保育園や幼稚園、小学校などで野菜やお花を育てる機会ってありますよね。
子どもたちは自分で植物をお世話することによって、色々なことに興味を持って「やりたい!」という気持ちを膨らませていきます。
お家でも野菜やお花を育ててみたいという子供も増えてきます。
親としては、子供がやりたいという気持ちを大切にしてあげたいけど、野菜や花につく虫が苦手という方も多いですよね。
マンションのベランダで野菜やお花を育てるときに、虫が付かない簡単な対策を紹介します。
ぜひ、虫除け対策をして、子供と一緒にベランダ菜園に挑戦してみてくださいね。
ベランダ菜園で虫がつかないための対策をする時期は?
子供と一緒にベランダ菜園をやってみたいけど、どうしても虫が苦手という方も、ベランダ菜園で虫がつかないように対策することができます。
いくつか簡単にできる野菜やお花に虫がつかない対策を紹介しますね。
1番簡単なのは、虫がつきにくい野菜を育てることです。
虫が付きにくい野菜は、キク科の野菜です。春菊やレタスがこれにあたります。
ですが、この野菜を育てる難点は、子供があまり好んで食べる野菜ではないことですよね。
どんな野菜でも虫がつかないようにするには、蚊帳を吊りその中で育てるのが1番簡単です。
蚊帳というとピンとこないかもしれませんが、ホームセンターや園芸用品を扱っているお店で「虫除けネット」や「ガーデンハウス」というものも販売されています。
その他にも、お酢を使って虫除けをする方法もあります。
お酢を水で50~100倍に薄めて、スプレーに入れて吹きかけます。
お酢を使うと、簡単に虫除け対策ができますが、あまりお酢の濃度が濃いと茎や葉が傷んでしまうので、薄めに作り一度に振りかけずに少しづつこまめに振りかけるようにしてくださいね。
お酢を使う虫除け対策なら、農薬と違い周りのお家にも迷惑にならず、子どもたちにも簡単に出来るのでおすすめです。
ベランダ菜園 虫除けネットをかける時期
虫除けネットやガーデンハウスを使った虫除け対策のネットをかける時期は、プランターに種まきをしたすぐにネットを被せます。
プランターのサイズにあったU字や四角の支柱を土かプランターに刺して、その上からネットを被せるのが一般的です。
ここで注意することは、ネットをかぶせる前にプランターに虫が入り込んでいないか、雑草が生えていないか確認することです。雑草がたくさん生えている所に種まきをしてネットを被せても意味がありません。
ネットを被せたあとは、ネットの両サイドを縛って虫が入らないようにしておきます。
プランターとネットの隙間から虫が入ってくるかもと不安な方はプランターごとすっぽりと包めるサイズのネットもありますので、活用してみてください。
また、野菜の種類にもよりますが、あまり小さめのネットを使うと、野菜が成長したあとにぎゅうぎゅうになったり、ネットの高さが足りなかったりします。
ネットを購入する際は、野菜が成長したサイズを想定した大きさのネットや支柱を購入するようにしてくださいね。
虫除けネットは、夏の虫対策だけでなく年中かけておくようにしましょう。
そうすることで、虫だけでなく、鳥などほかの動物からも大事な野菜を守ることができますよ。
ベランダ菜園 虫除け効果があるハーブの種類
ハーブが虫除けになるって皆さんご存知でしたか?
ハーブには虫除け効果がある種類があります。虫が嫌いな香りのするハーブを野菜の近くに置くことで、虫除け効果があるなら簡単でいいですよね。
ホームセンターや園芸用品のお店で入手しやすく、お料理にも使えるハーブだと「ローズマリー」や「ペパーミント」がおすすめです。
また、香りを楽しむなら「ラベンダー」などもいいですね。
ハーブは、苗で販売されていますし、ハーブを育てるのは大変という方は、アロマオイルを使っても大丈夫です。
ただ、ハーブによる虫除けは完全に虫が来ないというほど強力な効果は期待できません。
防虫ネットを使って、野菜と一緒にハーブも育てると、ちょっとお料理のスパイスに使えて便利ですよね。
プランター菜園の虫除け対策
防虫ネットやお酢を使って虫除け対策をしたり、虫が嫌いな臭いのハーブを植えることで、野菜に虫が付きにくくなります。
どれも簡単にできる虫除け対策ですので、これを機にぜひ子供と一緒にベランダ菜園を楽しんでみてくださいね。