食用の生クラゲにはたっぷりのコラーゲンが含まれています。
カロリーも低いので女性には嬉しい食材ですが、消化が良くないので食べ過ぎには注意してください。
生クラゲの体に良いと言われている栄養素や食べ方、生クラゲと塩クラゲの違いについてまとめました。
スーパーで販売されている生クラゲは、水に入って売っていることが多いです。
「お刺身くらげ」というネーミングで売られていることもありますよね。
食用の生クラゲの体にいい栄養成分
食用の生クラゲには女性に嬉しい栄養成分、コラーゲンが入っています。
コラーゲンといえば肌のハリを生みだす美容の強い味方です。
クラゲのもつコラーゲンは、牛や豚のコラーゲンと比べてみると、吸湿力が4倍、保湿力は3倍近くあると言われています。
ほかにもコラーゲンには内臓や血管の柔軟さを保つ効果があると言われていて、血管壁のキズを修復する働きもあり、健康で丈夫な血管を作るためには必要不可欠な栄養素です。
人の美容と健康を保つ効果のある嬉しい栄養成分、コラーゲンは積極的に摂取したい成分です。
食用の生クラゲには効能が高いコラーゲンが含まれているのが嬉しいですね。
生クラゲの下処理と食べ方
生クラゲは塩水につけられた状態で販売されていることがほとんどで、塩水を捨て、水で丁寧に洗えば食べられます。
塩味が気になるという方は、塩抜きをしてから調理することをおすすめします。
- 生クラゲをザルに入れ、塩水を捨てる
- ボウルにうつし、水できれいに洗う
- 30分ほど水につけて置く。途中何回か水を変え、塩抜きをする
- 塩抜き後、ザルにうつし水気を切る
コリコリとした食感が魅力の生クラゲは、ぽん酢をかけるだけでもおいしく食べられます。
きゅうりとすし酢で和えると簡単に酢の物が作れるので、箸休めにもぴったりです。
あっさりとしているので、サラダにトッピングしてお好みのドレッシングをかけて食べてもいいですね。
梅との相性もバツグンで、食欲増進効果のある梅と組み合わせると、食欲の落ちる夏に食べたい一品になります。
いろいろな味と組み合わせることのできる生クラゲを使った、お気に入りの食べ方が見つけてみてくださいね。
クラゲは消化が悪い?食べ過ぎるとどうなる?
クラゲは消化が悪い食材です。体を冷やす効果もあるので、胃の調子が悪いときなどは食べすぎには注意しましょう。
食べ過ぎると胃もたれや消化不良を起こすことがあります。
また、生くらげは塩分を含んでいるので、大量に食べると塩分の取り過ぎになってしまいます。
クラゲはコリコリとした食感で、あっさりとしているのでパクパクと食べられてしまいますが、消化不良を起こさないよう適度な量を食べるようにしましょう。
生クラゲのカロリー
生クラゲのカロリーは100グラムあたり22キロカロリーです。
カロリーが低く、コリコリとした食感が楽しめるのでダイエット向きの食材ですね。
生クラゲと塩クラゲの違い
生クラゲは塩とミョウバンでクラゲの水分を抜いた後、塩漬けにして加工されたもので、洗ってすぐ食べられます。
塩クラゲは生クラゲ同様、塩とミョウバンでクラゲの水分を抜いた後、塩漬けにし長期の保存が効くように加工されたものです。
洗ってすぐに食べられる生クラゲとは違い、塩クラゲは塩抜きをし、湯通しをするなどの下処理をしをしてから料理に使います。
生クラゲは冷蔵で保管し、保存が効かないので早めに食べる必要がありますが、塩クラゲは冷暗所で保管でき、製造からだいたい1年ほど保存が効く商品がほとんどです。
生クラゲは洗ってすぐ食べられるところが、塩クラゲは保存が効くところが魅力ですね。
塩クラゲは、よくスーパーでも売っていますよね。
生クラゲの栄養と食べ方 まとめ
生クラゲには、女性に嬉しいコラーゲンがたっぷり含まれています。
塩クラゲと違い、基本的には塩抜きが必要ないので、洗うだけで手軽に食べることができます。
コリっとした食感の生くらげは、サラダのトッピングや酢の物にしても美味しく食べられます。
うちの近所のスーパーでは、塩漬けされた塩クラゲが多いですが、たまに水に入っている生クラゲも見かけます。
スーパーで見かけたら、ぜひ試してみてくださいね。