大寒とはいつ?大寒の日に縁起がいい食べ物、大寒たまごの意味や行事

大寒の日とは?二十四節気季節の行事

「大寒」という言葉をニュースなどで耳にすることがありますが、「今日が大寒なのか~」程度で、大寒の意味までは、あまり知られていないですよね。

大寒の意味や、大寒の日に食べると良いと言われている食べ物や「大寒たまご」などについて、解りやすく紹介します。

また、大寒の時期に書く「寒中見舞い」、食べ物についている「寒仕込み」など、大寒に関係する言葉の意味についても説明しますね。

スポンサーリンク

大寒の日はいつ?

大寒を簡単に言うと、1年の中で一番寒い日となります。

「春夏秋冬」と季節は大きく4つに分類されますが、これをもっと細かく24個に分けた「二十四節気」のうちの一番最後にあたる寒い季節です。

大寒の次が「立春」となり、季節は春に近づいていきますが、大寒から立春の期間が一年の中で一番寒さが厳しい季節になります。

この大寒の日は毎年決まっているわけではないのですが、だいたい毎年1月20日・21日あたりです。

大寒の日の食べ物や大寒たまごについて

大寒だからと、食べなければいけないものはありませんが、せっかくなので旬の美味しいものをいただきたいですよね。

大寒の時期は、野菜では水菜や小松菜や大根などが旬を迎えます。

他にも牡蠣や鱈などの魚介類もありますので、鍋にぴったりですよね!

大寒たまごとは?

鶏卵は大寒に食べると縁起が良いとされているんです。

今では養鶏場も温度調節などがされており、にわとりは一年中卵を産める環境ですが、昔は寒いと鶏は卵を産まなかったそうです。

ですから、一番寒い大寒に産まれた卵はとても滋養があり、貴重で強運の卵とされていました。

食べると身体が丈夫になると「大寒たまご」と名付けられ、金運や健康運も上がる縁起物とされています。

大寒たまごの由来を聞くと、ちょっと食べたくなりませんか?

実際には、大寒たまごは自分で買って食べるよりも、家族や友人などの大切な人にギフトとして贈ることが多いようですよ。

卵を食べない家庭はあまり聞きませんし、栄養も豊富なので贈りものとしても喜ばれますよね。

私はまだスーパーなどで「大寒たまご」は見たことは無いのですが、ネットには数多く出ています。

寒仕込みの意味は?

またこの寒さを利用して、味噌やお酒、高野豆腐や寒天などの発酵食品を仕込む季節でもあります。

それは、寒い時期はいろいろな雑菌も少なく水質が良いため、長期保存が必要な保存食の仕込みをするには最適なのです。

また、気温が低いと発酵がゆっくりと進むので、美味しく仕上がります。

大寒の時期に仕込むことを「寒仕込み」といい、1番美味しいとされているので、店頭で「寒仕込み」と書いてある食品を見かけたら、ぜひ食してみてはいかがでしょうか?

スポンサーリンク

大寒の日に水にまつわる行事は?

大寒付近では、全国各地でいろいろな水に関係する行事が行われています。

よくニュースなどで「寒修行」などと呼ばれる、ふんどしや薄着の人たちが極寒の中、海や川に入る姿を見かけます。

これは、極限まで冷たい水の中に入り、限界まで己を追い込み肉体や精神力を鍛えぬくために行われています。

昔は修業として行われていたようですが、今では一般の人でも参加できるようなイベントになってきています。

全国各地で大寒の風物詩として恒例行事となっている所が多いです。

寒中見舞いを出す時期

ちょうど大寒のあたりが「寒中見舞い」となりますね。

寒中見舞いを出すのは、1月7日が明けてから立春までです。

1月末までに投函すれば良いので、年賀状が間に合わなかった方、喪中の方や、喪中と知らずに送ってくださった年賀状のお返しに、寒中見舞いとして出す場合もあります。

「年末忙しくて年賀状間に合わなかった~!」という方は、寒中見舞いを書いてみるといいですね。

大寒の日とは?

大寒の日というと、一年で一番寒い日という意味だと思っている方も、「寒仕込み」や「寒中見舞い」など、普段耳にする言葉も、大寒に関係しているとしると知ると、興味深いですよね。

とはいっても、大寒の時期は一年のうちで一番寒さが厳しい季節です。

身体を壊さないためにも、旬の食べ物でしっかりと栄養を摂って、春に向けて体力を温存していきましょう。

タイトルとURLをコピーしました