凍っているししゃもを魚焼きグリルでの焼き方は下記のように行います。
- グリル内を予熱で温めて、凍ったままのししゃもを真ん中を避け両端に置く。
- 両面焼きタイプの場合は焼き時間8分、片面焼きのタイプの場合は焼いている面の皮目に焼き目がつき皮下の脂がふつふつしたら裏返し、同じように焼く。
ししゃもを魚焼きグリルで焼くときのコツ
ししゃもの卵が爆発せずに美味しく焼く方法をお伝えします。
弱火でじっくり焼くことがポイントです。
弱火でじっくり焼くことで、時間はかかりますが、ししゃもの卵を保ったままふっくらと焼きあがります。
また、ししゃもが重ならないように注意することも大切です。
そして、あらかじめ焼く前に網に薄くサラダ油をつけておくと、ししゃもが網にくっついてボロボロになるのを防げます。
ししゃもをフライパンで焼く方法
魚焼きグリルがなくても、フライパン一つで十分に美味しくししゃもを焼くことができます。
フライパンでの焼き方は下記のように行います。
- フライパンにサラダ油を入れ、フライパンをよく温める。
- フライパンにクッキングシートを敷き、ししゃもをのせて弱火で焼く。
- ししゃもの焼いている面から水分が出てふつふつとしてきたら、裏返して裏面を焼く。
- 片面4~5分ずつ焼きます。
アルミホイルを使う方法もありますが、ししゃもの皮がはりつく恐れがあるため、クッキングシートをおすすめします。
ししゃもをオーブントースターで焼くときの温度と時間
オーブントースターでししゃもを焼く場合は下記のように行います。
- オーブントースターを予熱で温め、トレーにアルミホイルを敷き、ししゃもを並べる。
- 220℃で10~15分程度焼く。※途中で焼く面をひっくり返す。
- ししゃもの皮目に焼き目がつけば完成。
オーブントースターの種類によって焼き時間は変わってくるので、皮目をよく見ながら焼いてくださいね。
無理に一度に焼こうとせず、くっつかないように広い間隔をあけるとまんべんなく火が通ります。
魚焼きグリル、フライパン、オーブントースターでのししゃもの調理方法を説明させていただきました。
どれも共通して言えることは、焼いているときはなるべくししゃもを動かさないことです。
菜箸で何度も焼き加減を確認するためにひっくり返していると、身が崩れる原因になります。
身が崩れないように、焼き始めたらなるべく触らず焼くようにします。
ひっくり返す場合もそっとひっくり返すようにしてくださいね。
冷凍のししゃもはそのまま焼いても大丈夫?
凍っているししゃもはドリップが出てしまうと美味しさが損なわれます。
解凍せずにそのまま調理することをおすすめします。
ししゃもは冷蔵で3日、冷凍で1か月程持ちます。
長い間ししゃもを冷凍していると、乾燥していたり茶色く変色します。
このような状態になる前に、なるべく早く食べきるようにしましょう。
また、ししゃもを冷凍する時には、密閉させた状態でなるべく早く凍らせるようにします。
ししゃもが生焼けになっていないか判断方法
ししゃもが生焼けになっていないかを判断するには、卵の色やお腹の膨らみを確認します。
ししゃものお腹を触り、卵が硬くなっていればしっかり焼けています。
また、生焼けの場合卵の色が半透明やピンクの色をしています。
しっかり焼けている場合は白くなるので、目視で確認しましょう。
確認をして生焼けだった場合は、しっかりと再加熱をしてください。
寄生虫や最近による食中毒を引き起こす可能性があります。
特に妊娠中の女性は、胎盤や胎児にまで感染が拡大し、流産や早産の原因にもなりかねないので注意が必要です。
ししゃもの焼き方 まとめ
ししゃもは全国で広く親しみのある魚です。
和食にぴったりの魚でお味噌汁やごはんにピッタリです。
火加減や方法に注意して、ご家庭にある調理器具で美味しくししゃもをいただきましょう。