子供のプールが始まると、水イボに感染することが多いですよね。
水いぼができて皮膚科に行くと、ピンセットでつまみ取ったり窒素で焼いたりするので、子供はものすごく痛がって泣いてしまいます。
水いぼにははと麦茶が効果があると言われていますが、はと麦茶を飲ませて効果が期待できるのなら試してみたいですよね。
はと麦茶の水イボに効果があるといわれている成分や、赤ちゃんや小さな子供にはと麦茶を飲ませるときの注意点、効果が現れる期間などを紹介します。
水イボ対策にはと麦茶を子供に飲ませてみようかな?という方の参考になれば幸いです。
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はと麦茶は水いぼに効果がある?
はと麦には化粧水などのスキンケア商品もたくさんあり、美肌効果があるというのは結構有名ですよね。
そのはと麦茶は水いぼ取りにも効果があると言われています。
水いぼができた時に皮膚科で漢方薬を処方されることもあります。
それは「ヨクイニン」という漢方薬で、イボ取りに効果があると言われている漢方薬です。
実はそのヨクイニンというのは、はと麦ので皮を除いた種子の部分から作られているんです。
ですので、もちろんはと麦茶にもヨクイニンが含まれており、イボ取り効果が期待できるといわれています。
はと麦茶は漢方薬として直接ヨクイニンを摂取するよりも、含まれる量も少ないのですが、ヨクイニンは種類によって2歳未満や5歳未満は服用できなかったりと年齢制限があります。
その点、はと麦茶なら小さい赤ちゃんから飲むことができますので、安心して飲ませることができますね。
はと麦茶の飲み方や飲む量
はと麦茶もいろいろな種類のものが売られています。
よくスーパーで売られている麦茶は「六条麦茶」といって、はと麦は含まれていません。
また、市販のはと麦茶の中には、他のお茶とブレンドしているものが多く売られています。
はと麦茶は価格が高いために、はと麦茶の表示があっても価格が安いものは、値段を抑えるためにウーロン茶などがブレンドしていることが多くあります。
はと麦茶ブレンドしてあるお茶がウーロン茶などであれば、当然カフェインも含まれているので、赤ちゃんに飲ませるときは、カフェインの含まれるお茶がブレンドしていないか確認してくださいね。
はと麦茶の飲み方
はと麦茶に含まれているヨクイニンは漢方なので、基本的には食事の前に飲むのが一般的ですが、赤ちゃんや小さい子供に飲ませるときは、食事の時やお風呂上りの水分補給や、喉が渇いた時に普段の麦茶として飲むといいでしょう。
はと麦茶を飲ませるときの注意点
はと麦茶は体を冷やす効果があり夏に最適な飲み物ですが、一気にたくさん飲んでしまうとお腹を壊してしまう可能性があります。
一気に与えずに、少量を分けて飲ませるようにして下さい。
はと麦はイネ科の植物ですので、イネ科にアレルギーがある場合は飲ませないようにして下さい。また、成分が小麦に似ているので、小麦アレルギーの場合も注意しましょう。
赤ちゃんや小さい子供に、初めてはと麦茶を飲ませる時は、少量で様子を見ながら飲ませて下さいね。
はと麦茶の効果がでる期間
はと麦茶には、即効性はありません。
水いぼに効くと言われている漢方薬の『ヨクイニン』も即効性はなく、2~3ヶ月程度毎日飲み続けなければいけないそうで、効果が現れるまでには少し時間がかかります。
はと麦茶の場合も、水いぼの程度にもよりますが、毎日飲んで効果が表れるまでに2ヶ月~半年はかかると言われています。
はと麦茶は薬ではないので、毎日飲み続けることで少しずつ効果が期待できるのだと思います。
毎日コツコツと長い目で見ていきましょう。
はと麦茶は水イボに効果がある? まとめ
イボ取りに良いと言われている「ヨクイニン」という漢方薬と同じ成分が、はと麦茶には含まれていますが、はと麦茶に含まれているヨクイニンは漢方薬に比べて少ない量です。
はと麦茶を飲んだからと、すぐに水イボに効果があるわけではありません。
はと麦茶は、即効性はありませんが、毎日の水分補給として飲んでいれば水いぼの予防にもなると言われていますので、水分補給に取り入れてみるといいかもしれませんね。
水いぼは特に悪さをしないイボだから自然治癒でいいと、病院の先生に言われることもあります。
免疫力が上がればできなくなるそうそうですが、いつまでもプールをお休みさせるのも可愛そうですよね。
心配な場合は、お医者さんに早めに改善できるように相談してみると安心です。