あさり料理といえば、あさりの酒蒸しですよね。
あの酒蒸しをした時に出る残り汁が余ったら捨ててはいませんか?
あさりの旨みが凝縮された残り汁を捨てるなんてもったいないですよ。
あさりの酒蒸しした時に出る残り汁は良い出汁になって、リメイク料理にはもってこいなんです。
あさりの酒蒸しの残り汁でできるリメイク料理をいくつか紹介しますので、参考にしてみて下さいね。
あさりの酒蒸しの残り汁で雑炊の作り方
酒蒸しの残り汁で、一番に思いつくのが雑炊やリゾットですよね。
簡単に作れる雑炊の作り方を紹介しますね。
材料(2人分)
- あさりの酒蒸しの残り汁…残った分だけ
- ご飯…茶碗2杯
- 長ネギ…好みで
- 卵…1個
- 水…400㏄くらい
- 薄口しょうゆ…少々
作り方
- 鍋にあさりの酒蒸しの残り汁と水、ご飯を入れて弱火で火をかけます
- 薄口しょうゆを少々(小さじ1程度)と長ネギを入れ軽く混ぜます
- 卵を溶いて回し入れ1分くらいして出来上がりです
あさりの酒蒸しの塩分によって、お水の量や醤油の量は調整してくださいね。
あさりの酒蒸しの汁の中には、あさりのエキスと旨味がギュッと凝縮されています。かつおだしや昆布だしとはまた違った美味しさを味わうことができますよ。
あさりの酒蒸しの残り汁で炊き込みご飯の作り方
あさりの旨みがたっぷりの炊き込みご飯も美味しいですよ。
材料(2合分)
- お米…2合
- あさりの酒蒸しの残り汁…残った分だけ
- 人参…少々
- 油揚げ…1枚
- 顆粒だし(和風)…小さじ1/2
- 薄口しょうゆ…大さじ1
- みりん…大さじ1
残り汁に塩分が多い場合は、顆粒だしや醤油の量を少なくしてくださいね。
作り方
- お米を研いでザルに上げておきます
- 人参はみじん切りまたは千切りにし、油揚げも細かく切ります
- 炊飯器に研いだお米、あさりの酒蒸しの残り汁を入れ、2合分の残りの分の水を入れます
- 人参と油揚げもいれ、だし・薄口しょうゆ・みりんを加え、炊飯器のスイッチを入れます
- 炊きあがったら底から混ぜて出来上がりです
あさりの旨みを生かすために材料はシンプルにしましたが、好みの具材を使って作ってみるのもいいですね。
あさりの酒蒸しの残り汁でクラムチャウダーの作り方
あさりの酒蒸しの残り汁で作るクラムチャウダーも美味しいんですよ。
新たにあさりを加えなくても、旨みをたっぷり味わえます。
材料(2人分)
- あさりの酒蒸しの残り汁…残った分だけ
- 水…200㏄
- 玉ねぎ…1/2個
- 人参…1/2本
- じゃがいも…中2個
- 好みのきのこ…適量(例:しめじなら房の半分)
- ベーコン…2~3枚
- 牛乳…200㏄
- 薄力粉…大さじ2
- バター…適量
- 塩コショウ…少々
作り方
- 野菜をだいたい1㎝角、ベーコンを1㎝の細切りに切ります
- 鍋にバターを入れ、野菜とベーコンを弱火でじっくり炒め、小麦粉を少しずつ加えながら炒めます
- 火が通ったら水200㏄とあさりの酒蒸しの残り汁を入れます
- グツグツしてきたら牛乳を加えひと煮立ちさせ、塩コショウで味を調えたら出来上がりです
具材は好みのもので調節して下さい。
あさりの酒蒸しの残り汁が少ない場合は、味が薄いかもしれませんので、その時はコンソメを加えるといいですよ。
また、小麦粉を加える時はダマにならないように少しずつ加えるようにして下さいね。
あさりの酒蒸しの残り汁の保存方法と保存できる期間
あさりの酒蒸しを作ったら、あさりはその日のうちに食べきるのが理想です。
冷蔵庫で保存しても、もってせいぜい2日ですので、翌日でも変な臭いがする場合は食べないようにしましょう。
残り汁も冷蔵保存の場合だと、翌日には使い切るようにして下さい。
次の日にリメイク料理として使う予定がある場合は、タッパーなどの密封容器に入れて冷蔵保存します。
すぐに使わない場合は、冷凍保存袋に入れて冷凍保存しておきましょう。
冷凍保存なら1ヶ月程度はもちますので、残り汁も捨てずにリメイク料理に使って下さいね。
あさりの酒蒸しの残り汁でアレンジレシピ まとめ
あさりの酒蒸しをしたら、微妙に残ってしまう残り汁。
あさりのエキスや旨味がたっぷり詰まっていて、捨てるのはもったいないので、他の料理としてリメイク料理にしちゃいましょう。
今回紹介した雑炊・炊き込みご飯・クラムチャウダーの他にも、パスタやリゾットにも使うことができますし、簡単なものだと味噌汁にも使えます。
残り汁でも素敵な料理に変身しますよ。