食器洗い機って便利ですよね。
使い始めると、もう手放せない家電の一つです。
でも、うっかり食洗機の洗剤をきらしてしまって困ってしまったことはありませんか?
どうせ食器を洗うものだからと、台所洗剤を入れてしまいたいですが、絶対に台所用洗剤を食洗機に入れてはダメですよ。
食洗機の専用洗剤がないときの洗剤の代用できるものや、台所用洗剤を食洗機に入れてはいけない理由について説明しますね。
食洗機は洗剤なしでも洗える?
食洗機は高温のお湯で汚れを落としています。
ですから、洗剤が無くても予洗いしていれば汚れは落ちるんじゃないの?と思う方もいると思いますが、結論から言うと、軽い汚れは落ちますが、がんこな油汚れはきちんと落ちきれません。
パッと見落ちているように感じていても、やはり洗剤が無ければ見えない雑菌は落ちていないですし、食器洗い機自体の匂いの原因にもなったりしますので、洗剤は入れるようにしましょう。
実際に、私も食洗機に洗剤を入れ忘れたことがありましたが、一瞬洗えているようで手に取ってみると油のベタベタ感が残ってしまっているものがあったので、洗剤は入れ忘れないよう気を付けています。
食器洗い機の洗剤の代用できるもの
食洗機用の洗剤を切らしてしまっている場合、代用できるものがあれば助かりますよね。
ここでご紹介するのは、「酸素系漂白剤」です。
この酸素系漂白剤は水やお湯によく溶ける性質で、炭酸ソーダや過酸化水素が発生し、汚れを落としてくれます。
酸素系の漂白剤は、塩素系漂白剤と違いプールの消毒の臭いもなく、哺乳瓶の消毒やふきんの消毒などにも使えるので食洗機に使っても安心ですよね。
使い方は、普段使っている食洗機の洗剤と同様、4~5人用の食洗機に5グラム程度の酸素系漂白剤を入れるだけなのでとても簡単です。
ただし、金属の食器などは食器の質感などが変わってしまう可能性があるため、入れないほうが良いですね。
また、重曹や台所用洗剤は食洗機に向いていないため、気を付けましょう。
食洗機に台所用洗剤を使ってはいけない理由
私も食洗機用の洗剤を切らしてしまった時に、真っ先に思いついたのが台所用洗剤でした。
しかし、台所用洗剤は絶対に使わないように気を付けましょうね。
なぜかというと、台所用洗剤と食洗器用の洗剤では成分がまったく違うからです。
台所用洗剤は泡を使って汚れを落とすのに対して、食器用洗剤は汚れを溶かして落とすように作られているからです。
使って分かるように台所用洗剤はとても泡立ちが良いですよね。これを食洗機で使用してしまうと大量の泡が発生し、食洗機の故障の原因となってしまいます。
泡がきちんと排出されないことによりパイプの詰まりの原因となってしまったり、食洗器から洗剤の泡かあふれ出たりエラー表示がでる可能性があります。
ですから、食洗機の洗剤の代用として、台所用洗剤は真っ先に思い浮かぶと思いますが、絶対に食洗機に台所用洗剤は使用しないように気を付けてくださいね。
また先ほど言った重曹も、ほとんどのメーカーでは使用しないでくださいとの注意書きがされています。
環境や身体に良いものをと重曹を使う方が増えていますが、食洗機の洗剤の代用としては向いていません。
最近では重曹を入れることができる食洗機もあるみたいなので、そのような食洗機であれば問題はありません。
食器洗い機の洗剤がないときの代用 まとめ
とても便利な食洗機ですが、うっかり専用の洗剤をきらしてしまったときは、酸素系漂白剤で代用することができます。
食洗機の洗剤の代用として、重曹や台所用洗剤を使うとエラー表示が出たり食洗機の故障の原因になるので気をつけてください。
食洗機の修理や買い替えになると、とても高額になってしまうので注意してくださいね。