温泉に入るときのマナーって、知っていますか?
たびたび旅行で温泉に入る人は常識かもしれませんが、温泉に入りなれていないと意外と知らないものですよね。
子供の頃は、何気なく親のマネをして入ったり、親に教えてもらいながら温泉に入っていましたが、いざ大人になって家族で温泉旅行に行くとなっても、自分の行動が周りの人から見て「常識がない」と思われるんじゃないかと不安になってしまいます。
そこで、温泉の入り方とマナーについてお話していきたいと思います。
温泉の入り方やマナー
温泉旅館に泊まっても、家族風呂ではなく大浴場で入るともなれば、やはり知っておきたいのは温泉の入り方やマナーですよね。
家のお風呂よりも長風呂になってしまうことも多いので、温泉に入る前はしっかりと水分補給をしておきましょう。また、食後すぐに入浴すると、消化不良を起こしやすくなってしまいますので食後すぐは避けて下さいね。
温泉に入るときのマナーとしては、人の迷惑にならないように考えて入浴していれば大丈夫なんじゃないの?と思いがちですが、意外と普段の入浴で当たり前になっていることでも、他人にとっては迷惑なこともありますので注意しましょう。
温泉に入るときので最低限のマナー
- お湯を汚さない
- お湯につかる時はかけ湯をする
- タオルは湯船につけない
- 髪の長い人は湯船に髪の毛がつかないようにまとめる
- 泳がない
- あがる時は体をしっかり拭いてからあがる
これくらいは最低限守りたいですよね。
私の子供が、スポーツチームで温泉に行った時の話ですが、
「○○君が立って洗面器のお湯でかけ湯をしたから周りに飛び散って、知らないおじさんにメチャクチャ怒られてたよ」と話してくれました。
大人ならそれは周りの迷惑になると考えられそうですが、子供は普段家での入浴そのままを外でもやってしまうので、子連れで温泉に行く場合は、周りの人にかけ湯がかかってしまうと迷惑というのを教えてあげないといけませんね。
温泉から脱衣所に行くときは、体をしっかり拭いてからあがるようにしましょう。濡れたままあがってしまうと、脱衣所がビチョビチョになり、周りの人が不快な思いをしますし、滑りやすくなって危険です。
温泉の入り方 タオル
温泉番組を見ていると、タオルを体に巻いて入っていますよね。
だからタオルを巻いて入るのがマナー違反と思わない人も多いのではないでしょうか?
温泉番組でタオルを巻いているのは、テレビ用に許可をとっているのであって、本当は湯船にタオルや手ぬぐいをつけるのはマナー違反とされています。
他人が体を洗った汚れたタオルを湯船につけていたら、何となくいい気持ちはしませんよね。
持っていたタオルは頭の上に置くのが昔からのマナーらしいのですが、女性ではあまり見かけない光景ですよね。頭の上ではなくても湯船の外の置ける場所に置いておくといいと思います。
温泉のマナー いつ髪の毛や体を洗う?
温泉では頭や体を洗ってから湯船に浸かるのか、湯船に浸かってから頭や体を洗うのか?
これはどちらが正解とは決めがたい問題です。
お肌のことを考えるなら湯船に浸かって毛穴の汚れを浮かせたり、角質を柔らかくしてから体を洗うのが良いとされています。
しかし、温泉に入るときのマナーとして考えると、先に頭や体を洗ってから綺麗にしてから湯船に浸かるのが断然良いと思います。
施設によっては「体を洗ってから入浴して下さい」という張り紙をしているところもあるくらいですので、みんなが気持ちよく温泉を利用するためには、頭や体を洗って綺麗にしてから湯船に浸かるほうがいいですね。
温泉の入り方やマナー まとめ
温泉でのマナーと聞くと、難しいように感じてしまいますが、みんなが気持ちよく利用できるためにはどうすればいいのかを考え、人に迷惑になるようなことをしなければ大丈夫だと思います。
子連れで温泉に行く場合は、子供から目を離さず、走らない・暴れないということを事前に話しておくといいでしょう。