もやしはお手ごろ価格なので、ついつい買ってきて冷蔵庫に入れておいたら傷んでしまったということってありますよね。
冷蔵庫の野菜室ではあまり長期間保存ができないもやしですが、実は冷凍庫で冷凍保存をすることができるんですよ。
もやしの冷凍保存の仕方や、冷凍したもやしの調理方法、冷凍庫でどのくらい保存できるか?など、もやしの冷凍方法についてまとめました。
もやしが余ってしまったり、買ってきたけどすぐに使う予定がないというときは、ぜひもやしの冷凍保存に挑戦してみてくださいね。
もやしの冷凍は袋のままで大丈夫?
もやしは買ってきたときの袋のままでも冷凍することはできます。
特にもやしのシャキッとした食感を残したい時は、未開封の袋ごと冷凍する方法が一番です。
もやしを洗ったり茹でてから冷凍すると、いくら水を切っても水分を含んだまま冷凍されるので、解凍したときにシナっとしたもやしになってしまいます。
茹でて冷凍する場合は、熱湯消毒した状態になるので劣化を防止することができます。
解凍後の調理方法に合ったやり方でもやしを冷凍してくださいね。
袋のままもやしを冷凍する場合は、袋に爪楊枝などで小さな穴を開けておきましょう。
そうすることによって、もやしの鮮度をあまり落とさずに冷凍できます。
そしてできるだけ平らにしてから冷凍して下さいね。
もやしを冷凍したときの解凍方法
冷凍したもやしは、凍ったまま調理します。
凍ったもやしを自然解凍や流水で解凍してしまうと、食感が悪くなってしまいます。
また、もやし特有の臭みが強く出てしまいますので、冷凍したもやしは解凍せずにそのまま調理に使って下さい。
お鍋やフライパンに凍ったままのもやしを、そのまま入れることができるので、調理も楽ですね。
冷凍したもやしは、生のもやしよりも食感が劣ります。
冷凍もやしを使って料理する時は、食感が気にならないスープや炒めものにするといいですよ。
もやしを冷凍庫での賞味期限
冷凍保存してあるもやしの賞味期限は1ヶ月が目安と言われています。
もやしそのものに水分が多く、冷凍の期間が長くなれば長くなるほど食感が悪くなってしまいますし、もやし特有の臭みが出てきてしまいます。
冷凍保存の目安は1ヶ月と言われていますが、美味しくいただくためにも、できれば2~3週間の間に食べきるようにしたほうがいいでしょう。
もやしは傷むのが早いので冷蔵庫の野菜室では2~3日しか日持ちしませんが、冷凍することで長くなります。
もやしを買ってきたけど、献立の予定が変わってしまってすぐに使わないというときは、もやしが新鮮なうちに冷凍庫に入れて冷凍保存することがおすすめです。
冷凍したもやしの臭いの原因と対処法
もやしは特有の臭みがありますよね。
冷凍するとその臭みが更に強くなることもあります。
あの、もやし特有の臭いの原因は、もやしのヒゲなんですよ。
ですので、最初から冷凍するつもりで購入する場合は、ヒゲのついていないもやしを購入するといいですね。
すぐに使うつもりで買ってきたもやしがヒゲ付きだったけど、余ってしまったから冷凍しよう!と思った場合は、一度軽く水洗いをして、しっかり水を切ってから冷凍すると臭いも軽減します。
水洗いしたもやしは、水気を切って冷凍保存袋などの密封容器に入れて冷凍しましょう。
私はヒゲ付きのもやしを冷凍する時は、臭みを取るために一度サッと水洗いした時にヒゲを取ってから密封容器に冷凍しています。
しかし、水洗いをして冷凍すると、シナっとした食感になってしまいますので、水洗いした場合はスープなどのシナシナしても大丈夫なメニューをおすすめします。
もやしの冷凍保存 まとめ
もやしが冷凍できる野菜ということを、まだ知らない人もたくさんいると思います。
もやしはお値段も手ごろで家計に優しい食材なので、しばらく買い物の予定がないと買いだめしておきたくなりますよね。
私ももやしが冷凍できるということをまだ知らない時に、沢山もやしを買って野菜室で腐らせてしまったことが何度かあります。
家計に優しいどころか、とてももったいないことをしていますよね。
冷凍保存したら何となく安心してしまい、食べるのが先延ばしになってしまいがちですが、冷凍保存の場合でも2~3週間で食べきるようにして下さいね。
