ほうれん草は栄養もあり色々な料理に使えますが、あまり日持ちがしなかったり、旬の時期を過ぎると値段が高くなってしまいます。
でも、お弁当にあと一品、緑色のおかずが欲しいなというときなど、ちょこっとほうれん草があればというときに便利なのが、冷凍ほうれん草なんですよ。
冷凍の野菜って、栄養面や味はどうなの?と抵抗がある方も多いですよね。
そこで、冷凍で売られているほうれん草の栄養や使い勝手、自分で冷凍ほうれん草を作る方法も紹介しますね。
ほうれん草が安く手に入ったというときは、自分で冷凍ほうれん草を作って保存すれば、使い切れないほうれん草を無駄にせずに長期保存することもできますよね。
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冷凍ほうれん草の使い方
冷凍食品で売られている冷凍ほうれん草は、加熱してから冷凍してありますので、調理する場合はそのまま使うことができます。
おひたしや和え物などには解凍して使いますが、自然解凍で大丈夫です。
急いでいる時は、電子レンジでの解凍を使うのも便利ですが、私は凍ったほうれん草をザルに入れて熱湯をサッと2~3回まわしかけています。
熱湯をかけすぎてしまうとベチャっとなってしまいますので気を付けて下さいね。
冷凍のほうれん草を、炒めものや味噌汁などに使う時は凍ったまま料理に入れて使えます。
使い方も簡単なので、冷凍ほうれん草は冷凍庫の中にあるととても便利な食材ですよね。
冷凍ほうれん草の栄養
冷凍されたほうれん草って、栄養面はどうなのか?というのもきになりますよね
実は市販の冷凍ほうれん草は、新鮮なまま栄養を逃がさないように工夫されて作られていますので、普通のほうれん草と栄養価はほとんど変わりません。
それどころか時期によっては冷凍ほうれん草の方が栄養価が高いときもあります。
その理由は、市販の冷凍ほうれん草は、旬の時期に収穫されたほうれん草を収穫してすぐに急速冷凍しているからです。
急速冷凍することによって、栄養が損なわれてしまう前に冷凍されているのです。
野菜は旬の時期が一番栄養価が高いと言われていますよね。
時間が経つと栄養が少しずつ失われていくほうれん草も、収穫してすぐに冷凍ほうれん草にすることで一番栄養が高い時のままということになります。
冷凍ほうれん草は、使いやすく栄養もたっぷりなら、安心して使うことができますね。
しかし、せっかく栄養が高い時に急速冷凍された冷凍ほうれん草でも、調理する時に栄養を逃がしてしまっては残念です。
栄養を逃がさないためにも、使う分ずつ解凍して、調理する時は加熱しすぎないように注意しましょう。
冷凍ほうれん草の作り方
ほうれん草の旬の時期に、自分で冷凍ほうれん草を作って保存するのもおすすめです。
自宅で冷凍ほうれん草を作る時も、なるべく急速に冷凍することが大事です。
冷凍ほうれん草を作る手順は
- 土などの汚れを洗ってしっかり落とします
- お湯を沸騰させ、塩を一つまみ入れます
- ほうれん草をサッと茹でます。時間は20~30秒程度
- ザルに上げ、冷水で冷やします
- 水気を絞り、カットします
- キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります
- 金属トレイに水気を拭いたほうれん草を、なるべく重ならないように並べて冷凍します
- 凍ったら冷凍保存袋に移します
ほうれん草を茹でる時は、茹ですぎないように気を付けて下さい。
茹ですぎてしまったら、栄養は逃げてしまいますし、解凍した時にベチャッとしてしまいます。
茹でた後に冷水にさらすことによって、アクを抜いてほうれん草の色の変色を防いでくれます。
冷凍する前は、よく水分を拭き取って下さいね。
一番のポイントは、金属トレイに並べて急速に凍らせることです。
ほうれん草を大きな塊のままで冷凍せずに、広げて冷凍するか一回分づつ使いやすい大きさで冷凍してから保存袋に移すようにすると、料理の時に必要なだけ解凍することができます。
冷凍ほうれん草の使い方 まとめ
冷凍ほうれん草は、凍ったまま使うことができるので時短料理にもなり、忙しい主婦の味方ですよね。私もあるととても安心します。
お弁当のおかずにちょっと緑色のおかずが欲しいというときも、必要なぶんだけ使えるので便利ですよね。
ほうれん草を野菜室で保存すると、すぐにシナっとしてしまいますので、ほうれん草が安いときに冷凍ほうれん草にしておくと便利ですね。