冬瓜は夏に収穫して冬まで保存できるというのは、知っている人も多いですよね。
しかし、切ってしまった冬瓜はあまり日持ちがしないんですよ。
丸ごとの冬瓜は食べきれないという方も、スーパーではカットされて売っているので買いやすいです。
カットされている冬瓜を野菜室で保存する方法や、保存できる期間。また、すぐに食べきれないときの冬瓜の冷凍方法や、凍った冬瓜の使い方などを紹介します。
冬瓜はほとんどが水分なので、ダイエット中の方にも嬉しい食材です。
また、暑い夏に食欲がなくなっても、水分が多い冬瓜なら食べやすく夏バテ防止にもなります。
⇒ 冬瓜の簡単な料理方法!わたや皮まで食べられるレシピ
切った冬瓜の保存の仕方
冬瓜は丸ごと買ってきても一度に使いきれなかったら、残った分を保存しなければいけませんね。
また、スーパーで切ってあるものも売ってあるので、食べきれないから毎回カットしてあるものを買うという人も多いんじゃないでしょうか?
切った冬瓜はあまり日持ちしませんので、正しく保存しましょう。
冬瓜はワタの部分から傷んでいきますので、切った冬瓜はワタと種を取り除いて保存します。
実の部分をしっかりラップで覆いポリ袋に入れて保存、または皮をむき使いやすい大きさに切ってからラップに包み、ジップロックなどの保存袋に入れて保存します。
切った冬瓜はワタを取り除いて正しく保存したとしても、あまり日持ちしませんので、早めに使いきるようにして下さいね。
冬瓜の保存は野菜室でどのくらい日持ちする?
丸ごとの冬瓜は、約1~3ヶ月くらいも日持ちして長期保存もできますが、カットした冬瓜は一気に日持ちしなくなります。
切った冬瓜は、正しく保存したとしても冷蔵庫の野菜室で2~3日くらいしか日持ちしません。
切って保存した冬瓜は3日以内には食べきるようにしましょう。
塩もみして漬物にして保存する場合も、3日くらいで食べきるようにして下さいね。
3日くらいで食べきれない場合は、冷凍保存をおすすめします。
冬瓜の冷凍保存の仕方と使い方
冬瓜は水分が多いので、冷凍には不向きと思われがちですが、実は冷凍しても食感が変わりにくいので冷凍にむいていると言われています。
冬瓜を冷凍する方法は、生のままと下茹でしてから、そして煮物にしてからの3パターンの方法があります。
それぞれ冷凍保存の仕方と使い方を説明します。
冬瓜を生のまま冷凍保存する方法
- ワタや種を綺麗に取り除く
- 皮をむく
- 使いやすい大きさに切る
- 空気が入らないようにラップで包む
- 冷凍保存袋に入れて冷凍する
冷凍した冬瓜は、解凍しなくても凍ったまま調理することができます。
冬瓜を下茹でしたから冷凍保存する方法
- ワタや種を取り除く
- 皮をむく
- 使いやすい大きさに切る
- 冬瓜の切った大きさにもよりますが、5分程度(少し固めでOK)茹でる
- ザルなどに上げ粗熱と水気を取る
- 粗熱が取れたら冷凍保存袋に入れ、空気を抜き冷凍する
解凍後に調理するので、冬瓜の下茹では固めにしておきましょう。
下茹でした冬瓜も、凍ったまま調理することができ、さらに下茹でしてあるので時短料理にピッタリでとても便利ですよ。
冬瓜の煮物を冷凍保存する方法
- 冬瓜の煮物を作ったら、完全に冷ます
- 冷めたらジップロックなどの冷凍保存袋に汁ごと入れて冷凍する
煮物にした冬瓜は、1回に使う分ずつ小分けに冷凍すると使いやすいです。
食べる時は、煮汁ごと温めるとすぐに食べることができます。
また、冷たいまま食べたい時は、冷蔵庫に移し自然解凍して下さいね。
3パターンとも、冷凍した冬瓜は1ヶ月を目安に食べきるようにしましょう。
冬瓜の保存方法 まとめ
夏に収穫して冬までもつと言われている冬瓜ですが、切った場合は一気に日持ちしなくなります。
冷蔵庫の野菜室で保存する場合は、2~3日しか日持ちがしません。
それ以上保存する場合は、冷凍保存がおすすめです。
冬瓜が残ってしまったら、下処理をして早めに冷凍しておくと、凍ったままお味噌汁の具にしたり、煮物に加えたりできて便利ですよ。
冬瓜はほとんどが水分のため、カロリーもとても少ないので、カロリーを気にしている人には嬉しい野菜ですね。