筍の旬の時期になると、店先にも皮付きのたけのこが並びます。
皮付きの生のたけのこって茹で方が難しそうですよね。私も以前はなかなか手がだせませんでした。
でも、やってみると意外と簡単なんですよ。
皮付きのたけのこの茹で方を説明しますね。
また、たけのこを茹でる時に必要な米ぬかがないときに代用できるものや、たけのこが入る大きな鍋がないときの茹で方も紹介します。
旬のたけのこは美味しいし、いろいろな料理に使えます。
普段はたけのこは水煮しか使わないという方も、ぜひ旬の時期は皮付きのたけのこにも挑戦してみてくださいね。
たけのこの茹で方 皮付きの場合は?
皮付きのたけのこはすぐに処理することが大切です。
たけのこのアクが長時間でてしまうと、えぐみが強くなってしまいますので、たけのこは早めに茹でてあくを抜くようにしてくださいね。
皮付きのたけのこを茹でる方法は簡単です。
皮付きの筍の茹で方
たけのこを茹でるときに用意するもの
- 皮付きのたけのこ 1本
- 米ぬか 1カップ
- 赤とうがらし 1本
たけのこを茹でる方法
- 皮のついたたけのこには泥がついているので、外側にある皮を3枚ほどむきます。
- たけのこを水で軽く洗います。
- 洗ったたけのこの先を斜めに少しだけ切り落とします。
- たけのこの身を傷つけないように、皮の部分に包丁で縦に切り込みを1本入れます。
- 鍋にたっぷりの水を入れます。米ぬかと唐辛子、たけのこを入れます。
- 鍋に落とし蓋をして、はじめは強火で加熱しましょう。
- 沸騰してきたら弱火にします。そのまま1時間ほど茹でます。
- 1時間ほどたったら、たけのこに竹串をさしてみて、竹串がスッと入ったらOKです。
- そのまま鍋にたけのこが入ったままで冷めるまで置いておきます。
- たけのこが冷めたら鍋から取り出し、たけのこの皮に入れた切れ目から皮をむいていきます。
- 一番固い根の部分を少し切り落とし、水で綺麗にたけのこを洗いましょう。
これで完成です。時間はかかりますが、放置しておけるのであまり手間はかかりませんよね。
たけのこの茹で方 米ぬかがないときは?
皮付きのたけのこを茹でようと思った時に、どこの家庭にも米ぬかがあるわけではありませんよね。
たけのこを茹でるときは、お米を研いだときにでる「とぎ汁」で代用をすることもできます。
米のとぎ汁でたけのこを茹でる方法も紹介しますね。また、米ぬかもとぎ汁もないときのたけのこの茹で方も紹介します。
たけのこを米のとぎ汁で茹でる方法
用意するもの
- 皮付きのたけのこ 1本
- お米のとぎ汁 鍋にたっぷり入るくらい
- 赤唐辛子 1本
米のとぎ汁を使ってたけのこを茹でる方法
茹でる方法は米ぬかの時の同じです。
米ぬかの代わりにお米のとぎ汁を鍋にいっぱい入れ、とうがらしとたけのこを入れて1時間茹でたあとに、冷めるまで放置しておきます。
たけのこの茹で方 米ぬかもとぎ汁もないときの代用
たけのこを茹でるときは、お米のとぎ汁以外にも、生のお米や無洗米でも代用することができます。
生のお米や無洗米はお茶の葉を入れるティーパックに入れると、取り出すときにラクですよ。
たけのこ500g程度にたいして、お米を大さじ3ほど入れましょう。
たけのこの中の白い粉が気になるという方は、こちらも見てみてくださいね。
⇒ たけのこ水煮の中の白い粉は何?カビみたいなツブツブは洗わず食べれる?
白い粉の正体や、食べても大丈夫なのか?説明しています。
たけのこのゆで方 大きな鍋がないときは?
たけのこ1本は大きいですよね。
たけのこがそのまま入る鍋がどこの家庭にもあるとは限りませんよね。
そこで、大きい鍋がない時に茹でる方法です。
たけのこがそのままの大きさで鍋に入らない時は、たけのこを切ってから茹でます。
たけのこを縦に半分に切ります。
この大きさでも入らなければ、さらに半分に切りましょう。
切ったたけのこは、なるべく大きさが同じくらいになるようにするといいでしょう。
切ったたけのこも茹でる方法は、まるごと茹でるときと同じです。
たけのこを切ってから茹でれば、家庭にある鍋でも皮付きのたけのこを茹でることができますよね。
皮付きの筍の茹で方 まとめ
皮付きのたけのこも、下処理の方法は簡単です。
米ぬかや大きな鍋がなくても、茹でることができます。
たけのこの下処理は、新鮮なうちに茹でてアク抜きをしてくださいね。
水煮のたけのこは手軽に使えて便利ですが、たけのこの旬の時期は生のたけのこもお家で茹でて食べたいですよね。