レバーの下処理の方法では牛乳を使うのが一般的にですが、牛乳を使う方法は時間がかかるのが難点です。
レバーの下処理方法では牛乳以外にも、塩や酢を使って短時間に下ごしらえをする方法もあります。
鶏レバー、豚レバー、牛レバーなど、それぞれに一番適しているレバーの下処理方法について紹介します。
レバーの下処理を牛乳でする方法
レバーの臭みが苦手な方におすすめなのが牛乳を使った下処理の方法です。
牛乳を使って下処理をする手順は、
- 食べやすい大きさに切ったレバーを流水で丁寧に洗い汚れを落とす
- ボウルにレバーが浸るくらいの牛乳を入れ、レバーを1~3時間浸す
- 流水で丁寧に洗いながす
- キッチンペーパーなどで水分をとる
牛乳は臭いを吸着しやすい性質を持っているので、レバーの臭みを大幅に減らすことができます。
時間が必要なので余裕を持って処理を始めるようにしましょう。
レバーの下処理で塩を使う方法
レバーの下処理には塩を使った方法もあります。
牛乳で下処理をするよりも短時間でできますので、下処理に使う時間を長い時間取ことができないけど、少しでも臭みを抑えたいというときにおすすめの方法です。
塩を使ったレバーの下ごしらえの仕方は、
- 食べやすい大きさに切ったレバーを流水で丁寧に洗い汚れを落とす
- ひとつかみの塩とたっぷりの水をボウルに入れ、レバーを入れる
- 水を2~3回取り換えながら20分浸す
- キッチンペーパーなどで水分を取る
牛乳が苦手という方やアレルギーが出てしまうなど、牛乳が使えない場合は塩を使った下処理がおすすめです。
レバーの下処理で酢を使う方法
酢を使ったレバーの下処理は、臭みを抑えるだけではなくてレバーをやわらかくしてくれる効果がある方法です。
レバー300グラムを用意した場合の手順は、
- 食べやすい大きさに切ったレバーを流水で丁寧に洗い汚れを落とす
- レバーに塩小さじ2と酢大さじ1半をもみこんで15分ほどおいておく
- ボウルにレバーを入れ、水が透明になるまで洗いながす
- キッチンペーパーなどで水分を取る
酢を使ったレバーの下処理は、臭いが取れてやわらかくなることで食べやすくなり、時間もあまりかからないので子供に食べさせたい場合におすすめの方法です。
うちの子供は酢を使って下処理をしたレバーが食べやすいようなので、酢を使って下処理をすることが多いです。
鶏・豚・牛のレバーに向いている下処理方法は?
臭みが少ないとされている鳥レバーの場合は、塩を使った下処理がおすすめです。
時間がかからないのも嬉しいポイントですね。
豚レバーは牛や鶏に比べ鉄分・たんぱく質が多く含まれています。弾力があり、炒め物におすすめなので、豚レバーの下処理には柔らかくする効果がある酢を使った下処理がおすすめですよ。
牛レバーは鶏や豚に比べて臭いがやや強めなので、牛乳を使った下処理がおすすめです。
時間はかかってしまいますが、丁寧に下処理することで食べやすくなりますよ。
レバーを冷凍するときは下処理をしてから?
レバーは生で冷凍できますが、冷凍前に下処理をすることが美味しく冷凍保存をするコツになります。
冷凍するときは薄くスライスし、冷凍保存すると冷凍、解凍の時間が短くなり調理時間の時短に繋がります。
レバーは不足しがちな鉄分が豊富に含まれていて、たんぱく質やビタミンB群、ミネラルを取ることができ、栄養たっぷりなので子供も大人も積極的に食事に取り入れたい食材です。
手軽に美味しく日々の食事に栄養がたっぷりなレバーを取り入れられるので、下処理をした状態での冷凍保存をおすすめします。