手作りの梅干がしょっぱすぎて食べられないということがありますよね。
昔は、塩味の強い梅干しが多かったですが、最近は薄塩タイプの梅干が人気です。
私もご近所さんや親戚にいただいた手作り梅干しがしょっぱ過ぎて食べられないという経験があります。
自家製の梅干しは日持ちするように塩分高めで味付けをすることが多いので、市販のものよりかなりしょっぱく感じてしまうこともあります。
しょっぱい梅干しも、少し手を加えることで美味しく食べることができるんですよ。
梅干しがしょっぱ過ぎるときの塩抜きの方法や、お料理に使って食べる方法を紹介します。
せっかくの手作り梅干しを、上手にお料理に取り入れて美味しく食べたいですね。
しょっぱい梅干の食べ方
昔の人はしょっぱい梅干しを「梅干しは医者いらず」と言って薬代わりに使っていたというほど、すごい効能がたくさんあります。
梅干は塩分も濃いので長期保存ができ、昔は大切な保存食だったんですね。
しかし、最近では薄塩の梅干しが増えていて、昔ながらのしょっぱい梅干しは、そのまま食べると塩分が強すぎると感じてしまいます。
梅干がしょっぱいときの食べ方は、
- おかゆに入れて食べる
- 調味料として魚と一緒に似る
- ご飯と一緒に炊く
- 浅漬けやドレッシングにする
- 梅びしおにする
このように、そのままじゃしょっぱすぎる梅干しも調味料として使うことによって美味しく食べることができます。
梅干がしょっぱいときの塩抜きの仕方
しょっぱい梅干しを、塩抜きして塩分を減らすこともできます。
しかし、塩抜きをした梅干しはあまり日持ちがしなくなるため、一度に塩抜きをせずに1ヶ月で食べきれるくらいの量を目安に塩抜きをして下さいね。
梅干の塩抜きの方法とメリット・デメリット
梅干しの塩抜きの方法は、水だけでする方法と塩水でする方法と酢水でする方法があります。
それぞれ、メリット・デメリットがあります。
梅干を水だけで塩抜きした場合
水だけで梅干の塩抜きをするときは、気を付けないと梅干しの塩分も酸味も抜けてしまう可能性があります。
梅干を塩水を使って塩抜きした場合
塩水で梅干の塩抜きをすると浸透圧の力で塩が抜けやすくなり、塩分が抜けすぎるのも防いでくれますが、つけすぎると酸味が抜けてしまう可能性があります
梅干を酢水で塩抜きをする場合
酢水・・・塩分が抜けすぎてしまう可能性がありますが、酸味は残ります
どの方法で梅干の塩抜きをするかは、どんな梅干しが好みかで決めるといいかもしれません。
梅干の塩抜きの手順
- ボウルに1ℓの水と塩(酢)を小さじ1入れて混ぜる
- 塩水(酢水)の中に梅干しを入れる(1ℓの塩水(酢水)に対して梅干し200ℊ程度)
- 12時間くらいつけておく
- 梅干しをザルにあげ水を切り、もう一度新しく同じ濃度の塩水(酢水)を作り、そこに梅干しをつける
- また12時間つけこみ、ザルにあげよく乾かす(できれば天日干し)
塩水で塩抜きをするときも酢水を使うときも同じ分量で大丈夫です。
塩分や酸味が抜けすぎてしまうのを防ぐためにも、2回目のつけこみの時は時々味を見ながらすることをおすすめします。
しょっぱい梅干のリメイクレシピ
梅干の塩抜きは時間がかかりますし、塩分といっしょに多少栄養も逃げてしまいます。
栄養を逃がさず塩抜き以外でしょっぱい梅干を食べる方法も紹介します。
豚肉の梅肉炒め
材料
- 豚肉(豚小間や豚バラスライス)300ℊ
- 梅干し3粒程度(お好みで)
- 醤油・みりん 50㏄ずつ
- ネギ(玉ねぎでもOK)1本
作り方
- 梅干しは種を取り除き、梅肉を細かく切ります
- 豚肉とネギは食べやすい大きさに切ります
- フライパンに油を熱し、豚肉を炒めます。火が通ってきたらネギも加えます(玉ねぎの場合は豚肉と一緒くらいに炒め始めて下さい)
- 完全に火が通ったら、醤油・みりん・梅肉を加え更に炒めます
- 馴染んできたら完成です
梅肉が肉の臭みも消して、食べやすくしてくれます。
肉だけではなく、魚料理にも相性バッチリですよ。
梅干がしょっぱいときの対処法 まとめ
梅干しは薬になっていたというくらいたくさんの効能があり、美容にもダイエットにもいいと言われています。
手作り梅干は、日持ちするように塩分が多めになっていることもあります。
自家製の梅干しが塩辛いと感じたら、食べるぶんだけ塩抜きをしたり、調味料としてお料理に取り入れると美味しく食べることができます。
しょっぱい梅干しも少し手を加えるだけで、美味しく食べることができます。
作った梅干しがしょっぱいすぎた時は参考にしてみて下さいね。