納豆は冷凍できることを知っていますか?
でも、実際に納豆を冷凍したら、あまり美味しくないと感じる人もいるかもしれません。
納豆を冷凍するときは、ちょっとコツがあるんですよ。
納豆の上手な冷凍方法や解凍の仕方を紹介しますね。
また、冷凍することで体に良いといわれている「納豆菌」がどうなるのかについても説明します。
特売で、納豆が安く売っていた!というときも、食べきれないぶんは早めに冷凍保存することで長く食べることができます。
納豆が食べきれないというときは、ぜひ納豆の冷凍をしてみてくださいね。
⇒ 常温で放置した納豆は食べられる?腐った納豆の見分け方
納豆は冷凍できる?
納豆は冷凍保存することができます。
納豆を冷凍した場合、美味しく食べられる保存期間は1ヶ月程度です。
風味など多少落ちても大丈夫という場合は、3ヶ月~6ヶ月ほど納豆は冷凍保存が可能だと言っている専門家もおりますが、心配な場合はなるべく早く食べたほうがいいですね。
納豆の冷凍保存の注意点
納豆を冷凍するときは、パックのまま冷凍することができます。
しかし、パックのまま冷凍した場合は、水分が抜けて乾燥したり、冷凍焼けや冷凍庫の臭いがついてしまうことがあります。
冷凍した納豆を美味しく食べたい場合は、納豆を密閉することが大事です。
できれば、買ってきた納豆をパックから出してラップでつつみ、密閉容器にいれて冷凍するとよいでしょう。大量にある場合は、パックを外すことでかさばらず、冷凍庫の中の場所をとらないのでおすすめです。
パックから納豆を出すのが面倒な場合は、パックをラップで包んでフリーザーバッグに入れると良いですよ。
このひと手間が、冷凍した納豆を美味しく食べる秘訣なんです。
納豆を冷凍すると納豆菌は死なない?
体に良いと言われている納豆菌は、納豆を冷凍しても死んでしまうことはありません。
納豆菌は、低温になると活動できないと判断して休眠状態に入りますが、納豆を解凍して温度が20度前後になると納豆菌の活動が再開されて再発酵がすすみます。
納豆菌は生命力が強く、冷凍しても活動が止まるだけで死んでしまうわけではありません。
納豆の解凍時間は常温でどのくらい?
冷凍した納豆を急速に解凍すると納豆の水分が出てしまい、もともとの納豆の食感とは違ってしまいます。
そのため、冷凍した納豆を美味しく食べるためには、じっくり時間をかけて解凍することがおすすめです。
冬場なら常温で解凍することも可能ですが、暖かい季節の場合は納豆を食べる前日に冷凍庫から冷蔵室に移して一晩かけてじっくり解凍するほうが美味しく食べることができます。
6時間~8時間かけて解凍できるとベストです。
また、電子レンジで納豆を解凍するのは、おすすめできません。
高温になると納豆菌が死ぬだけでなく、納豆がきつい臭いを放ちます。
どうしても、急に食べたいときは、20秒ほど電子レンジにかけて後は自然解凍するようにしましょう。
納豆の冷凍 まとめ
納豆は冷凍保存することができます。
納豆に含まれている納豆菌は、冷凍したことで死ぬことはないので、納豆が食べきれない場合は早めに冷凍することがおすすめです。
より美味しく納豆を冷凍したい場合は、納豆を密封して冷凍して、解凍するときは前日に冷蔵庫に移して時間をかけて解凍します。
納豆を買ってもあまり食べないで賞味期限が過ぎてしまうという方は、納豆の冷凍保存に挑戦してみてくださいね。
納豆を食べ忘れてしまったときも、納豆が腐っているかの判断ができると安心ですよね。