蒸し暑い夏を少しでも快適に過ごし、CO2削減のためにグリーンカーテンを始める人が増えています。
緑のカーテンやエコカーテンとも呼ばれていますよね。
窓辺にグリーンカーテンがあれば、見た目も涼しいですし、電力の省エネも期待できます。
グリーンカーテンの定番と言えばゴーヤやヘチマがピンとくると思いますが、やっぱり可愛い花にしたいな~と思う人もいるんじゃないでしょうか?
グリーンカーテンに向いている花や、初心者でも育てやすい花、グリーンカーテンを作るのに必要な物などを紹介していきたいと思います。
グリーンカーテンの花の種類 初心者向け
グリーンカーテンを作るときは、基本的につる性の植物を選びます。
そして、初心者には、育てやすく丈夫で害虫に強い花がおすすめです。
あさがおのグリーンカーテン
日本の夏と言えば「あさがお」ですよね。
あさがおは、小学校でも理科の授業で育てて観察記録をつけるというところが多いと思いますが、大変育てやすいので、グリーンカーテン初心者には人気です。
中でも青い花を咲かせる「オーシャンブルー」がオススメです。
フウセンカズラのグリーンカーテン
白くて小さな花がたくさん咲いてとても可愛いフウセンカズラ。
花が咲いた後に風船のような実をたくさんつけます。
実の中に入っている種は、ハートの模様やパンダの顔にも似ているとも言われており、本当に可愛いですよ。
フウセンカズラはとても丈夫で、害虫にも強くとても育てやすいです。
グリーンカーテンにはぜひおすすめの花で、初心者でも育てやすいですよ。
ルコウソウのグリーンカーテン
見た目は細い葉っぱに星の形に似た赤・ピンク・白の花を咲かせるルコウソウ。
ヒルガオ科の植物で、あさがおと同じように育てやすいのが特徴です。
丈夫で虫も付きにくく病気にもなりにくいので、初心者向けと言えます。
グリーンカーテンに必要な苗の数
必要になる苗の数は、育てる植物やプランターの大きさによって若干変わってくることもありますが、だいたい苗同士を40~50㎝くらい開けて植えるので、1つのプランターに2~3個の苗が理想です。
ですので、作りたいグリーンカーテンの横幅でプランターを何個置くかで苗の数は決まってきます。
プランターを3つ並べたい場合は、6~9個の苗を準備するといいですよ。
グリーンカーテンに必要なもの
育てるお花が決まったら、一緒にグリーンカーテンを作るのに必要なものも揃えてくださいね。
苗
プランター1つにつき、2~3個の苗を準備します。
プランター
育てる植物によって大きさが変わってきますが、根が張るため大きめで深さがあるものを選ぶといいですよ。
土
園芸用の土を使います。ホームセンターなどでグリーンカーテン用の土も売っています。
肥料
最初に土に混ぜ込んだり、花が咲いた時に与える追肥に必要です。
鉢底石
水はけを良くする・土が流れ出ないようにするためのものです。
支柱
作りたいグリーンカーテンの大きさや、ネットのサイズに合わせて選びます。グリーンカーテン用の支柱も売っていますよ。
収縮する突っ張り棒タイプの物干し竿で代用することもできます。
ネット
グリーンカーテン用のネットや、園芸用のネットを使います。ある程度強度のあるネットを選びましょう。
支柱とネットがセットになっている物も販売されています。
どんな材料を揃えたらいいか解らないという方は、セットでの購入もおすすめです。
ネットを吊り下げる場所がないという場合は、こちらの自立するタイプもいいですね。
その他、支柱を固定したりネットを結び付けたりするヒモや結束バンドがあれば便利です。
じょうろやスコップもあるといいですね。
食べられる野菜でグリーンカーテンを作りたい方は、こちらも参考にしてみてくださいね。
お花のグリーンカーテン
見た目も涼し気なグリーンカーテンですが、実際に太陽光の熱エネルギーをカットする効果はとても優れています。
すだれが50~60%カット、遮蔽ガラスで55%カット、グリーンカーテンではダントツの80%もカットする効果があるそうですよ。
毎年猛暑になっていますが、省エネになるグリーンカーテンでお部屋の中を少しでも快適にしたいですね。