げ油の中にカスが増えてきてしまいます。
これをそのままにしておくと揚げ物についてしまいます。
綺麗な揚げ物を作る為にも、揚げカスはなるべくこまめに取るようにしましょう。
揚げ油はできるなら保存しないで捨てる
揚げ油は保存して何回も使いまわす人もいますが、できるなら揚げ油は保存しないで捨ててしまいましょう。
1度使った揚げ油はニオイがついてしまっていたり、酸化してしまっています。
毎回捨てるのはもったいないという場合も、数回使って油の色が少し茶色になってきたら捨てたほうがいいと思います。
揚げ油を捨てるタイミングや油の捨て方も紹介してまいす。
こちらも、見てみてくださいね。
揚げ物を上手に作るコツ まとめ
揚げ物もなれないと、上手に作れないと思ってしまいますが、コツをつかめば失敗なく簡単に作れます。
カラッと揚げ物をあげるには、具材を一度に沢山入れないこと、揚げた後はしっかり油を切ることが大切です。
また、揚げ物がカラッと揚がらない原因として、油が酸化してしまっていることもあります。油が古くなっていないか確認してみてくださいね。
また、揚げ物をするときの油ハネが怖いという方は、長めの菜箸を使ったり油のハネ防止網も売っているので活用してみるといいですね。
揚げ物は専用の鍋や温度計がなくても、コツをつかめば失敗なく簡単に作れますよ。
ぜひ、揚げたての美味しい天ぷらやフライを作ってみてくださいね。