手軽に食べられる冷凍の枝豆は便利ですが、夏の枝豆の旬の時期には、やはり生の枝豆を茹でて食べたいですよね。
塩気があとをひく枝豆は、おつまみにたべたり、子どものおやつにも食べやすく、栄養価も高い野菜です。
我が家ではお弁当にも使えるので、冷凍の枝豆を買うこともあります。それも美味しいですが、生の枝豆はやはりホクホクで一段と美味しいです。
塩気も調節でき、意外と簡単に調理することが出来ます。
枝豆の下ごしらえの仕方や美味しく茹でるコツを紹介します。
スーパーの店頭に枝豆が並ぶ旬の時期には、 生の枝豆を食べてみて下さいね。
⇒ 生の枝豆の保存方法!冷蔵庫や冷凍庫で保存できる期間
枝豆の茹で方と下ごしらえ
スーパーなどで枝豆を買うときは、さやの色が淡い緑で産毛が濃いものが新鮮です。
生の枝豆は冷凍のものとは違い、さやに産毛がちょっと目立ちます。ですのでまず下ごしらえをしてから枝豆を茹でていきます。
枝豆を茹でる前の下処理
- ボールに水を張り、枝豆をいれて軽く洗い汚れをとります。
- さやの両端を切り落とし、枝豆に塩をまぶしてこすります。
枝豆のさやの両端を切り落とすことで豆に塩味がつきやすくなり、塩をまぶして擦ることで、枝豆の産毛が取れ色鮮やかに茹で上がります。
枝豆の下処理はこれだけ!簡単ですね。あとは茹でていきます。
枝豆のゆで方のコツ
枝豆を美味しく茹でるコツは塩加減です。やはりしょっぱすぎても薄すぎても、食べた時ガッカリしますよね。
水の量に対し、塩は4%用意します。例えば1ℓの水に対し40gの塩を使います。
4%の塩のうち3分の1を下ごしらえの塩として使います。塩の量はきっちり計らなくてもだいたいで大丈夫です。
下ごしらえで塩をまぶしてこすった枝豆を5分ほど置いておくとアクや汚れが浮き出ます。忙しいときは時間をおかずに茹でても大丈夫です。
沸騰したお湯に塩がついたまま枝豆をいれて、残りの塩も入れたら4分ほど茹でます。さやが少し開いたら茹で上がりの合図です。
枝豆が美味しくなるポイント
茹で上がった枝豆をザルにあげます。
この時塩はかけなくて大丈夫ですが、味見して塩分が足りない場合には少し塩をかけて味の調節をしてください。
茹であがった枝豆を、水にさらして冷ましてはいけません。ふやけて美味しさがなくなってしまいます。
必ずうちわ等で扇いで、手早く冷ますのが枝豆の美味しくなるポイントです。
枝豆の美味しい茹で方はレンジで何分?
夏の暑いときに、お湯を沸かして枝豆を茹でるのは大変ですよね。
そんな時は、レンジで枝豆を茹でる方法やシリコンスチーマーで蒸す方法が便利です。
レンジで枝豆をゆ茹でる方法
レンジで枝豆を茹でるときは、枝豆1袋(200g~300g)に対して
- 塩・・・大さじ1
- 水・・・50cc
下ごしらえをした枝豆を耐熱容器に入れ、塩と水を加え、軽く混ぜたらラップをして、電子レンジ500w~600wで5分茹でます。
味見をして固ければ30秒ずつ足してみてください。
枝豆がちょうど良い固さになったら、ザルにうつしてうちわで扇いで冷まします。
シリコンスチーマーで枝豆を蒸す方法
シリコンスチーマーで枝豆を蒸すときは、
- 枝豆・・・150g
- 塩・・・小さじ1
- 水・・・大さじ1
枝豆に塩をふり、もみこんでから30分おきます。
シリコンスチーマーに入れ、水を入れて電子レンジ500w~600wで4分蒸します。
出来上がったらさっと混ぜて、ザルへうつしうちわで扇ぎ冷まします。
枝豆の美味しい食べ方!茹でる以外は?
枝豆は茹でる以外に、フライパンで調理することも出来ます。
枝豆をフライパンで蒸し焼きにする方法
枝豆一袋を下ごしらえしておきます。
コップ一杯の水をフライパンにいれ、沸騰させます。
枝豆を入れ蓋をして5分蒸し焼きにします。仕上げに塩を振って頂きます。
フライパンとオリーブオイル
枝豆一袋を下ごしらえして塩を揉みこみます。
フライパンで焦げ目がつくまで焼いて、蓋をして弱火にし、5分蒸し焼きにします。枝豆の水分で蒸し焼きにするので水は入れないで大丈夫です。
最後にオリーブオイルをかけて完成です。
枝豆は少量の水で蒸すと、甘みや旨みがUPし沢山の栄養をとることができます。
枝豆の栄養は、茹でても失われません。食物繊維やカリウム、マグネシウム、ビタミンB1が豊富で、葉酸、ビタミンC、Bカロテンなどが含まれています。
枝豆は沢山の栄養を摂ることが出来るので良いですよね。
冷凍枝豆と生の枝豆
スーパーの冷凍食品コーナーでは、冷凍の枝豆が売られています。
冷凍の枝豆は手頃で使いやすく、つい買ってしまいますが、私自身初めはちょっと抵抗がありました。
子どもに与えるのに、添加物は大丈夫か?生の新鮮なものが良いのではないか?と心配もありました。
しかし、冷凍枝豆は新鮮な旬の時期にとれた野菜を特殊な業務用冷蔵庫で冷凍されているので、栄養も落ちることがありません。
また、冷凍するため保存料もいらないですし、添加物も使われていない事が多いです。買うときにはパッケージをよく見てみると良いですね。
枝豆のゆで方 まとめ
生の枝豆は茹でるのが面倒で、ついつい冷凍の枝豆を買ってしまいます。
夏の暑い時期にお湯を沸かして、枝豆を茹でるのが大変なときは、電子レンジで茹でたりフライパンで蒸し焼きにしても、美味しく枝豆を食べることができます。
冷凍枝豆にはその良さがあり、生の枝豆には生でしか味わえない美味しさがあります。
旬の時期の生の枝豆は、やはりとても美味しく後を引きます。様々な調理方法で、是非生の枝豆も 食べてみてくださいね。