年末やちょっとした時に食べるすき焼き、あれって実は地域によって違う作り方があるって知ってました?
私は関西の出身なので、実家ではずっと関西風のすき焼きを食べていました。
しかし、主人は関東出身なので関東風のすき焼きが好みなので、結婚してからは関東風のすき焼きを作るようになりました。
関西風のすき焼きを食べなれている方には、関東風のすき焼きの作り方ってとまどうことも多いと思います。
関西風と関東風のすき焼きの違いや、関東風のすき焼きの作り方について紹介します。
私のように関東風のすき焼きを作ったことがない!という方は参考にしてみて下さいね。
すき焼きの具材の切り方
すき焼きを作るとなると、まずは具材をそろえて切りますよね。
私は出身が関西なので、だいたいすき焼きに入れる具材というとお肉、豆腐、白菜、玉ねぎ、糸こんにゃく、お麩が実家では普通でした。
関東風のすき焼きを食べていた主人に、お麩や玉ねぎをすき焼きに入れるというとビックリされました。関東では普通はいれないみたいですね。
すき焼きの具材はそのおうちによって違うと思うので、こちらではメインになることの多いすき焼きの具材について説明しますね。
長ネギ
長ネギはだいたいどのお家のすき焼きにも入っていると思います。
関東風のすき焼きでは、長ネギの白いところを2~3cmほどの斜め切りにします。
関西では長ネギの緑の部分を使うことが多いので、初めて関東風のすき焼きを食べたときにビックリしました。
牛肉
牛肉は常温にして5cmほどのサイズに切っておきます。こちらは関東も関西も同じですね。お好みによってはサイズを一口サイズにするなどの切り方もあります。
しいたけ、春菊
しいたけは軸をとって、表面に切れ目を入れた飾り切りにします。
春菊は硬い部分を切り落として準備します。春菊は関西のすき焼きではあまり入れないので私は新鮮な感じがします。
豆腐
すき焼きのときは焼き豆腐を主に使います。お豆腐を縦に半分にしてから1~2cm幅くらいに切って水切りをしておきましょう。
すき焼きは、基本的にお肉を食べる、という趣向なので具はしらたき、豆腐、ネギとお肉が基本的な具材になります。
すき焼きの具材を入れる順番
すき焼きの具材の準備ができたら、鍋に具材を入れていきます。
実は具材を入れる順番が、関東風と関西風のすき焼きの大きな違いです。
関東風のすき焼きでは、具材の前に「割り下」というだし汁をいれます。
この割り下は、みりん、醤油、砂糖などで作ります。
関東風すき焼きはまずはこの割り下を先に入れてから、お肉や野菜をいれて煮ていきます。
割り下を先にいれてからなら、特に入れる順番はありませんが初めはネギ、春菊やキノコをいれてからお肉をいれるのが一般的なようです。
ちなみに、関西風のすき焼きには割り下は使用しません。
関西風のすき焼きは基本的には焼いて食べるものです。関東風とは違い最初にお肉を入れて、醤油や砂糖で味付けをしたあと野菜をいれる。
割り下は使用せずにお水やお酒で調節するのも関西独特のものだそうです。
関東すき焼きの作り方のコツ
関東風すき焼きはなんといっても煮ることにおもむきを置いています。
鍋などでもわかると思いますが、煮ることは結構簡単なようで難しいですよね。煮すぎると煮詰まってしまいますし、お野菜をたくさん入れると今度は汁が水っぽくなってしまいます。
私は関東風のすき焼きを作るようになってから、関西風のすき焼きは焼くので簡単だったなと思います。
関東風のすき焼きを煮るときのコツとしては、食べながら火の調整をしたり、煮詰まる前に食材を上げてしまうなどがあります。
お野菜をいれるのは初めの方にして野菜からでた水分を割り下やお湯などで調節してからお肉をいれるのもおすすめです
作る途中で味見をしながら割り下を少しずつ足して味を安定させるのも大事です。
また、追加で具材をいれる時もその都度割り下を足して味付けを見るようにしましょう。
関東風すき焼きと関西風すき焼きの違い まとめ
関西風と関東風のすき焼きの違いや関東風のすき焼きの作り方などを紹介しました。
どちらも違った美味しさがあるとおもうので、関東風を作ってからつぎは関西風としてみるのもいいかもしれませんね。