夏の食べ物といえばそうめんを思い浮かべるという人も多いんじゃないでしょうか?
私もそうめんといえば子供の頃の夏休みを思い出します。
夏には良く食べる素麺ですが、少しだけ残ってしまってそのまま次の年まで置いてしまうことってありますよね。
開封してしまったそうめんが、次の年でも食べられるのか迷ってしまいませんか?
開封してある去年のそうめんが食べられるのか、そうめんの開封後の賞味期限や保存方法について紹介しますね。
また、「そうめんは古いほど美味しい」というのを聞いたことはありませんか?この理由についても紹介します。
そうめんの賞味期限は開封後どのくらい?
メーカーによっても若干の違いはありますが、そうめんの開封後の賞味期限は、1~2年とされているメーカーがほとんどです。
しかし、これは保存状態が良い場合です。
そうめんは長期保存ができ、保存食とも言われていますので、記載されている賞味期限も長いはずです。
保存するにあたって、そうめんの特徴は「日光に弱い」「湿気に弱い」「臭いを吸収しやすい」このようなことがあげられます。
ですので、保存する時はそうめんの特徴に気を付けて
- 直射日光を避ける
- 湿度が低く風通しが良いところで保存する
- 保存袋や保存容器に保存する
このように直射日光が当たらない風通しの良いところで、臭い移りしない保存容器に密封して保存することが大切です。
そのような条件の保存場所が見つからないという場合は、冷蔵庫での保存もOKです。
冷蔵庫で保存する場合は、ニンニクやキムチなどの臭いが強いものの近くは避けるなど、臭い移りに十分注意して下さいね。
開封したそうめんが残ってしまって、1年後まで食べることがないという場合は、天気の良い日にそうめんを袋から出してから陰干しするという方法もあります。
そうすることによって、湿気を飛ばし防虫・防カビ効果になります。
陰干しした後ももちろん保存状態には気を付けましょう。
そうめんの期限切れ 開封してあっても食べれる?
開封後のそうめんの賞味期限は1~2年ですので、1年前に開封したそうめんも保存状態が良ければ食べることができます。
では、開封したそうめんをジップロックなどの別袋に移し替えていて賞味期限がわからない!ということはありませんか?
私はそうめんが少ししか残っていないから、近いうちに汁物にでも入れよう!と思って別袋に移し替えることがよくあります。
覚えているうちに使えばいいのですが、忘れちゃうんですよね。
賞味期限もわからず、そうめんが食べれるか迷ってしまった時のチェックポイントは
- カビが生えていないか
- 変な臭いがしないか
- 明らかに変色していないか
- 虫がついていないか
この4つです。
このように素麺の見た目や臭いで変化がない場合は、食べても大丈夫だそうです。
しかし、あまりにも記憶にないくらい古いものは食べるのを辞めておいたほうがいいですね。
そうめんは古いほど美味しいは本当?
「そうめんは古いほど美味しい」や「そうめんは寝かせると美味しくなる」などと聞いたことがありませんか?
これは間違ってはいません。
ですが、寝かせると美味しくなるそうめんは『手延べそうめん』だけです。
しかも家庭でそうめんをうまく寝かせるのはとても難しいと言われています。
手延べそうめんは表面に油を塗ることでコシを出しています。
その油がそうめんの原料である小麦粉に馴染んでいき、油の酸化熱でタンパク質が熟成されます。
これをきちんと管理の行き届いた倉庫で保存されたものを、『古物(ひねもの)』といい、木箱に入っている高級品のそうめんとなります。
油の酸化だと味が変わってしまいそうな気もしますが、茹でることによって油臭さが取れ、コシが強く何ともいえないほど美味しいんですよ
家庭でも管理を徹底すれば、できないことはないのかもしれませんが、やはり難しいですよね。
開封後のそうめんの保存 まとめ
夏の定番のそうめんは、数年の保存が可能な食品です。
しかし、保存状態が悪いとカビなどの原因にもなってしまいます。
今年余ってしまったそうめんでも、保存状態がよければ1~2年は食べることができますので、正しい方法で保存して来年また美味しくいただきましょう。