7月7日は七夕ですね。
子供たちから、本物の笹を使って七夕飾りを作りたい!と言われても、いまどき本物の笹がどこで売っているのか、七夕の後に笹をどう処分したらいいかなど、親としては頭を悩ましてしまいます。
でも、「織姫様と彦星様にお願い事をしたい!」「きらきらした飾り付けがしたい!」と、子供の可愛いお願いを聞いてあげたいですよね。
そこで、七夕用の本物の笹の購入場所や、七夕の後に笹を処分する方法を紹介します。
七夕用の笹の本物はどこで購入できる?
七夕の笹も一昔前であれば、近所のおじさんなんかが竹を切って持ってきてくれたり、なんてこともありましたよね。
ですが、今それをやってしまったら大変!ましてや、竹林を所有している人なんてそうそういるもんじゃないですよね。
竹を切るとしても大きなのこぎりを使用するため、慣れていなければ怪我も怖いですし、そもそも竹を切れるような人って限られていますよね。
そんな不安もつきものです。
そのため、近場に七夕用の笹が売っているところがあるなら、できるだけそこで購入したいところですよね。
では、七夕の笹はどこに行けば手に入るのでしょうか。
七夕の時期になると、お花屋さんやホームセンターに足を運べば七夕用の笹を売っていることが多いです。
ですが、実は生の笹は水揚げが難しく、葉がとても枯れやすい植物です。
笹の葉が枯れていても飾り付けるには問題はないのですが、枯れてしまった茶色い状態では販売するにはリスクがありますし、購入する側としても見た目が悪いのはちょっと…となってしまいますよね。
そのため、お店によっては七夕用の笹を仕入れない場合や、仕入れたとしても少ししか仕入れないという所、予約販売のみという所もありますので、事前に確認してからお店に向かうと良いでしょう。
予約が可能であれば、事前に予約してしまうほうが確実に手に入れられるので、おすすめです。
七夕用の笹の値段は小さいものだと100~200円程度、1.5~3メートル程度の大きいものであれば200~500円程度で購入できます。
ただし、定価というものはないので、地域によって変わってくるので一例として見て頂ければ良いかと思います。
七夕の笹の立て方
七夕用の笹を購入ができたら、次は立てることが必要になります。
七夕飾りを飾る場所として無難なのは、庭や玄関などの屋外です。
邪魔にもならず、通りがかりにぱっと見たときにも視覚的に華やかですので、おすすめです。
柱などのしっかりしたところに、紐で括り付けて固定するのが良いでしょう。
室内に飾るのであれば、大きめの花瓶や傘立てのようなものに笹を挿して飾るのが手軽かもしれません。
この方法であれば、屋外のように柱を見つけて括り付けるといった作業がなくなるので大変だな、と感じるような手間が省けます。
ペットボトルなどの軽いものですと、長い笹などは簡単に倒れてしまうので避けましょう。
そんな大きな花瓶や傘立てなんてない、というご家庭は、室内でも柱に括り付ける方法がよいでしょう。
七夕の笹の処分方法
一昔前であれば、飾った笹をそのまま川に流したり、燃やしたりして処分することが可能でした。
ですが現在は、ごみの処分方法に厳しくなっていますので、本物の笹を使うと七夕の後に笹の処分に困りますよね。
では、ここからは使い終わった笹の処分方法についてお話していきます。
笹は丈夫だし枝も太くて切りにくいと思われがちですが、意外にもはさみで切り分けることが可能です。
そのため、はさみで笹を袋に入る大きさまで切り分ければ、可燃ごみとしての処分が可能となります。
花バサミやガーデニング用のはさみがあればそちらを使えば切りやすいのですが、工作用はさみでも切ることが可能です。
ご家庭にある、一番大きなはさみを使うと楽でしょう。
ただし、笹の葉は指を切りやすいので十分に気をつけてくださいね。
怪我を避けるには、軍手をはめて作業することが無難です。
一般的には、可燃ごみとしての処分が可能ですが、地域によっては別の分別方法だったりもしますので、きちんと確認してくださいね。
竹に近い大きな笹を使用してしまい、はさみで切ることができず可燃ごみに出すのは不可能かもしれないという場合には、神社でお炊き上げしてもらう、という方法もあります。
一部の神社では、お守りなどのように、願い事が書かれた短冊をお炊き上げしてくれるところもあり、その際に一緒に笹を処分してくれます。
ですが、「一部」と記させていただいたように、すべての神社がこうした対応をしてくださるわけではないので、近所の神社は笹のお炊き上げをしてくださるのか、問い合わせてみることが重要です。
七夕用の笹の入手方法や処分方法 まとめ
七夕飾りに本物の笹を使用するときの、笹の購入場所や処分方法などをご紹介してまいりました。
なかなか手に入りにくくなった七夕用の笹ですが、近所の花屋さんやホームセンターで販売されていることもあります。事前に問い合わせをして予約できるようであれば、予約した方が確実に入手できます。
また、勢いで大きな笹を購入してしまって七夕の後に笹の処分方法に困らないように、笹を購入する前に、処分方法も確認しておきたいですね。
華やかに飾り付けられた笹を見るのは、子どもたちだけではなく、大人も心が躍ります。
ぜひお子様と一緒に、素敵な七夕イベントを楽しんでくださいね。