子供が自転車に乗れるようになるのって簡単ではないですよね。
慣れないということもそうですが、転んでケガをするかもしれない恐怖心があるとなかなか前に進めません。
周りのお友達が補助輪なしで自転車に乗っていると、うちの子もそろそろ補助輪を外さないとと思いますよね。
子供の自転車の補助輪を外す時期や、補助輪なしの自転車の練習方法、子供の自転車の練習をする場所などを紹介します。
そろそろ、うちの子供も補助輪を外した方がいいのかな?と、考えている方は参考にしてみてくださいね。
子供の自転車の補助輪なしにする目安は何歳頃?
自転車の補助輪を外して乗れるようになる年齢ははっきりとは決まっていません。
平均的には5~6歳からという子供が多いですが、幼稚園や保育園で周りのお友達が補助輪なしの自転車に乗れていれば早く乗れるようになりたい!と言うお子さんもいますし、お兄ちゃんやお姉ちゃんがいると、一緒に練習してくれて早く乗れるようにもなります。
お子さんの前向きな気持ちと家族の温かい支えだけでも、乗れるようになる年齢に多少影響を与えているかもしれません。
しかし、一番大切なのは子供の気持ちです。
子供自身が、補助輪なしの自転車に乗りたいという気持ちになるまで、待ってあげるのが一番良いと思います。
子供の自転車の補助輪なしの練習方法
まずは自転車に慣れてもらうことが大切です。
補助輪を外した状態で自転車を手で押し、そのまま少し歩きます。
私も小さい頃はこの練習から始めました。何だかんだ手で押すだけでもバランスを保とうとしますし、何より自転車のハンドルを掴んでいるのでブレーキの練習もできて少しずつ慣れてくことができます。
いきなり補助輪なしの自転車に乗るというのはハードルが高いと思うんです。お子さんの気持ちになってみてくださいね。
これが終わればやっと自転車にまたがって練習ができるようになるかと思います。
ここでも初めから地面から足を離して乗るのではなく、地面を蹴って進んでみることをオススメします。
サドルをお子さんの足がしっかりと地面に着く高さに調整をしてからスタートしてください。高すぎるとバランスが取れず転んでしまいますし、逆に低すぎるとサドルに座らず立った状態になってしまいます。
またがった状態で地面を歩くように足を動かして前に進んでみます。まっすぐ進んで、ブレーキ。また進んで止まるを繰り返してください。
慣れてくれば右に曲がったり左に曲がったりもしてみましょう。
ここまで来るとお子さんも全然怖くない、簡単に乗れそう!と思うかもしれませんが油断は禁物です。コツコツと練習していきましょう。
次は少し地面から足を離してみます。両足で地面を蹴って、足を少し離すを繰り返します。
だんだん足を離す時間を長くしてください。ここでかなりバランス感覚がつかめてきます。
子供がバランスを上手に取れるようになったら、ペダルをこぐ練習に入っていきましょう。
まずはいつも通り補助輪をつけて自転車を漕いでいきましょう。いつものように問題なく漕げていたらいよいよ補助輪を外して練習してみましょう。
お子さんもドキドキですね。お父さんやお母さんもケガが心配で緊張すると思いますが、なるべくなら手を貸さず見守ってあげてくだささいね。
少しの変化を褒めてあげれば、お子さんのモチベーションも上がり、やる気が出てきます。
※子供が自転車の練習をする際は、必ず大人が1人以上ついてあげてください。
大きな事故につながらないよう、ヘルメットやひじ・ひざあてなども装着して安全に練習しましょう。
子供の自転車の練習ができる場所
子供が自転車の練習をするときは、練習場所も重要です。広場の芝や土の上で練習することはオススメしません。
自分が自転車に乗っているときを考えてみてください、普段使いであれば基本的にアスファルトの地面を走っていますよね。
そもそも大人でも芝や土の上を走るのはガタついて難しいと思います。
ですので、自転車の練習をするときは、車通りのないアスファルトを選ぶといいでしょう。
広い公園やマンションの敷地内ならアスファルトの地面が整備されている場所も多いです。
そのような場所を選んで自転車の練習をすれば安心ですよね。
子供の自転車の練習
子供の周りにいるお友達が、補助輪なしの自転車を乗り始めると、うちの子もそろそろと思いますが、子供自身が「補助輪なしの自転車に乗りたい!」という気持ちが大切です。
また、子供によって能力はみんなバラバラです。
他の子供と比べずに、じっくり練習につきあってあげてくださいね。
きっと、上手に乗れるようになりますよ。