こんにゃくのアク抜き簡単なやり方と砂糖やレンジを使う方法!茹で時間やアク抜き後の保存方法、アク抜きしないとどうなる?

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こんにゃくの簡単なアク抜き方法は主に「茹でる」「砂糖で揉む」「電子レンジ」の三種類があります。

こんにゃく粉とこんにゃく芋どちらを使うか、しらたきを麺の代わりにしたいかなど、使用用途によってそれぞれアク抜き出来る方法があるので便利です。

便秘改善や糖尿病などの予防が期待されているこんにゃく。

そのアク抜き方法について紹介していきます。

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こんにゃくのアク抜きをしないとどうなる?

こんにゃくはアク抜きをしてから調理するのが基本です。

でも、そのひと手間が面倒くさくて、やらずに済むならやりたくないですよね。

では、こんにゃくはアク抜きしなくても調理できるのでしょうか?

結論から言うと、「アク抜きはしたほうが良い」です。

そのままだと臭さとエグミがあり、食べたとき味に影響が出てしまいます。

アクの正体は、こんにゃくの原料であるこんにゃく芋に含まれている「シュウ酸カルシウム」と、凝固剤で使われる「水酸化カルシウム」です。

こんにゃくはアクを抜くことで美味しくなるだけでなく、元々の水分も抜けるので食感が良くなり味が染み込みやすくなります。

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茹でてアク抜きをする方法 茹で時間は何分?

アク抜きの方法一つ目は、茹でることです。

手順は以下の通りです。

  1. こんにゃくを食べたい大きさに切るか、スプーンでちぎります(ちぎった方が味がのりやすくなります)。
  2. ボウルにこんにゃくを入れ、塩大さじ1を全体に振りかけて軽く揉みます。
  3. そのまま5分間置きます。時間がない方は置かなくても大丈夫です。
  4. 鍋にお湯を入れて沸騰させたら、塩がついたままのこんにゃくを入れて2~3分茹でます。
  5. 茹で終わったらザルに入れて水を切り、そのまま調理に使ってください。

茹で時間は2~3分が好ましいです。

こんにゃくを茹ですぎると固くなってしまいます。

塩を使う理由は、より確実にエグミと臭みを取るためなので、出来ればやった方がいいですよ。

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こんにゃくのあく抜き 砂糖でする方法

アク抜きの方法二つ目は、砂糖を使うことです。

やり方は以下の通りになります。

  1. こんにゃくを流水でよく洗い、食べやすい大きさに切ります。
  2. ポリ袋にこんにゃくと砂糖(100gに対して5g)を入れて2~3分揉みこみます。
  3. 水分が出てくるので、こんにゃくの臭いが苦手な人は捨ててください。

そのあとの調理もポリ袋のままで出来ます。

ポリ袋にこんにゃくが浸るくらい醤油を入れて、冷蔵庫に3~6時間置いておくだけ。

味が自然に染み込んでいきます。

しらたきは3.のあと冷やすとコシが出て、そうめんのように食べられますよ。

茹でなくて良いのは手間がはぶけて便利ですよね。

塩茹でだと塩分がついて気になってしまうという方はこちらを試してみてはいかがでしょうか?

ただし注意として、砂糖でアク抜きできるのは「こんにゃく粉」のみです。

「こんにゃく芋」は茹でなければならない場合があるので、必ず説明書きを読んでくださいね。

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こんにゃくのアク抜き 電子レンジを使う方法

アク抜きの方法三つ目は、電子レンジを使うことです。

やり方は以下の通りになります。

  1. 茹でる方法と同じくに塩揉みをします。
  2. 軽くゆすいだら、ボウルにこんにゃくがかぶるくらいの水を入れて、ラップをしないで500wレンジで100gにつき2分温めます。
  3. やけどに気を付けながらこんにゃくを水で洗います。

これならわざわざ茹でずに簡単にアク抜きできますよね。

鍋を使わないので洗い物が少なく済むのはありがたいです。

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アク抜き後のこんにゃくの保存方法

意外と1枚の量が多いこんにゃく。

アク抜きしたのは良いけれど、使い切れず余ってしまった…なんてことがありますよね。

そういった場合は次に使うまで保存しておきたいところですが、一体どのようにすれば良いのでしょうか?

実は茹で汁と一緒に冷蔵庫に入れることで保存が可能なのです。

ただし、一度開封してしまえば痛みも早いので、なるべく早く使い切ってくださいね。

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こんにゃくのアク抜き

こんにゃくのアク抜きを簡単にする方法として、「茹でる」「砂糖で揉む」「電子レンジ」の三種類をご紹介しました。

これを知っていれば、「とにかく早く調理したい!」という方はこんにゃく粉原料のものを使って砂糖でアク抜きをしたり、「こんにゃく芋を食べたい」という方は電子レンジで手早くアク抜きしたり、それぞれ使用用途によって使い分けが出来ますよね。

しかし「アク抜きすること自体が面倒だ」という方もいらっしゃると思います。

そんな方には「アク抜き不要のこんにゃく」をお勧めします。

すでにアク抜き済なので、これなら時間も手間もかかりませんよね。

ぜひ自分に合ったアク抜き方法でこんにゃくを調理してみてくださいね。

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